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上毛町立唐原小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上毛町立唐原小学校
地図北緯33度33分20.9秒 東経131度11分17.3秒 / 北緯33.555806度 東経131.188139度 / 33.555806; 131.188139座標: 北緯33度33分20.9秒 東経131度11分17.3秒 / 北緯33.555806度 東経131.188139度 / 33.555806; 131.188139
過去の名称 天神小学校
上唐原小学校
簡易上唐原小学校
尋常上唐原小学校
上唐原尋常小学校
唐原尋常小学校
唐原尋常高等小学校
唐原村唐原国民学校
唐原村立唐原小学校
大平村立唐原小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 上毛町
併合学校 簡易下唐原小学校
下唐原尋常小学校
大平村立原井小学校
校訓 勤勉自治
設立年月日 1873年(明治6年)6月12日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B140264600021 ウィキデータを編集
所在地 871-0924
福岡県築上郡上毛町大字上唐原1265番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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上毛町立唐原小学校(こうげちょうりつ とうばるしょうがっこう)は、福岡県築上郡上毛町上唐原に位置する公立小学校

概要

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歴史
1873年明治6年)創立。現校名となったのは2005年平成17年)。2023年令和5年)に創立150周年を迎えた。
校訓
「勤勉自治」
校章
花弁をかたどったデザインとなっている。中央に校名の頭文字である「唐」の文字を配している。
校歌
作詞・作曲者不詳。歌詞は2番まであり、2番の歌詞中に創立時の校名「天神校」、校章にも使用されている「梅」が登場する。
通学区域
大平村の西部「原井(有野地区を除く)、百留、上唐原、下唐原(小山田地区を除く)」地区。中学校区は上毛町立上毛中学校[1]

