一杯のコーヒーから
表示
本作の詞・曲は著作権の保護期間中のため、日本国著作権法第32条および米国著作権法第107条によりフェアユースと認められる形式の引用を除き、ウィキペディアへの掲載は著作権侵害となります。また、演奏などの著作隣接権についても注意ください。 歌詞全文はTemplate:歌ネットやTemplate:Genius songを使用した外部リンクにより合法的な参照が可能です。 |
一杯のコーヒーから(いっぱいのコーヒーから)は、1939年(昭和14年)3月20日にコロムビアレコードから発売された流行歌。
解説
[編集]作詞は藤浦洸で、作曲は服部良一。歌は霧島昇とミス・コロムビア。
作詞した藤浦洸は、お酒が飲めないコーヒー党であった。一方、作曲した服部はお酒好きなビール党で、当初この曲のタイトルは「一杯のビールから」というタイトルであった。そこで、お酒の飲めない藤浦は「一杯のコーヒーから」と直してしまったという裏話が残っている。曲調は、この時代には珍しくジャズ調のモダンな歌である。
ちなみに、この当時のコーヒー一杯の価格は15銭であった。
ラジオ番組「こんにちは青空たのしです」のテーマ曲でもある。
LP『霧島昇 不滅の歌声』(NZ-7021〜3)に収録された霧島昇による1975年録音版では、歌詞の「ジャバ娘」を「ジャワ娘」と歌いなおしている[1]。
カヴァー
[編集]- 1974年、雪村いずみがアルバム『スーパー・ジェネレイション』にてカバーした。
- 1985年、鹿取容子が『昭和ラプソディ('85)』にてカヴァーした。
- 1997年、由紀さおり&安田祥子がアルバム『歌・うた・唄 Vol.2 スタンダード日本1』にてカバーした。
- 2006年、川中美幸がアルバム『川中美幸 服部良一を唄う』にてカバーした。
- 2007年、さだまさしが、アルバム『服部良一 〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜』にてカヴァーした。
- 2007年、岡幸二郎がアルバム『服部良一の世界』にてカバーした。
- 2011年、Eテレの子供向け教養番組「フックブックロー」でカヴァーされる。ちなみにこの番組の音楽を手掛けているのは、作曲者の服部良一の孫にあたる服部隆之である。
- 2012年、氷川きよしがアルバム『氷川きよし・演歌名曲コレクション16〜櫻〜』にてカバーした。
- 2014年、八代亜紀が『決定盤トップスター昭和名曲大全集 戦前編2』にてカヴァーした。
- 2015年、東京大衆歌謡楽団がアルバム『街角の心』にてカバーした。
脚注
[編集]- ^ CD『決定盤 昭和の大ヒット大全集(上)』(日本コロムビア COCP-33813〜5)付属ブックレットより