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下越水害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

下越水害(かえつすいがい)とは、1966年昭和41年)7月17日新潟県下越地方で発生した水害である。被災地域では7・17水害とも呼ばれる。

概要

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7月16日から18日にかけて下越地方で発生した集中豪雨により、加治川胎内川荒川の各所で破堤し大洪水となった[1]

被害は特に加治川の左岸に集中。加治川からの洪水と福島潟の溢水が合わさり、付近の低湿地が長期間にわたり湛水した[1][2]新井郷川排水機場での排水が追いつかず、阿賀野川の堤防を開削して排水し、8月4日、19日ぶりに排水を完了した[1][3][4]

加治川の右岸への洪水は落堀川へ向かい紫雲寺潟跡に湛水した[1]

翌年の1967年(昭和42年)8月28日には下越地方および山形県羽越水害(8・28水害、羽越豪雨)が発生。下越地方は2年連続で水害に見舞われた。

脚注

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  1. ^ a b c d 「蒲原」の意味を知っていますか? ~北蒲原地域、水をめぐる歴史ガイド~”. 新潟県 新発田地域振興局 農村整備部. p. 14. 2019年2月7日閲覧。
  2. ^ 『広報とよさか』第539号 p.10 水害恒久対策 放水路建設などを検討中 (PDF) (2005年03月15日)
  3. ^ 潟性平野の洪水-1966・1967年新潟・加治川の破堤氾濫など”. 防災科学技術研究所. 2019年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
  4. ^ 水土の礎:加治川農業水利事業”. 農業農村整備情報総合センター. 2019年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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