三友仁志
三友 仁志(みとも ひとし、1956年 - )は、日本の情報学者。学位は、博士(工学) (豊橋技術科学大学・論文博士・1992年)。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科長・教授、早稲田大学デジタル・ソサエティ研究所長。情報通信学会会長。
人物・経歴
[編集]神奈川県生まれ[1]。1979年横浜国立大学経営学部会計学科卒業。筑波大学大学院環境科学研究科環境科学専攻修士課程修了後、1986年日本学術振興会特別研究員。1987年筑波大学大学院社会工学研究科博士課程単位取得満期退学[2][3]。1988年名古屋商科大学専任講師[3]。1992年豊橋技術科学大学より博士(工学)の学位を取得[4]、日本地域学会奨励賞受賞[3]。
1992年専修大学商学部助教授[5]。1998年専修大学商学部教授。1999年郵政省郵政研究所特別研究官[3]。2000年早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授[5]。2001年早稲田大学プロジェクト研究所所長。2003年国土交通省国土審議会専門委員。2004年総務省情報通信審議会専門委員[3]。
2006年ITヘルスケア学会会長[6]。2007年ストックホルム商科大学客員教授。2008年日本地域学会論文賞受賞。2009年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。同年情報通信月間推進協議会会長表彰情報通信功績賞受賞。2012年電波の日総務大臣表彰受賞[5]。2016年早稲田大学デジタル・ソサエティ研究所長[3]。
2019年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科長[7]、情報通信学会会長[8]。総務省情報通信行政・郵政行政審議会委員、International Telecommunications Society副会長[1]、内閣府高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部委員なども務めた[5]。
著書
[編集]- 『通話の経済分析 : 外部性と料金の理論』日本評論社 1995年
- 『テレワーク社会 : 導入マニュアル・ワークシート付き』(編著)NTT出版 1997年
- 『マルチメディア経済』(編著)文眞堂 1998年
- 『大災害と情報・メディア : レジリエンスの向上と地域社会の再興に向けて』(編著)勁草書房 2019年
脚注
[編集]- ^ a b 「地域情報化アドバイザープロフィール 」国地域情報化推進協会(略称 APPLIC)
- ^ 「三友 仁志」勁草書房
- ^ a b c d e f 「ミトモ ヒトシ 三友 仁志 職名 教授 (https://researchmap.jp/read0025975/) 所属 (大学院アジア太平洋研究科)」早稲田大学
- ^ 需要の外部性を考慮に入れた情報通信サービスの最適供給に関する研究 三友, 仁志, 1956- ミトモ, ヒトシCiNii
- ^ a b c d 三友 仁志(MITOMO Hitoshi)早稲田大学
- ^ ITヘルスケア学会 開設記念シンポジウム テーマ 「これからの幸せに生かす IT とは」
- ^ 「Message From Dean 研究科長挨拶 アジア太平洋地域における新たな価値の創造をめざして 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 研究科長・教授 三友仁志」
- ^ 会長あいさつ情報通信学会
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