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下定雅弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

下定 雅弘(しもさだ まさひろ、1947年 - )は、日本古典中国文学者漢文学者)で、岡山大学名誉教授、同大学北京事務所長[1]

大阪府大阪市出身。京都大学大学院中退、鹿児島大学助教授、帝塚山学院大学助教授、教授を経て、2004年岡山大学社会文化科学研究科教授。2012年定年退任、名誉教授。2013年北京事務所長。

1999年「白氏文集を読む」で京都大学文学博士。六朝・唐代の詩人研究、特に白楽天を専門とする。

著作

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  • 白氏文集を読む』 勉誠社 1996
  • 『白楽天の愉悦 生きる叡智の輝き』 勉誠出版 2006
  • 柳宗元 逆境を生きぬいた美しき魂』 勉誠出版 2009
  • 長恨歌 楊貴妃の魅力と魔力』 勉誠出版 2011
  • 陶淵明と白楽天 生きる喜びをうたい続けた詩人』 角川選書 2012
  • 白居易と柳宗元 混迷の世に生の讃歌を』 岩波現代全書 2015
  • 『中国古典をどう読むか 規範からの逸脱、規範への回帰』 勉誠出版 2023

編著・訳書

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  • 『六朝・唐代の知識人と洛陽文化』 2010。岡山大学文学部プロジェクト研究報告書
  • 『白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典』 角川ソフィア文庫 2010。53編を訳・解説
  • 柳宗元詩選』 岩波文庫 2011。編訳・解説
  • 『精選 漢詩集―生きる喜びの歌』 ちくま新書 2014。70首を編・解説
  • 杜甫 全詩訳注』 講談社学術文庫(全4巻)、2016。松原朗と編者代表。
  • 『朝鮮漢詩古今名作選』 勉誠出版 2019。豊福健二共編著

脚注

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