上毛町立友枝小学校
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上毛町立友枝小学校 | |
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北緯33度33分24.4秒 東経131度09分20.2秒 / 北緯33.556778度 東経131.155611度座標: 北緯33度33分24.4秒 東経131度09分20.2秒 / 北緯33.556778度 東経131.155611度 | |
過去の名称 |
土佐井校 薙野校 土佐井小学校 尋常土佐井小学校 簡易土佐井小学校 尋常土佐井小学校(再) 土佐井尋常小学校 友枝尋常小学校 友枝尋常高等小学校 友枝村友枝国民学校 友枝村立友枝小学校 大平村立友枝小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 上毛町 |
併合学校 |
大平村立東上小学校 上毛町立西友枝小学校 |
校訓 | 友愛 |
設立年月日 | 1873年(明治6年)6月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B140264600012 |
所在地 | 〒871-0922 |
福岡県築上郡上毛町東下1467番地1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
上毛町立友枝小学校(こうげちょうりつ ともえだしょうがっこう)は、福岡県築上郡上毛町東下に位置する公立の小学校。
概要
[編集]- 校名の由来
- 校名の「友枝」は当校が現在地に移転した当時の村名に由来しており、友枝という集落は存在しない。
- 校訓
- 「友愛」
- 校歌
- 作詞・作曲者不詳。歌詞は3番まであり、1番の歌詞中に校名の「友枝」が登場する。
沿革
[編集]- 1873年(明治6年)6月1日 - 土佐井451番地に「土佐井校」が創立。
- 1875年(明治8年)1月 - 「薙野校」に改称。
- 1882年(明治15年)1月[2] -「 土佐井小学校」に改称。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、尋常科(4年制)を設置の上、「尋常土佐井小学校」に改称。
- 1888年(明治21年)- 簡易科(3年制)を設置の上、「簡易土佐井小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)
- 1892年(明治25年)4月 - 「土佐井尋常小学校」に改称。修業年限を3年とする。
- 1894年(明治27年)- 修業年限を4年とする。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 友枝村が築上郡の所属となる。この年、土佐井字永田にが久路土高等小学校分教場が設置される[3]。
- 1899年(明治32年)4月1日 - 南吉富大字宇野に独立の高等小学校が設置される[3]。
- 1900年(明治33年)10月14日 - 「友枝尋常小学校」に改称。校地を東下北園1467番地(現在地)に置く。
- 1901年(明治34年)- 補習科を設置。
- 1902年(明治35年)- 同窓会が発足。友枝村内三小学校連合運動会を実施。
- 1908年(明治41年)
- 4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
- 6月 - 義務教育延長により収容児童が増加したため、南校舎を増築。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1913年(大正2年)3月 - 補習科を廃止。南吉富の高等小学校廃止に伴い、高等科を併置の上、「友枝尋常高等小学校」に改称(尋常科6年・高等科2年)。
- 1919年(大正8年)- 校舎を増築。農業補習学校が併置される。
- 1921年(大正10年)10月 - 実習地を購入の上、運動場を拡張。
- 1926年(大正15年)- 友枝村立の農業補習学校3校(友枝・西友枝・東上)が統合され、「青年訓練所充当 友枝村立農業補習学校」となる。
- 1927年(昭和2年)- 農業補習学校女子部を「友枝実科女学校」として、南吉富実科女学校に委託。
- 1931年(昭和6年)- 友枝村公会堂に農業補習学校女子部を収容。
- 1935年(昭和10年)- 青年学校令施行により、青年訓練所充当 友枝村立農業補習学校が男子部・女子部を統合の上、「友枝村立実業青年学校」に改称。
- 1940年(昭和15年)- 友枝村立実業青年学校が「友枝村立高等実業青年学校」に改称。
- 1941年(昭和16年)
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施、学校教育法施行)。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 2村(友枝・唐原)の合併により、「大平村立友枝小学校」に改称。
- 1957年(昭和32年)12月 - 北校舎を改築。講堂が完成。
- 1958年(昭和33年)12月 - 南校舎を改築。給食室が完成。
- 1959年(昭和34年)1月 - 完全給食を開始。
- 1972年(昭和47年)10月 - 開校100年記念式典を挙行。
- 1975年(昭和50年)7月 - プールが完成。
- 1978年(昭和53年)4月 - 米飯給食を実施。バラ園(友愛園)が完成。
- 1991年(平成3年)5月 - 防音校舎が完成。
- 1997年(平成9年)3月 - 新講堂が完成。
- 2002年(平成14年)3月 - 相撲場を撤去。
- 2003年(平成15年)9月 - プールを改修。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 大平村立東上小学校を統合。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 大平村の合併により、「上毛町立友枝小学校」(現校名)に改称。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 上毛町立西友枝小学校を統合。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 学校運営協議会(コミュニティ・スクール)を設置。特別支援学級を増設。
- 2018年(平成30年)8月 - ICT黒板を設置。
- 2019年(令和元年)11月 - 児童用タブレットを整備。
- 旧・東上小学校(ひがしかみ)[5]
- 1872年(明治5年)- 東上村字上ノ原に「上村校」が創立。
- 1874年(明治7年)- 「遷喬校」に改称。
- 1881年(明治14年)9月30日 - 「東上小学校」に改称。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易東上小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制施行により、友枝村が発足。
- 1892年(明治25年)- 尋常科(3年制)を設置の上、「東上尋常小学校」に改称。
