三島食品
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広島本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒730-8661 広島県広島市中区南吉島2丁目1番53号 |
設立 |
2016年1月 (創業は1949年1月) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 3240001048689 |
事業内容 | ふりかけ、混ぜご飯素材、調味料等の製造および販売 |
代表者 |
代表取締役会長 三島豊 代表取締役社長 末貞操 |
資本金 | 9000万円 |
売上高 | 143億円 |
従業員数 | 420名(2021年1月) |
主要株主 | 株式会社ミシマホールディングス |
主要子会社 |
Mishima Foods U.S.A. Inc.(米国) 大連三島食品有限公司(中国) |
外部リンク | https://www.mishima.co.jp/ |
三島食品株式会社(みしましょくひん、英: Mishima Foods Co., Ltd.)は、日本の食品メーカー。
概要
[編集]ふりかけをメインに混ぜごはんの素、レトルト食品、調味料類を製造、販売しており、ふりかけでは業務用でトップシェアを、消費者向けでも上位を占める。
なかでも、ゆかり(登録商標[1])という商品名の赤じそのふりかけは、多くのスーパーマーケット、食料品店で取り扱われている。
海外展開も行っており、1998年(昭和63年)にはアメリカ西海岸にMishima Foods U.S.A. Inc.を、1990年(平成2年)には中国に大連三島食品有限公司を、また1996年(平成8年)にはアムステルダム事務所を開設している。
また、グループ会社がゴルフ練習場やボウリング場を有するスポーツ施設 ミスズガーデンを運営している。
かつて、惣菜や弁当の製造販売事業として1970年(昭和45年)7月に「サラヤ惣菜事業部」を新設(のちに分社化)し、「サラヤのむすび」の名称で日本各地で展開していた。各地の主要道路沿いにオレンジと緑の鮮やかな色彩の小さな販売店を設置していたが、2001年(平成13年)9月に子会社が閉鎖され、撤退した。なお、洗剤メーカーのサラヤとは一切関係ない。
沿革
[編集]- 1949年(昭和24年)1月 - 三島哲男が広島市舟入南町で三島商店として創業
- 1953年(昭和28年)- 株式会社三島商店に法人改組。
- 1961年(昭和36年)- 社名を三島食品株式会社に変更
- 1966年(昭和41年)- 本社工場増築、生産設備を一元化
- 1970年(昭和45年)- サラヤ惣菜事業部を新設
- 1972年(昭和47年)- ミスズガーデン開業
- 1974年(昭和49年)- サラヤ惣菜事業部を分離し、株式会社サラヤを設立
- 1980年(昭和55年)- 関東工場完成
- 1988年(昭和63年)- 米国にMishima Foods U.S.A. Inc.を設立
- 1990年(平成2年) - 中国に大連三島食品有限公司を設立
- 1991年(平成3年) - 三島食品資料館「楠苑」完成
- 1996年(平成8年) - シンボルマークを一新
- 1996年(平成8年) - オランダにアムステルダム事務所を開設
- 1999年(平成11年)- 大連三島食品有限公司 ISO9001を取得
- 2001年(平成13年)- 株式会社サラヤを閉鎖
- 2001年(平成13年)- 広島本社、工場 ISO14001を取得
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 4月 - 三島豊が代表取締役会長就任。末貞操が代表取締役社長就任。
- 7月 - 広島工場・観音工場FSSC22000認証取得。
- 12月 - 関東工場FSSC22000認証取得。
- 2018年(平成30年)
- 1月 - 大連三島食品有限公司BRC認証取得(英国小売業協会)
- 2018年(平成30年)
- 4月 - 有限会社楠振興を株式会社ミシマホールディングスの子会社とする。
- 2019年(令和元年)8月 - 有限会社楠振興を株式会社楠振興へ組織変更
事業所
[編集]- 広島本社・工場
- 東京本社
- 坂戸工場
- 観音工場
- 広島県広島市西区観音新町3丁目10-7
- 支店
- 東京、東北、関東、名古屋、大阪、中四国、九州
- 営業所
- 札幌、金沢
三島食品資料館「楠苑」
[編集]三島食品資料館楠苑(くすのきえん)は、ふりかけ類や三島食品の関係資料を保存展示する資料館。三島食品が運営する。1991年完成。
- 所在地:広島県山県郡北広島町有田3436
- アクセス:中国自動車道千代田インターチェンジから約2分
取扱商品
[編集]- ふりかけ(瀬戸風味、かつおみりん、海苔香味など)
- お茶漬(広島菜茶漬など)
- 青のり - スジアオノリを原材料にした商品。2020年7月から2021年10月まで原材料不足により販売休止。
- あおのり - ウスバアオノリ・ヒラアオノリを原材料にした商品。青のりの休売に伴い2020年7月から販売[3]していたが、青のりの販売再開に伴い製造中止、終売予定。
- 混ぜごはんの素(菜めしなど)
- 調味料(うどんスープなど)
主要関連会社
[編集]- ミスズガーデン株式会社(ゴルフ練習場・ボウリング場・卓球場)
- Mishima Foods U.S.A. Inc.(米国)
- 大連三島食品有限公司(中国)
テレビ番組
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 イノベーションを生み出す! "変な会社"の驚きサバイバル術(2021年9月30日、テレビ東京)- 三島食品 会長 三島豊出演[8]。
脚注
[編集]- ^ 「ゆかり」の商標は1960年に中埜酢店(現ミツカングループ)が商標権を取得したものを許諾を得て使用していたが、1999年に同社から商標権を譲り受け、今日では当社が商標権を保持している。[1]
- ^ ふりかけ「ゆかり」製造元創業者の三島哲男氏死去 産経ビズ、2022年6月12日閲覧
- ^ 「青のりファンのみなさまへ」三島食品が新商品に異例のメッセージ - withnews(朝日新聞社) 2020年7月21日
- ^ “売れっ子になった「ひろし」誰なのか SNSで話題、三島食品が託した重大ミッション【イラスト解説】”. 中國新聞デジタル (2021年7月4日). 2021年7月16日閲覧。
- ^ “新顔「ひろし」バズる 年間目標2か月で到達 三島食品”. 食品新聞 (2021年4月21日). 2021年4月28日閲覧。
- ^ “売り切れ続出で入手困難! 「ゆかり」でおなじみ三島食品の広島菜ふりかけ「ひろし」を買ってみた”. 食楽web (2021年4月11日). 2021年4月16日閲覧。
- ^ “名前みたい? 新商品「鮭ひろし」です。 三島食品”. 食品新聞. 食品新聞社 (2023年8月18日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ イノベーションを生み出す! "変な会社"の驚きサバイバル術 - テレビ東京 2021年9月30日