上顎第一大臼歯
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上顎第一大臼歯(じょうがくだいいちだいきゅうし、英語: maxillary first molar)とは、上顎歯列で第二小臼歯の遠心側に隣接する歯のこと。正中から六番目にあることから上顎6番とも言う。
近心側隣接歯:上顎第二小臼歯
遠心側隣接歯:上顎第二大臼歯
歯冠が完成するのは二歳半~三歳時、萌出は六~七歳、歯根完成は九~十歳の時である[1]。下顎第一大臼歯と並び、永久歯で最も早く萌出する歯であったが、近年の統計では下顎中切歯より萌出が遅れる。噛む力は非常に強く、最大で60kgに達する。また最も虫歯になりやすい歯である。6歳頃に生えてくることから6歳臼歯とも呼ばれる。
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 本川渉、久芳陽一 著「第4章 歯の発育」、下岡正八、五十嵐清治、内村登、木村光孝、鈴木康生、大東道治、本川渉、渡部茂 編『新小児歯科学』(第1版第5刷)クインテッセンス出版、東京都文京区、2004年3月25日、51-78頁。ISBN 4-87417-501-5。