上村次敏
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上村 次敏(うえむら つぐとし 1934年 - 1998年)は、日本の画家。逆さ絵や錯視を利用した精密な作品が特徴とされる。
来歴
[編集]1934年、福岡県久留米市に生まれる[1]。宮崎県立宮崎大宮高等学校を卒業後、1956年に上京[1]。1957年、武蔵野美術学校に入学[1]。1959年、同校在学中に第3回シェル美術賞を受賞する[1][2]。1961年、丸善石油美術奨励賞選抜展出展。担当教授に卒業課題の卒業制作を有名作家のコピーと誤解されて卒業できず、同校を中退する[要出典]。1962年、第2回太平洋青年美術家展に入選[要出典]。1963年には第3回パリ青年ビエンナーレ展に日本代表として宮脇愛子、渡辺恂三、工藤哲巳らとともに出展[3]。同年、現代日本美術展入選、二紀会同人努力賞受賞。[要出典]
1967年、第4回国際青年美術家展に入選する[要出典]。しかし仕事が多忙であったことから、同年から1982年まで作品を発表しなかった[1]。この間に二紀会も退会している[1]。
1982年、青木画廊第1回個展開催。1986年、青木画廊第2回個展「交錯する視角、二つの視点?」開催。1997年、TIaF展(東京国際アート・フェスティバル展)を東京国際フォーラムで開催。
作品収蔵先
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “上村 次敏 (ウエムラ ツグトシ)|みやざきデジタルミュージアム|”. www.miyazaki-archive.jp. 宮崎県. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “シェル美術賞(1956年~1981年) 受賞作家一覧 | アーカイブ”. 出光興産. 2023年10月9日閲覧。
- ^ “上村次敏・五月女幸雄 ー迷宮と幻影ー”. pref.spec.ed.jp. 埼玉県立近代美術館. 2023年10月9日閲覧。