沿革

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  • 1873年(明治6年)6月12日 - 大字上唐原宮の内2050番地に「天神小学校」が創立。
  • 1882年(明治15年) - 大字上唐原字垣添1182番地に移転の上、「 上唐原小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易上唐原小学校」に改称。
  • 1888年(明治21年)- 簡易下唐原小学校を統合の上、下唐原分教場とする。
  • 1889年(明治22年)
    • 4月1日 - 町村制施行により、上毛郡4村(原井、百留、上唐原、下唐原)が合併の上、唐原村が発足。
    • この年 - 尋常科(3年制)を設置の上、「尋常上唐原小学校」に改称。
  • 1892年(明治25年) 4月 - 「上唐原尋常小学校」に改称。下唐原分教場が分離の上、下唐原尋常小学校として独立。
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 唐原村が築上郡の所属となる。この年、土佐井字永田にが久路土高等小学校分教場が設置される[2]
  • 1897年(明治30年)- 修業年限を4年とする。
  • 1899年(明治32年)4月1日 - 南吉富大字宇野に独立の高等小学校が設置される[2]
  • 1903年(明治36年)4月 - 下唐原尋常小学校を統合。
  • 1908年(明治41年)
    • 4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
    • 6月 - 義務教育延長により収容児童が増加したため、南校舎を増築。
  • 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。この年、上唐原字土手屋敷1264番地(現在地)に校舎を増改築し移転を完了。
  • 1911年(明治44年)4月 - 「唐原尋常小学校」に改称。
  • 1913年大正2年)3月 - 南吉富の高等小学校廃止に伴い、高等科を併置の上、「唐原尋常高等小学校」に改称(尋常科6年・高等科2年)。この年、校地を拡張。講堂が完成。
  • 1915年(大正4年)- 運動場を拡張。
  • 1917年(大正6年)- 運動場南側を拡張。
  • 1921年(大正10年)- 唐原農業補習学校が併置される。
  • 1926年(大正15年)- 併置の農業補習学校が青年訓練所充当となる。
  • 1927年(昭和2年)- 「我校の環境」(唐原村史料)を発刊。
  • 1929年(昭和4年)- 運動場を拡張。
  • 1935年(昭和10年)- 青年学校令施行により青年訓練所充当 唐原農業補習学校が「唐原農業青年学校」に改称。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「唐原村 唐原国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1942年(昭和17年)- 唐原村が南吉富村・西吉富村とともに学校組合を組織の上、各村の青年学校を統合し、「南吉富村外二ヶ村組合立 築上東部高等実業青年学校」(南吉富村宇野1123番地)とする。これにより唐原農業青年学校は廃止される。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる(六・三制の実施、学校教育法施行)。
    • 国民学校の初等科(6年制)は、新制小学校「唐原村立唐原小学校」に改組・改称。
    • 国民学校の高等科(2年制)は、青年学校の普通科とともに、新制中学校「南吉富村外二ヶ村中学校組合立 東部中学校[3]」に改組・改称。
  • 1951年(昭和26年)- 北校舎を改築。
  • 1957年(昭和27年)- 講堂および南校舎を改築。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 2村(友枝・唐原)の合併により、「大平村立唐原小学校」に改称。
  • 1958年(昭和33年)- 理科室東側教室を増築。
  • 1959年(昭和34年)- 相撲場を改築。
  • 1966年(昭和41年)4月 - 特殊学級を設置。
  • 1968年(昭和48年)- 隣接地の唐原保育所で火災が発生。園舎を焼失。小学校校舎一部(理科室)に若干の被害がある。
  • 1972年(昭和47年)3月 - 特殊学級を廃止。
  • 1974年(昭和49年)- プールが完成。
  • 1975年(昭和50年)4月 - 大平村立原井小学校を統合の上、原井分校とする。
  • 1978年(昭和53年)4月 - 米飯給食を実施。
  • 1988年(昭和63年)- 防音鉄筋2階建て校舎を改築。
  • 1989年(平成元年)- 相撲場を全面改装。
  • 1991年(平成3年)- 台風17号によりシンジュの木が倒れる。
  • 1993年(平成5年)- 卒業記念としてシンジュを植樹。
  • 1995年(平成7年)- 防音の講堂が完成。
  • 2003年(平成15年)- パソコン室を設置。
  • 2005年(平成17年)10月11日 - 大平村の合併により、「上毛町立唐原小学校」(現校名)に改称。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - コミュニティ・スクールの指定を受ける。
  • 2019年(令和元年)- 遊具を新設。
  • 2021年(令和3年)- 1人1台タブレットPCを導入。
旧・原井小学校(はらい)[4]
  • 1873年(明治6年)- 原井字居屋敷782番地に「原井小学校」が創立。
  • 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易原井小学校」に改称。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制施行により、唐原村が発足。この年、尋常科(3年制)を設置の上、「尋常原井小学校」に改称。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「原井尋常小学校」に改称。
  • 1897年(明治30年)- 修業年限を4年とする。
  • 1900年(明治33年)- 校舎を字円正寺575番地に校舎を移転。
  • 1908年(明治41年)- 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。この年、丸尾764番地(現在地)に移転を完了。
  • 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
  • 1927年(昭和2年)- 校舎を増築。
  • 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令により、「唐原村 原井国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。この年、運動場を拡張。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、新制小学校「唐原村立原井小学校」に改称。
  • 1948年(昭和23年)- へき地1級地に指定される。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 2村(友枝・唐原)の合併により、「大平村立原井小学校」(最終名)に改称。この年、校舎を改築。
  • 1957年(昭和32年)- 新校舎が完成。
  • 1966年(昭和41年)- 特殊学級を設置。
  • 1975年(昭和50年)4月1日 - 統合により、「大平村立唐原小学校 原井分校」となる。
  • 1978年(昭和53年)- 米飯給食を開始。
  • 実施年月日不明 - 閉校。
    • 最終所在地 - 〒871-0926 福岡県築上郡上毛町大字原井764番地
    • 校歌 - 作詞は山本三郎、作曲者は不詳。歌詞は3番まであり、歌詞中に校名は登場しない[4]
    • 跡地の活用 - 校舎は解体され、更地となっている。

交通アクセス

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最寄りの鉄道駅
最寄りの幹線道路

周辺

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  • 上毛町役場 唐原出張所
  • 上毛町 唐原コミュニティセンター
  • 唐原簡易郵便局
  • 山国川

脚注

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  1. ^ 小・中学校通学区域 - 上毛町ウェブサイト
  2. ^ a b 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.306
  3. ^ 1969年(昭和44年)4月に大平村立友枝中学校と統合され、「新吉富村外一ヶ村中学校組合立 築上東中学校」となった。なお、旧東部中学校校舎は統合校舎が完成する1973年(昭和48年)までの間、「北分教場」として使用された。2005年(平成17年)の町村合併で「上毛町立築上東中学校」、2012年(平成24年)に「上毛町立上毛中学校」に改称。
  4. ^ a b 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.320~p.321(原井小学校 沿革)

参考資料

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  • 「大平村誌」(1986年(昭和61年)3月31日発行, 大平村)p.317~p.320(唐原小学校 沿革), p.320~p.321(原井小学校 沿革), p.322~p.327(中学校 沿革), p.328~p.329(青年学校 沿革)

関連項目

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外部リンク

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