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上顎第三大臼歯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上顎第三大臼歯(じょうがくだいさんだいきゅうし、maxillary third molar)は上顎第二大臼歯の遠心側に隣接する大臼歯。正中から8番目にあることから上顎8番とも言う。萌出が遅く、17 - 21歳頃であるため、下顎第三大臼歯と共に親知らず智歯と呼ばれる。

近心側隣接歯:上顎第二大臼歯

対合歯:下顎第三大臼歯

しかしながら、第三大臼歯はそもそも存在しなかったり、萌出しない事も多い。歯冠が完成するのは12歳 - 16歳時、萌出は17 - 21歳、歯根完成は18 - 25歳の時である[1]。また、上顎大臼歯は咬頭を4つ持つものが普通だが、上顎第三大臼歯は遠心舌側咬頭が欠如して3咬頭となっているものが多い。

脚注

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出典

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  1. ^ 本川ら, p.53

参考文献

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  • 本川渉久芳陽一 著「第4章 歯の発育」、下岡正八五十嵐清治内村登木村光孝鈴木康生大東道治本川渉渡部茂 編『新小児歯科学』(第1版第5刷)クインテッセンス出版東京都文京区、2004年3月25日、51-78頁。ISBN 4-87417-501-5 

関連項目

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