丘の上のジョニー
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『丘の上のジョニー』(おかのうえのジョニー)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。雪組[1]公演。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページを参照[2]
石坂洋次郎原作の「陽のあたる坂道」の舞台を1930年代のアメリカ・ボストンに置き換えた作品。女子大生のクリスティーンが家庭教師として訪れたマーガレット家には三人の子供がいた。医学生のアラン、画家志望のジョニー、足の不自由な高校生のスージー。しかしジョニーだけ母親が違っていた。そうすると、崩壊しやすい運命を持ちながら、それを乗り越えて逞しく生きていくジョニーを中心に、若者たちの青春の姿を描いている。
公演期間と公演場所
[編集]- 1978年6月30日 - 8月8日[2](第一回・新人公演:7月11日[3]、第二回・新人公演:7月20日[3]) 宝塚大劇場
- 1978年11月2日 - 11月27日[4](新人公演:11月12日[3]) 東京宝塚劇場
主な配役
[編集]※役名の「()」は原作の登場人物に相当
- ジョニー(信次) - 汀夏子[3](第一回・新人公演(宝塚)と新人公演(東京):千城恵[3]、第二回・新人公演(宝塚):山城はるか[3])
- クリスティーン(たか子) - 城月美穂[3](第一回・新人公演(宝塚):五條愛川[3]、第二回・新人公演(宝塚)と新人公演(東京):四季乃花恵[3])
- アラン(雄吉)- 麻実れい
- トミー(民夫)- 尚すみれ
- スージー(くみ子)- 東千晃
主な楽曲
[編集]- 丘の上のジョニー
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]形式名は「石坂洋次郎「陽のあたる坂道」より ミュージカル・プレイ[2]」。18場[2]。
スタッフ
[編集]- 翻案・脚本・演出:菅沼潤[2]
- 作曲[5]・編曲[5]:吉崎憲治、入江薫
- 編曲[5]:中井光晴、橋本和明
- 音楽指揮:橋本和明[5]
- 振付[5]:羽山紀代美、県洋二
- 装置:関谷敏昭[5]
- 衣装:任田幾英[5]
- 照明:今井直次[6]
- 音響:松永浩志[6]
- 小道具:上田特市[6]
- 効果:坂上勲[6]
- 合唱指導:十時一夫[6]
- 演出助手[6]:三木章雄、中村暁
- 制作:橋本雅夫[6]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。