一坂太郎
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一坂 太郎(いちさか たろう、1966年11月3日[1]- )は、日本の歴史学者。元東行記念館副館長・学芸員。主に長州・周防維新史を中心に研究執筆している。
兵庫県芦屋市出身[2][3]。大正大学文学部史学科卒業[2]。1995年山口県ふるさとづくり功労賞受賞。日本文芸家協会員、国際日本文化研究センター共同研究員(平成30年度)、萩博物館特別学芸員[2][3]、防府天満宮歴史館顧問[2]、至誠館大学特任教授[2](2007年4月~2019年3月)、春風文庫主宰などを歴任した。
著書
[編集]- 『高杉晋作の手紙』日本手紙叢書(新人物往来社)1992。講談社学術文庫 2011
- 『写真集奇兵隊』(奇兵隊士研究所)1993
- 『吉田松陰門下生の遺文 襖の下から幕末志士の手紙が出た』(世論時報社)1994
- 『久坂玄瑞遺墨』(東行庵)
- 『高杉晋作漢詩改作の謎』(世論時報社)1995
- 『龍馬が愛した下関』(新人物往来社)1995
- 『奇兵隊および諸隊士検証墓地』(東行庵)1996
- 『防長戊辰掃苔録』(東行庵)1997
- 『史料赤禰武人』(東行庵)
- 『竜馬がゆく読本』(世論時報社)1997
- 『奇兵隊文書』(東行庵)
- 『東京の中の防長』(山口県)
- 『晋作語録』(山口新聞社)2000
- 『高杉晋作探究』(春風文庫)
- 『防長の隠れた「偉人」たち』(山口銀行厚生会)2002
- 『高杉晋作』(文春新書)2002
- 『長州奇兵隊 勝者のなかの敗者たち』(中公新書)2002
- 『高杉晋作を歩く』(山と溪谷社)2002
- 『坂本龍馬を歩く』(山と溪谷社)
- 『幕末歴史散歩 東京篇』(中公新書)2004
- 『松陰と晋作の志 捨て身の変革者』(ベスト新書)2005
- 『幕末歴史散歩 京阪神篇』(中公新書)2005
- 『九州西国観音霊場巡礼の旅』小島義秀 写真(山と溪谷社)2007
- 『カラー版東海道新幹線歴史散歩 車窓から愉しむ歴史の宝庫』(中公新書)2007
- 『クロニクル高杉晋作の29年』新人物往来社 2008 『史伝吉田松陰』(学研M文庫、2010年)
- 『東京幕末維新を歩く旅 和宮、篤姫、勝海舟、龍馬等々…まちなか再発見の14コース』山と溪谷社 エコ旅ニッポン 2008
- 『高杉晋作こぼれ話』(春風文庫)
- 『高杉晋作100問100答』(萩ものがたり)
- 『萩と日露戦争』(萩ものがたり)
- 『萩の史碑』(萩ものがたり)
- 『松陰先生のことば』(萩ものがたり)
- 『ますらをたちの旅・長州ファイブ物語』(萩ものがたり)
- 『写真集桂小五郎』(萩ものがたり)
- 『若き日の伊藤博文』(萩ものがたり)2008
- 『幕末・英傑たちのヒーロー 靖国前史』(朝日新書、2008年)
- 『ひょうご幕末維新列伝』(神戸新聞出版文化センター)2008
- 『仁王 知られざる仏像の魅力』(中公新書、2009年)
- 『時代を拓いた師弟・吉田松陰の志』(第三文明社)2009
- 『わが夫坂本竜馬 おりょう聞書き』(朝日新書、2009年)
- 『木戸孝允「勤王の志士」の本音と建前』(山川出版社・日本史リブレット、2010年)
- 『幕末時代劇、主役たちの真実 ヒーローはこうやって作られた!』(講談社+α新書、2010年)
- 『高杉晋作の「革命日記」』(朝日新書、2010年)
- 『随想晋作と龍馬』(春風文庫、2010年)
- 『吉田栄太郎の幕末』(春風文庫、2011年)
- 『吉田稔麿の生涯 池田屋事変で散った松陰門下の逸材』(萩ものがたり、2012年)
- 『これだけは知っておきたい幕末・維新』(朝日新聞出版、2012年)
- 『奇兵隊士列伝』 萩ものがたり 2013
- 『司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像』集英社新書 2013
- 『山県有朋の「奇兵隊戦記」』洋泉社 歴史新書y 2013
- 『高杉晋作と諫早生二 「正義派」対「俗論党」秘話』萩ものがたり 2014
- 『高杉晋作と長州』(人をあるく)吉川弘文館、2014
- 『吉田稔麿 松陰の志を継いだ男』KADOKAWA 2014
- 『高杉晋作 情熱と挑戦の生涯』KADOKAWQA 2014
- 『吉田松陰-久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」』朝日新書 2015
- 『楠木正成公と吉田松陰』湊川神社 2015
- 『楫取素彦と吉田松陰の妹・文』(新人物文庫)KADOKAWA 2015
- 『高杉晋作考』春風文庫 2015
- 『福岡 地名の謎と歴史を訪ねて』ベスト新書 2016
- 『坂本龍馬を歩く』(ヤマケイ文庫)山と渓谷社 2016
- 『昭和史跡散歩 東京篇』(イースト新書)イースト・プレス 2016
- 『萩を歩く』ウエスト・パブリッシング 2017
- 『わが夫、高杉晋作』萩ものがたり 2017
- 『明治維新とは何だったのか』創元社 2017
- 『フカサクを観よ 深作欣二監督全映画ガイド』青志社 2018
- 『語り継がれた西郷どん』(朝日新書)朝日新聞出版 2018
- 『松陰神社ものがたり』松陰神社(東京) 2018
- 『吉田松陰190歳』青志社 2019
- 『久坂玄瑞』ミネルヴァ書房・ミネルヴァ日本評伝選 2019
- 『わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き』青志社 2019
- 『暗殺の幕末維新史-桜田門外の変から大久保利通暗殺まで』 中公新書 2020.11
- 『坂本龍馬と高杉晋作』(朝日新書)朝日新聞出版 2020.11
- 『楠公の遺志を継ぐ者たち』(湊川神社) 2023
- 『暗殺の日本近現代史』 青志社 2023
- 『廣澤眞臣の生涯』春風文庫 2024年
共編著
[編集]- 『高杉晋作の日記 現代語訳』東行記念館 1996
- 『高杉晋作・奇兵隊関係文献目録』編 東行庵 1997
- 『定本奇兵隊日記・人名索引 修訂版』編 マツノ書店 1999
- 『高杉晋作史料』全3冊 編 田村哲夫校訂 マツノ書店 2002
- 『久保松太郎日記』蔵本朋依共編 マツノ書店 2004
- 『会津と長州、幕末維新の光と闇』星亮一共著 講談社 2009
- 『日本史「宿敵」26番勝負』関裕二・後藤寿一共著 宝島sugoi文庫 2009
- 『江戸時代265年ニュース事典』山本博文監修 蒲生眞紗雄・後藤寿一共著 柏書房 2012
- 『吉田年麻呂史料』道迫真吾共編 マツノ書店 2012
- 『久坂玄瑞史料』マツノ書店 2018
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002年
- ^ a b c d e “一坂 太郎(イチサカ タロウ)”. www.yoshikawa-k.co.jp. 吉川弘文館. 2024年1月25日閲覧。
- ^ a b “[道あり]歴史研究家 一坂太郎さん<1>志士の史料 書籍化100冊”. 読売新聞オンライン. 読売新聞社 (2022年2月8日). 2024年1月24日閲覧。