三毛猫ホームズと愛の花束
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『三毛猫ホームズと愛の花束』(みけねこホームズとあいのはなたば)は、日本の小説家赤川次郎によって1992年に発表された三毛猫ホームズシリーズの短編集である。
あらすじ
[編集]結婚相談所のKブライダルセンターに、「貴社の仕事は、神聖なる愛を冒涜する、恥ずべき行為です。」という脅迫状が届いた。そして、その直後、センターで働くOLが一人射殺された。そして、その死体の上には、花束が置いてあったのである。その後、片山義太郎は、上司の命令と本人の希望で、石津の反対を押し切り、妹の晴美をKブライダルセンターが主催するお見合いパーティーに出席させる。だが、そこに凶悪な男が乱入した。さらに、義太郎は、孫をたぶらかした、と追い掛け回されるはめに。
登場人物
[編集]収録作品
[編集]- 三毛猫ホームズの名騎手(初出『小説宝石』1987年3月号)
- 三毛猫ホームズの夜ふかし(初出『小説宝石』1987年5月号)
- 三毛猫ホームズの幽霊城主(初出『別冊小説宝石』1987年9月号)
- 三毛猫ホームズと愛の花束(初出『小説宝石』1987年11月号)
書誌情報
[編集]- 『三毛猫ホームズと愛の花束』(光文社 カッパノベルス、1988年1月25日) ISBN 4-334-02739-3
- 『三毛猫ホームズと愛の花束』(光文社 光文社文庫、1991年4月20日) ISBN 978-4-334-71308-9
- 『三毛猫ホームズと愛の花束』(角川書店 角川文庫、1992年3月25日) ISBN 4-04-149795-7
その他
[編集]- 「三毛猫ホームズの幽霊城主」はOVA化している。
→「三毛猫ホームズシリーズ#OVA」を参照