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上川内あづさ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上川内 あづさ(かみこうち あづさ、1975年 - )は、日本の脳科学者名古屋大学大学院理学研究科教授。

専門は、聴覚情報処理システムの動作原理の解明。東京都出身。

経歴

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桜蔭中学校・高等学校を卒業後[1]東京大学理科二類に入学。1997年3月:東京大学薬学部卒業(久保健雄研究室で「ミツバチの社会性を支える脳の仕組み」を研究)。

2002年3月:東京大学大学院薬学研究科博士課程修了、博士(薬学)の学位を取得(博士論文は「ミツバチの社会性を支える神経基盤」)。

2002年4月-2003年3月:基礎生物学研究所・生生物学研究部門(伊藤啓リーダー)  科学技術振興機構BIRD 研究員

2003年4月-2005年7月:東京大学分子細胞生物学研究所研究員。2005年8月-2008年8月:ドイツケルン大学研究員。

2007年7月:日本ショウジョウバエ研究集会 The 4th Daigoro Moriwaki Award。

2008年8月-2011年8月:東京薬科大学生命科学部助教。

2009年3月:ショウジョウバエの音と重力を感じる神経回路の研究を「ネイチャー」に掲載する(F1000 Factor 9.0)。

The neural basis of Drosophila gravity-sensing and hearingArticle,Nature 458, 165-171 (12 March 2009) | doi:10.1038/nature07810; Received 27 June 2008; Accepted 20 January 2009

2012年9月:日本神経科学学会日本神経科学学会奨励賞。

2010年:科学技術分野の文部科学大臣表彰、若手科学者賞。

2010年10月より、JSTさきがけ「脳情報の解読と制御」研究者。

2011年8月より、名古屋大学大学院理学研究科・生命理学科・生体構築論講座・脳回路構造学教授。

引用・脚注・参考資料

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脚注

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  1. ^ 女性研究者”. 2022年5月31日閲覧。