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三森バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福島県道6号標識

三森バイパス(さんもりバイパス)は、福島県郡山市を通る福島県道6号郡山湖南線バイパス道路である。

概要

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郡山市中心部と郡山市湖南町との間にある三森峠を貫くバイパスであり、幅員狭小、急勾配、急カーブの続いていた県道の改良の為に事業化された。起点部から第1 - 第4工区に分けられ、1983年度より主要構造物となる三森トンネルを含む第2工区がまず事業化され、1993年に開通し、以後第3工区、第1工区第1期施工区間、第4工区が順次供用が開始され、2021年には最後の区間となる第1工区第2期施工区間が開通した。

沿革

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道路施設

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休石1号橋[4][5]
仮称三森1号橋。逢瀬町多田野にて一級水系阿武隈川水系逢瀬川支流多田野川を渡る。バイパス整備に伴い地域活力基盤創造事業として建設された。総工費は3億8500万円[6]
逢瀬第1トンネル[4][5]
  • 全長:397.0 m
  • 幅員:6.0(7.0) m
  • 有効高:4.7 m
  • 工法:NATM工法(上下半交互並進ショートベンチ工法・補助ベンチ付き全断面工法・発破掘削方式)
  • 施工:佐藤・昭和特定建設工事共同企業体
逢瀬町多田野に位置する。道路橋りょう整備事業として2013年度より建設された。総工費は11億9000万円の予定[7]
休石2号橋[4][5]
逢瀬町多田野にて一級水系阿武隈川水系逢瀬川支流多田野川の支川を渡る。
逢瀬第2トンネル[4][5]
  • 全長:149.0 m
  • 幅員:6.0(7.0) m
  • 有効高:4.7 m
  • 工法:NATM工法(上半先進ショートベンチカット(上下半同時並進)工法・機械掘削方式)
  • 施工:昭和建設工業
逢瀬町多田野に位置する。道路橋りょう整備事業として2012年度より建設された。総工費は4億2700万円の予定[7]
休石3号橋[4][5]
  • 全長:174.0 m
  • 形式:3径間PC連続ラーメン箱桁橋
逢瀬町多田野にて一級水系阿武隈川水系逢瀬川支流多田野川を渡る。
多田野大橋(多田野川 逢瀬町多田野)
多田野トンネル
三森大橋(多田野川 逢瀬町多田野)
逢瀬町多田野に位置にて一級水系阿武隈川水系逢瀬川支流多田野川を渡る。当バイパス建設の一環として1983年度より事業着手された。総工費は7億8100万円[10]
三森トンネル
神代橋
湖南町舟津から湖南町中野字砂ケ淵に至り、一級水系阿賀野川水系舟津川支流中川を渡る。建設時は湖南第1橋の仮称であった。総工費は8100万円[11]
神代下橋
湖南町中野字砂ケ淵から湖南町舘字入辰目に跨り、一級水系阿賀野川水系舟津川支流中川を再び渡る。総工費は5100万円[6]

脚注

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  1. ^ a b 福島県の土木行政のあゆみ - 福島県建設業協会
  2. ^ 県道郡山湖南線 三森4工区の部分開通について
  3. ^ 主要地方道 郡山湖南線三森I工区を供用開始します。” (PDF). 福島県 (2021年11月17日). 2021年11月28日閲覧。
  4. ^ a b c d e 郡山湖南線三森工区進捗状況” (PDF). 福島県. 2021年11月28日閲覧。
  5. ^ a b c d e 郡山湖南線 三森Ⅰ工区の道路改良工事について” (PDF). 福島県. 2021年11月28日閲覧。
  6. ^ a b 福島県の橋梁 平成25年度版 (PDF) - 福島県土木部
  7. ^ a b 福島県のトンネル 県中建設事務所 - 福島県土木部
  8. ^ 橋梁年鑑 多田野大橋詳細 - 日本橋梁建設協会
  9. ^ 橋梁年鑑 三森大橋詳細 - 日本橋梁建設協会
  10. ^ 福島県の橋梁 平成10年度版 - 福島県土木部
  11. ^ 福島県の橋梁 平成23年度版 (PDF) - 福島県土木部