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三角洋一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三角 洋一(みすみ よういち、1948年1月1日[1] - 2016年5月4日[2])は、日本の国文学者東京大学名誉教授大正大学特命教授。『とはずがたり』など王朝女流文学を中心に、平安から鎌倉にかけての物語文学を研究した[3]岩手県生まれ[1]

略歴

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1966年都立日比谷高校卒業[1]1970年東京大学文学部国語国文学専修卒業[1]1972年東京大学大学院修士課程修了[1]1973年、同大学大学院博士課程中途退学[1]高知大学文理学部助手[1]1975年、同講師[1]1979年白百合女子大学文学部講師[1]1980年助教授[1]1984年東京大学教養学部助教授[1]1992年、同教授[1]2004年東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化コース主任(- 2009年)。

2012年、「宇治十帖と仏教」で東京大学より文学博士の学位を取得[1]、同年定年退職[1]名誉教授[1]2013年、大正大学特命教授[1]

受賞歴

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著書

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  • とはずがたり 古典講読』(岩波書店「岩波セミナーブックス」、1992、新装版2014)
  • 『物語の変貌』(若草書房、1996)
  • 源氏物語と天台浄土教』(若草書房、1996)
  • 『王朝物語の展開』(若草書房、2000)
  • 『宇治十帖と仏教』(若草書房 中古文学研究叢書 2011)
  • 『中世文学の達成 和漢混淆文の成立を中心に』(若草書房 中古文学研究叢書 2017)

編著・共著

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校注・編纂

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論文 

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脚注 

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「三角洋一先生略年譜・業績目録」『国語と国文学』第94巻第3号、明治書院、2017年3月、67-68頁。 
  2. ^ 三角洋一氏逝去 笠間書院 2016年5月4日(大元は武蔵野書院のブログ)
  3. ^ 『國語と國文學』平成29年3月号 東京大学国語国文学会 p47

参考文献 

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  • 駒場2001