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下町俊貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下町 俊貴
基本情報
階級 スーパーバンタム級
身長 179cm
リーチ 174cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1996-11-04) 1996年11月4日(28歳)
出身地 大阪府寝屋川市[1]
スタイル サウスポー[2]
プロボクシング戦績
総試合数 23
勝ち 19
KO勝ち 12
敗け 1
引き分け 3
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下町 俊貴(しもまち としき、1996年11月4日 - )は、日本プロボクサー大阪府寝屋川市出身。グリーンツダボクシングジム所属。第2代日本スーパーバンタム級ユース王者。第47代日本スーパーバンタム級王者。

来歴

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小学5年生からボクシングを始めたが、1年で辞め、中・高時代は帰宅部だったが、高校卒業前に再びボクシングを始めた[3]

2015年12月5日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場で宗雷聞とフェザー級4回戦を戦い、3回1分9秒KO勝ちでデビュー戦を白星で飾ったが[4]、7ヶ月後の西日本スーパーバンタム級新人王予選で平沼勇介に4回判定負けでプロ初黒星を喫した[5]

2017年12月23日、西日本新人王として、東軍新人王の飯見嵐を相手に4回51秒TKO勝ちを収めて全日本新人王とMVPを獲得した[6]

2019年8月4日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で野村健太と日本スーパーバンタム級ユース王座決定戦で対戦し、7回1分03秒TKO勝ちを収め、王座を獲得した[7]

2019年12月8日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でインドネシアスーパーバンタム級1位のジュフリー・カカフリと56.5キロ契約のノンタイトル戦で対戦し、1回3分8秒KO勝ちを収めた[8]

2020年8月9日、枚方市総合体育館で英洸貴と対戦し、5回1分59秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[9]

2021年1月8日、日本スーパーバンタム級ユース王座を返上した[10]

2022年12月11日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でWBO世界フェザー級13位のジョー・サンティシマ英語版とフェザー級10回戦で対戦し、3-0の判定勝利を収めた[11]

2023年4月26日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級1位の石井渡士也と日本スーパーバンタム級王座決定戦を行う予定だったが、石井が棄権し中止となった[12]

2023年6月29日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級5位の大湾硫斗と日本スーパーバンタム級王座決定戦を行い、10回3-0(97-93×2、98-93)の判定勝ちを収め、王座を獲得した[13]

2023年10月31日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級1位の石井渡士也と対戦し、一度流れて実現した両者の試合は10回1-0(96-93、95-95×2)の引き分け判定となるも、初防衛に成功した[14]

2024年4月13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で日本スーパーバンタム級1位のデカナルド闘凜生と対戦し、5回1分7秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2024年9月3日、有明アリーナ井上尚弥 対 テレンス・ジョン・ドヘニー戦の前座で、日本スーパーバンタム級3位および日本スーパーバンタム級ユース王者の津川龍也と対戦し、8回中に津川にダウンを奪われるも、10回3-0(96-93×2、97-92)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[15]

