上原訓蔵
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上原 訓蔵(うえはら くんぞう)は日本の教育者、外国語学者。
来歴
[編集]熊本県に生まれる。熊本県立玉名中学校(1909年卒業)を経て、東京外国語学校(現・東京外国語大学)を卒業した。[要出典]
マレー語の第一人者として母校である東京外国語学校の助教授、教授の他、太平洋戦争で大日本帝国陸軍がマレー半島に進出するにあたって陸軍教授となり、陸軍兵士にマレー語の指導をおこなった[要出典]。この時期にはマレー語の教本・事典を複数刊行しており[1]、『標準上原マレー語』(全4巻、晴南社、1942年)は初版各巻1万部という売れ行きを示した[2]。戦争中にはジャワ島で、旧慣習制調査委員やインドネシア語整備委員も務めた[2]。
戦後は千葉県に居住し、[要出典]インドネシア語に関する書籍を刊行している[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 著者・編者:上原訓蔵での検索結果 - 国立国会図書館サーチ(2023年8月12日閲覧)
- ^ a b 小林和夫「大東亜共栄圏構想と国民のアジア語学習―馬来語の事例―」(PDF)『社会学評論』第69巻第3号、日本社会学会、2018年、338-354頁。