- 1900年(明治33年)- 修業年限を4年とする。
- 1901年(明治34年)- 女子補習科を設置。
- 1903年(明治36年)- 男子補習科を設置。
- 1907年(明治40年)- 校舎の改築を開始。
- 1908年(明治41年)- 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。この年、新校舎が完成し、移転を完了。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1913年(大正2年)3月 - 補習科を廃止。
- 1919年(大正8年)- 校地を拡張。農業補習学校が併置される。
- 1926年(大正15年)- 友枝村立の農業補習学校3校(友枝・西友枝・東上)が統合され、「青年訓練所充当 友枝村立農業補習学校」となる。
- 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令により、「友枝村 東上国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1943年(昭和18年)- 講堂が完成。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、新制小学校「友枝村立東上小学校」に改称。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 2村(友枝・唐原)の合併により、「大平村立東上小学校」(最終名)に改称。この年、校舎を改築。
- 1956年(昭和31年)- 校舎を改築。
- 1958年(昭和33年)- 新相撲場が完成。
- 1959年(昭和34年)- 完全給食を開始。
- 1963年(昭和38年)- 運動場を拡張。
- 1966年(昭和41年)- 全教室にストーブを設置。
- 1978年(昭和53年)- 米飯給食を開始。
- 1982年(昭和57年)- 相撲場を改築。
- 2004年(平成16年)3月31日 - 大平村立友枝小学校への統合により、閉校。132年の歴史に幕を閉じる。
- 最終所在地 - 〒871-0927 福岡県築上郡上毛町大字東上2782番地
- 校歌 - 作詞・作曲者不詳。歌詞は5番まであり、歌詞中に校名は登場しない。
- 跡地の活用 - 「東上きのこ苑」となっている。
- 旧・西友枝小学校(にしともえだ)[6]
- 1874年(明治7年)6月14日 - 「横川校」が創立。
- 1875年(明治8年)- 「明倫校」に改称。
- 1877年(明治10年)- 渡瀬に移転の上、「渡瀬小学校」に改称。
- 1881年(明治14年)- 「二ノ瀬小学校」が創立。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易渡瀬小学校」・「簡易二ノ瀬小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制施行により、友枝村が発足。
- 1892年(明治25年)4月 - 尋常科(4年制)を設置の上、「渡瀬尋常小学校」・「二ノ瀬尋常小学校」に改称。校舎が落雷の被害を受ける。
- 1893年(明治26年)- 校舎が暴風雨の被害を受ける。
- 1900年(明治33年)- 上記小学校2校(渡瀬・二ノ瀬)を統合の上、「西友枝尋常小学校」となる。
- 1901年(明治34年)- 補習科を設置。
- 1908年(明治41年)- 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。義務教育延長により収容児童が増加したため、校舎を増築。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1913年(大正2年)3月 - 補習科を廃止。
- 1919年(大正8年)4月 - 農業補習学校を併設。
- 1926年(大正15年)- 友枝村立の農業補習学校3校(友枝・西友枝・東上)が統合され、「青年訓練所充当 友枝村立農業補習学校」となる。
- 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令により、「友枝村 西友枝国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、新制小学校「友枝村立西友枝小学校」に改称。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 2村(友枝・唐原)の合併により、「大平村立西友枝小学校」に改称。この年、校舎を改築。
- 1956年(昭和31年)- 相撲場が完成。
- 1970年(昭和45年)- 運動場を拡張。
- 1975年(昭和50年)- 創立100周年記念式典を挙行。
- 1978年(昭和53年)- 米飯給食を開始。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 大平村の合併により、「上毛町立西友枝小学校」(最終名)に改称。
- 2010年(平成22年)3月31日 - 上毛町立友枝小学校への統合により、閉校。136年の歴史に幕を閉じる[7]。
交通アクセス
[編集]- 最寄りバス停留所
- 築上東部乗合タクシー「中村」停留所
- 最寄りの幹線道路
周辺
[編集]- 上毛町役場 大平支所(旧・大平村役場)
- 上毛町子育て支援センター
- 児童クラブたいへい
- 友枝川
- 東友枝川
脚注
[編集]- ^ 小・中学校通学区域 - 上毛町ウェブサイト
- ^ 1881年(明治14年)とも。
- ^ a b 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.306
- ^ 1955年(昭和30年)4月に「大平村立友枝中学校」になった後、1969年(昭和44年)4月に新吉富村外一ヶ村(大平村)中学校組合立 東部中学校と統合され、「新吉富村外一ヶ村中学校組合立 築上東中学校」となった。なお、旧友枝中学校校舎は統合校舎が完成する1973年(昭和48年)までの間、「南分教場」として使用された。2005年(平成17年)の町村合併で「上毛町立築上東中学校」、2012年(平成24年)に「上毛町立上毛中学校」に改称。
- ^ 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.314~p.316(東上小学校 沿革)
- ^ a b 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.312~314(西友枝小学校 沿革)
- ^ a b 「歴史136年 学びやに別れ 上毛の西友枝小 福岡 」- (朝日新聞, 2010年(平成22年)3月23日号
- ^ 西友枝体験交流センター「ゆいきらら」 - 上毛町ウェブサイト
参考資料
[編集]- 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.310~p.312(友枝小学校 沿革), p.312~p.314(西友枝小学校 沿革),p.314~p.316(東上小学校 沿革),p.322~p.327(中学校 沿革), p.328~p.329(青年学校 沿革)