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三菱電機ロジスティクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三菱電機 > 三菱電機グループ > 三菱電機ロジスティクス
三菱電機ロジスティクス株式会社
Mitsubishi Electric Logistics Corporation
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種類 株式会社
略称 MDロジス、三菱電機ロジ
本社所在地 日本の旗 日本
151-0073
東京都渋谷区笹塚2丁目1番6号
笹塚センタービル
設立 1958年7月1日
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 9011001025150 ウィキデータを編集
事業内容 ロジスティクス事業、輸配送事業、国際物流事業など
代表者 四方壽一(代表取締役社長
資本金 17億3500万円[1]
発行済株式総数 2200万株[2]
売上高 単独:943億3800万円
(2020年3月期)[1]
純利益 単独:31億9800万円
(2020年3月期)[2]
総資産 単独:589億3,900円
(2020年3月期) [2]
従業員数 連結:2,978名
単独:1,006名
(2020年4月1日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 三菱電機 97.9%[2]
外部リンク https://www.mdlogis.co.jp/
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三菱電機ロジスティクス株式会社(みつびしでんきロジスティクス、: Mitsubishi Electric Logistics Corporation)は、東京都渋谷区に本社を置く三菱電機グループの物流会社。三菱電機グループ内での略称は、MDロジス。

事業

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三菱電機グループ及び一般顧客より受託した電気、電子製品をはじめ、小物・軽量物から大物・重量物までと幅広い貨物の保管・荷役、包装、輸送・配送、搬入据付等の企業向け物流事業を国内外で展開している。
倉庫荷役および幹線輸送・配送サービスを担当するサービス子会社や物流情報システムの設計・開発を担当する子会社、また、中国・タイを中心に設立した海外現地法人、加えて同社グループ以外の一般物流企業との連携により、国内外の顧客企業の様々な物流ニーズに対応する事業を展開している。
包装サービスでは、各種包装設計・試験装置等を保有する「包装技術センター」とパッケージエンジニアリング技術により、品質維持・向上、効率化等に向けた包装改善提案を推進している。2009年9月には、ISTA(国際安全輸送協会)「認定試験所」を取得した。
一方、環境保全活動にも力を入れており、環境方針を制定し「エコ・ロジスティクス活動」を展開。近年稼動した企業向け物流事業施設では、太陽光発電システムやLED照明等の導入を進めている。また、環境にやさしい車両の導入、トラック輸送から鉄道輸送等へのモーダルシフトを推進し、CO2排出量削減に努めている。また、同社の定めた運輸安全基本方針に基づく運輸安全マネジメント体制を構築し、輸送事故防止活動にも注力している。

2024年6月18日、セイノーホールディングスは同年10月1日付で本企業の株式のうち、議決権ベースで66.6%を取得し、連結子会社化すると発表した。三菱電機は引き続き33.4%を保有するとしている[3]。 社名は今後、変更する[4]

沿革

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  • 1959年4月 - 会社新発足(創立日)。
  • 1998年
    • 4月 -「菱電運輸株式会社」を「三菱電機ロジスティクス株式会社(略称「MDロジス」)」に社名変更。
    • 4月 - 中部ロジスティクスセンター本格稼働。
  • 2001年4月 - 家電リサイクル品の物流運営業務受託を開始。
  • 2003年10月 - 台湾に「菱電物流股份有限公司」を設立。
  • 2004年
    • 3月 - ISO14001認証全社取得。
    • 10月 - タイ王国に現地法人「MELCO LOGISTICS(THAILAND)CO.,LTD」設立。
  • 2006年
    • 8月 - 首都圏物流拠点を再編 北関東ロジスティクスセンター稼動。
    • 11月 - 香港に現地法人「MD LOGISTICS(HONG KONG)LIMITED」設立。
    • 12月 - 中国大連に現地法人「菱集国際貨運代理(大連)有限公司」設立。
  • 2007年11月 - 中国上海に現地法人「菱集国際貨運代理(上海)有限公司」設立。
  • 2012年
    • 6月 - 関東ロジスティクスセンター新1号棟建替え稼動。
    • 8月 - 包装技術センター「ISTA認定試験所」取得。
  • 2013年10月 - 中部ロジスティクスセンター新倉庫稼動[5]
  • 2014年2月 - メキシコに現地法人「MELCO Logistics de Mexico, S.A. de C.V.」設立。
  • 2015年
    • 4月 - 昇降機国際物流センター稼働[6]
    • 4月 - 包装技術センター移転・稼働[7]
  • 2018年4月 - 国内荷役・配送サービス子会社を再編[8]
  • 2019年1月 - AEO制度認定通関業者の認定取得[9]
  • 2021年8月 - 広畑グローバルロジスティクスセンター一部稼働、同年12月全面稼働[10]
  • 2024年10月1日 - セイノーホールディングスが本企業の株式の66.6%を取得し、連結子会社化する予定[3]

関係会社

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c “会社概要”. 三菱電機ロジスティクス株式会社. https://www.mdlogis.co.jp/company/outline/index.html 
  2. ^ a b c d 会社四季報 未上場会社版2021年版. 東洋経済新報社 
  3. ^ a b “セイノーHD、三菱電機ロジスティクス株66.6%取得へ 572億円”. ロイター通信. (2024年6月18日). https://jp.reuters.com/economy/industry/KBPZUFK5KNPYTGQDEKVFWTBD64-2024-06-18/ 2024年6月18日閲覧。 
  4. ^ 三菱電機子会社、セイノーが買収 600億円で10月めど」『朝日新聞』2024年6月19日。2024年6月19日閲覧。
  5. ^ “三菱電機ロジ、愛知県で新物流施設が稼働”. Logistics Today. https://www.logi-today.com/75701 2021年6月28日閲覧。 
  6. ^ “三菱電機ロジ、愛知県弥富市に昇降機用の国際物流拠点”. Logistics Today. https://www.logi-today.com/158690 2021年6月28日閲覧。 
  7. ^ “三菱電機ロジ、名古屋市に包装技術センターを新設”. Logistics Today. https://www.logi-today.com/158681 2021年6月28日閲覧。 
  8. ^ “三菱電機ロジ、荷役・配送子会社を再編”. Logistics Today. https://www.logi-today.com/313242 2021年6月28日閲覧。 
  9. ^ “三菱電機ロジにAEO通関業者の認定、東京税関”. Logistics Today. https://www.logi-today.com/334798 2021年6月28日閲覧。 
  10. ^ 広畑グローバルロジスティクスセンター全面稼働のお知らせ2022年1月20日、三菱電機ロジスティクス。2023年12月1日閲覧。
  11. ^ a b “国内・海外関係会社”. 三菱電機ロジスティクス株式会社. https://www.mdlogis.co.jp/company/branch/companies.html 2021年6月28日閲覧。 

外部リンク

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