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上 友延(うえ[1] の とものぶ、生没年不詳)は、平安時代中期の廷臣。蔵人所小舎人。姓は村主である。出自は不明。『権記』では一度友信と表記されている。
蔵人所の小舎人として仕えていた。しかし長保元年(999年)丹波国に遣わされた友延は国に下向せずに京にある守・橘経国の宅に到り妻子を責めるという行為に及ぶ。事情は不明である。よって11月11日に仕所に拘禁された。13日には赦免されている。
- ^ 倉本一宏『藤原行成「権記」全現代語訳(上)』p253。
- ^ a b c 『権記』長保元年11月11日条
- ^ 『権記』長保元年11月13日条