戦績

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  • プロボクシング:22戦 18勝 (12KO) 1敗 3分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年12月5日 3R 1:09 KO 宗雷聞(姫路木下 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2016年4月3日 4R 判定3-0 伊東 伸喜(神拳阪神) 日本の旗 日本 2016年度西日本スーパーバンタム級新人王予選
3 2016年7月18日 4R 判定1-2 平沼勇介(フュチュール) 日本の旗 日本 2016年度西日本スーパーバンタム級新人王予選
4 2016年12月11日 4R 判定0-1 原優奈六島 日本の旗 日本
5 2017年4月2日 1R 1:56 TKO 馬場一輝(明石) 日本の旗 日本 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王予選
6 2017年7月29日 4R 判定3-0 山田知輝(JM加古川) 日本の旗 日本 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王予選
7 2017年9月17日 4R 2:25 KO 濱口稜生 (エディタウンゼント) 日本の旗 日本 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王決勝戦
8 2017年11月12日 5R 判定2-0 干場悟(タイガーウイング) 日本の旗 日本 2017年度スーパーバンタム級新人王戦西軍代表決定戦
9 2017年12月23日 4R 0:51 TKO 飯見嵐(ワタナベ 日本の旗 日本 2017年度全日本スーパーバンタム級新人王決勝戦
10 2018年4月1日 2R 2:59 TKO 遠藤清平(RK蒲田) 日本の旗 日本
11 2018年8月11日 6R 判定3-0 レナン・ポルテス フィリピンの旗 フィリピン
12 2018年12月9日 8R 判定0-0 渡部大介(ワタナベ) 日本の旗 日本
13 2019年8月4日 7R 1:03 TKO 野村健太(仲里 日本の旗 日本 日本スーパーバンタム級ユース王座決定戦
14 2019年12月8日 1R 3:08 KO ジュフリー・カカフレ インドネシアの旗 インドネシア
15 2020年8月9日 5R 1:59 TKO 英洸貴(カシミ) 日本の旗 日本 日本ユース防衛1
16 2021年4月11日 3R 2:35 TKO サンダー照屋(平仲BS) 日本の旗 日本
17 2022年4月3日 8R 0:50 TKO ジェリー・カストロ・ヴェルデ(寝屋川石田) フィリピンの旗 フィリピン
18 2022年8月7日 7R 1:38 TKO 水野拓哉(松田) 日本の旗 日本
19 2022年12月11日 10R 判定3-0 ジョー・サンティシマ英語版 フィリピンの旗 フィリピン
20 2023年6月29日 10R 判定3-0 大湾硫斗(志成) 日本の旗 日本 日本スーパーバンタム級王座決定戦
21 2023年10月31日 10R 判定1-0 石井渡士也(REBOOT) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
22 2024年4月13日 5R 1:07 TKO デカナルド闘凜生(六島) 日本の旗 日本 日本王座防衛2
23 2024年9月3日 10R 判定3-0 津川龍也(ミツキ) 日本の旗 日本 日本王座防衛3
24 2024年12月24日 - - - 平野岬(三松) 日本の旗 日本 試合前
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獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 下町俊貴選手と初対面 株式会社ミヤビ・コーポレーション
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】フェザー級 (57.15 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ “元帰宅部ボクサー”下町俊貴が全日本新人王で日本ランク入り濃厚 スポーツ報知 2017年12月24日
  4. ^ 2015年12月試合結果 日本ボクシングコミッション
  5. ^ 2016年7月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 全日本新人王決定戦 MVP下町俊貴、技能賞は森武蔵 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月23日
  7. ^ 奥本貴之がKOでV3 日本S・フライ級王座戦 Boxing News(ボクシングニュース)2019年8月5日
  8. ^ 別府優樹が5度のダウン挽回 WBO・AP王座獲得 中川健太が日本S・フライ級王座返り咲き Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月8日
  9. ^ 下町俊貴が5回TKO勝ちで日本ユースV1 Boxing News(ボクシングニュース)2020年8月9日
  10. ^ 王座返上”. JBC (2021年1月8日). 2024年9月24日閲覧。
  11. ^ 日本S・バンタム級7位の下町俊貴 WBO13位に完勝で世界ランキング入り前進 Boxing News(ボクシングニュース)2022年12月11日
  12. ^ 4月26日試合中止についてご報告申し上げます。”. 石井渡士也ツイッター (2023年3月31日). 2023年4月9日閲覧。
  13. ^ 下町俊貴が日本S・バンタム級新チャンピオンに 大湾硫斗の強打封じて判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2023年6月29日
  14. ^ 下町俊貴がドローで死守 石井渡士也と死闘 日本S・バンタム級戦 Boxing News(ボクシングニュース)2023年10月31日
  15. ^ 【ボクシング】日本Sバンタム級王者の下町俊貴V3防衛も「悔しい」ダウン喫し判定勝利 日刊スポーツ 2024年9月3日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
古橋岳也
第47代日本スーパーバンタム級王者

2023年6月29日 - 現在

次王者
N/A