コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

東京薬科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京薬科大学
八王子キャンパス
大学設置 1949年
創立 1880年
学校種別 私立
設置者 学校法人東京薬科大学
本部所在地 東京都八王子市堀之内1432-1
北緯35度38分19秒 東経139度23分2.2秒 / 北緯35.63861度 東経139.383944度 / 35.63861; 139.383944座標: 北緯35度38分19秒 東経139度23分2.2秒 / 北緯35.63861度 東経139.383944度 / 35.63861; 139.383944
キャンパス 八王子(東京都八王子市)
千代田サテライトキャンパス(東京都千代田区
学部 薬学部
生命科学部
研究科 薬学研究科
生命科学研究科
ウェブサイト https://www.toyaku.ac.jp/
テンプレートを表示

東京薬科大学(とうきょうやっかだいがく、英語: Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences)は、東京都八王子市堀之内1432-1に本部を置く日本私立大学1880年創立、1949年大学設置。大学の略称は東薬(とうやく)、東京薬科(とうきょうやっか)。

概要

[編集]

東京薬科大学の前身は1880年創立の東京薬舗学校。1883年に東京薬学校となった。1929年には上野女子薬学校が設立され、1931年に東京薬学専門学校女子部になった。1949年に東京薬学専門学校と東京薬学専門学校女子部を併せて東京薬科大学が設立された。

このような経緯から男子部と女子部が存在することになった。男子部・女子部が同じキャンパスで学ぶようになったのは、1976年の全学八王子キャンパス移転後。女子の比率が著しく高い薬学部において、男子学生と女子学生の数を均等にするために、今日でも男女別学の体制を継続している[1]

また、日本最古の私立薬科大学であり、多くの傑出した人材を薬学界・薬業界に輩出し、医療分野のみならず、教育等幅広い領域で活躍している。

キャンパスには広さ4.1ヘクタール薬用植物園があり、野生約500種を含む2000種程度の植物が生育している[2]

校章

[編集]

東京薬科大学の前身、私立薬学校の初代校長であった下山順一郎が、明治20年代に西洋薬学を習得するためドイツに留学したおり、かの地の大学長から、日本において西洋薬学が根付き、大きく開花することを期待され「Flore Pharmacia !」(花咲け薬学)というラテン語の句を贈られた。この句「 Flore Pharmacia !」をFph ! とし、図案化したものを校章としたといわれている[3]

スクールカラー

[編集]

スクールカラー東薬大古代紫(とうやくだいこだいむらさき)   。WEBカラーNo.#6D2970。2009(平成21)年4月1日に制定された。現在も校旗等に使われ長年親しまれてきたイメージを基調としたもの[3]

特色

[編集]

沿革

[編集]

薬学部

[編集]

学科

[編集]
  • 薬学科(2024年4月開設)
  • 医療薬学科(2024年4月学生募集停止)
  • 医療薬物薬学科(2024年4月学生募集停止)
  • 医療衛生薬学科(2024年4月学生募集停止)

男女別学

[編集]

薬学部は「男子部」と「女子部」が存在し、男女別学となっている。元々、別の専門学校だったのが統合された経緯から、その後も男女別に授業を行っている。ただし、カリキュラム(授業科目、単位数など)の内容は同じである。なお、4年次からの卒業研究研究室配属)に関しては男女の区別が無く、共学と同じ状態である。選択科目及びサークル活動は男女合同[7]

2008年度より、東洋食品工業短期大学男女共学となったため、2018年時点、日本で唯一の男子大学と見ることもできる。

生命科学部

[編集]

学科

[編集]
  • 分子生命科学科
  • 応用生命科学科(2012年度迄は「環境ゲノム学科」)
  • 生命医科学科

大学院

[編集]

大学関係者と組織

[編集]

大学関係者一覧

[編集]

対外関係

[編集]

姉妹校関係

[編集]

他大学との協定

[編集]

産学連携

[編集]

高尾ビール(八王子市)とクラフトビールを共同開発している[2]

脚注

[編集]
  1. ^ 東京薬科大学・首都圏の薬学部・歴史”. 2019年4月30日閲覧。
  2. ^ a b 【キャンパス探訪】東京薬科大学 薬効学べる植物園『読売新聞』朝刊2021年9月21日(教育・投書面)
  3. ^ a b 校章・スクールカラー|法人概要|大学案内|東京薬科大学”. 2019年4月30日閲覧。
  4. ^ 「大学沿革」東京薬科大学公式webページ(2008年11月22日閲覧)
  5. ^ 浅野正義「「生薬学」と訳した大井玄洞について」『薬史学雑誌』1981年、16巻、1号、p23
  6. ^ 大学基準協会 (2007年). “東京薬科大学に対する相互評価結果ならびに認証評価結果” (pdf). 2011年4月30日閲覧。
  7. ^ 「薬学部:特色・教育カリキュラム」東京薬科大学公式webページ(2009年1月19日閲覧)

外部リンク

[編集]