三井造船千葉機工エンジニアリング
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三井造船千葉機工エンジニアリング(みついぞうせんちばきこうエンジニアリング)は、かつて存在した三井E&Sホールディングス(旧・三井造船)の造船部門の子会社。
三井造船千葉事業所(千葉県市原市)内に置かれ、造船部門の補完工事の他に、鋼構造物、橋梁、配管や遊戯装置の製作、メンテナンス工事を主な業務としていた。
2017年4月1日をもって、三井造船特機エンジニアリング株式会社と経営統合された。なお三井造船は、千葉事業所では主に大型商船の建造を行っていたが、2020年2月、商船建造を2020年度末で終了すると発表した[1]。
沿革
[編集]- 1968年(昭和43年)3月 - 東洋鉄構株式会社として発足。
- 1990年(平成2年)
- 1月 - 三造機工株式会社と合併、社名を三井造船千葉機工に改称。
- 7月 - 三造パイプ工業株式会社と合併。
- 1994年(平成6年)4月 - 三井造船千葉機工エンジニアリングに改称。
- 2007年(平成19年)10月 - 創原重機株式会社と合併。
- 2017年(平成29年)4月 - MES特機と統合し、社名を三井造船特機エンジニアリングに改称[2]。
会社概要
[編集]- 主な事業内容
- 千葉造船所向け鋼構造ブロック、配管の製作
- 造船設計
- 大型鋼構造物の製作
- 橋梁製作
- 建築構造用鋼管柱の製作
- 遊戯施設用構造物の製作、メンテナンス
- 燃料貨物車用ガソリンタンクの製作
- 鉄道駅ホームドア設置工事
- 水中ロボットによる点検保守工事
- 従業員数 約200名
- 歴代社長
- 山本俊一 1973年 - 1978年
- 瀧澤宗人 1979年
- 池内雷三 1980年 - 1985年
- 成瀬耕一 1986年 - 1988年
- 岩崎達人 1989年 - 1992年
- 福島治雄 1993年
- 斎藤恒久 1994年 - 1998年
- 山口秀夫 1999年 - 2006年
- 荒木進 2007年 - 2011年
- 小林雅志 2012年 - 2016年
脚注
[編集]- ^ “千葉造船工場での新造船事業を終了”. 2020年10月閲覧。
- ^ “プレスリリース(2017) - 玉野事業所および千葉事業所の機能分担子会社を合併”. 2020年10月閲覧。
参考文献
[編集]- 三井造船(編)「三井造船株式会社100年史」、三井造船株式会社、2017年