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三愛オブリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三愛オブリ株式会社
SAN-AI OBBLI CO.,LTD.
本店(品川区)
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 8097
1963年1月23日上場
略称 Obbli
本社所在地 日本の旗 日本
100-8154
東京都千代田区大手町二丁目3番2号 大手町プレイスイーストタワー
本店所在地 140-0011
東京都品川区東大井五丁目22番5号
設立 1952年(昭和27年)6月9日
業種 卸売業
法人番号 2010701003604 ウィキデータを編集
事業内容 石油製品の販売、航空機への給油、不動産の賃貸
代表者 代表取締役会長 金田 凖
代表取締役社長 隼田 洋
資本金 101億2,715万円
発行済株式総数 7100万株
売上高 連結:7,466億円
単体:2,056億円
(2016年3月期)
純資産 連結:769億円
単体:636億円
(2016年3月期)
総資産 連結:1,801億円
単体:1,134億円
(2016年3月期)
従業員数 連結:1,957人、単体:409 人
(2022年3月末現在)
決算期 3月31日
主要株主 公益財団法人新技術開発財団 11.67%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(三井住友信託銀行再信託分・株式会社リコー退職給付信託口) 8.17%
株式会社リコー 4.74%
(2016年3月末現在)
主要子会社 キグナス石油株式会社 80%
関係する人物 市村清
外部リンク https://www.san-ai-obbli.com/
特記事項:三愛会常任理事
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三愛オブリ株式会社(さんあいオブリ、: SAN-AI OBBLI CO.,LTD.)は、石油製品・液化石油ガスなどの販売、航空燃料の給油などを行っているリコー三愛グループ企業である。2022年3月までの商号は三愛石油株式会社(さんあいせきゆ、SAN-AI OIL CO.,LTD.)。

特色として羽田空港の給油業務を独占して行っており、中部国際空港などにも運営社員を置いている。グループ企業には、自社ブランド「Obbli(オブリ)」、出光興産(旧・昭和シェル石油)、ENEOSの特約店(ガソリンスタンド)などがある。ENEOS等の主な元売系の特約代理店(元売系ディーラー)の老舗でもある。傘下にキグナス石油がある。

主力製品・事業

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  • 石油製品の販売
  • LPガスの販売・天然ガスの供給
  • 化学品の研究開発、製造販売
  • 航空機への給油・給油施設の運営管理
  • 不動産の賃貸

主要事業所

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沿革

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主要関係会社

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国内グループ企業

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石油製品販売・受発注
LPガス販売
  • 三愛オブリガス東日本
  • 三愛オブリガス中国
  • 三愛オブリガス九州
  • 三愛オブリガス三神
  • 三愛オブリガス播州
LPガス配送
  • 中国三愛ガスサプライ
  • 三愛ガスサービス
  • 小倉エルピージー輸送
化学製品の製造・販売
  • 三愛理研 - 化学製品の製造・販売を行っている
航空燃料取扱
  • 三愛アビエーションサービス
  • 神戸空港給油施設
都市ガス・建設工事・保険代理業
  • 佐賀ガス - 佐賀市ガス局の民営化に伴い、佐賀市営ガス事業を譲受運営するため設立
  • 三愛オブリテック
  • ティー・アンド・ピー

エピソード

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  • 1966年(昭和41年)2月及び3月に立て続けに起こった航空事故では、穴守稲荷神社の旧「一の鳥居」が羽田空港に遺され放置されていることを取り上げ、その祟りであるかのような噂が流布した[3]。そのような中、「穴守稲荷神社を空港の中に祀らないと、事故がこれからも多発する」と訴える者が現れ、神社の復興を国会議員に陳情した。この陳情に「祟りはともかく、神社復興は必要だ。」と、当時の中村寅太運輸大臣瀬戸山三男建設大臣なども賛同し、大臣等を会長・顧問とした「穴守稲荷復元奉賛会」が設立された[4]。最終的には、空港内に穴守稲荷神社を復興する計画は頓挫したが、再建予定地とされた三愛石油株式会社が羽田事務所屋上に穴守稲荷大神を分霊した一祠を設けており[3][5]、現在でも羽田支社の上に祀られている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 株式会社ロジトライホールディングス(ミツウロコグループ)、ミライフ株式会社(シナネングループ)、三ッ輪産業株式会社、三愛石油株式会社、橋本ホールディングス株式会社の合弁[2]

出典

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  1. ^ 商号変更および定款一部変更に関するお知らせ”. 三愛石油株式会社. 2021年12月29日閲覧。
  2. ^ 会社分割(簡易新設分割)による子会社設立および子会社等の組織再編に関するお知らせ”. ミツウロコグループホールディングス. 2018年8月9日閲覧。
  3. ^ a b 『穴守稲荷神社史』穴守稲荷神社、2008年3月31日、124頁。 
  4. ^ 『日刊観光』日本観光新聞社、1966年3月25日。 
  5. ^ 大田区史編纂委員会『大田の史話』東京都大田区、1981年3月、330頁。 

外部リンク

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