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中之元駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中之元駅
中之元駅(2001年。車窓から撮影)
なかのもと
NAKANOMOTO
黒野 (2.0 km)
(1.4 km) 清水
所在地 岐阜県揖斐郡西郡村中之元[1](現・大野町
北緯35度27分58秒 東経136度36分44秒 / 北緯35.466199度 東経136.612181度 / 35.466199; 136.612181
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 揖斐線
キロ程 14.7 km(忠節起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
214人/日
-1992年[2]-
開業年月日 1928年(昭和3年)12月20日
廃止年月日 2001年(平成13年)10月1日
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中之元駅(なかのもとえき)は、岐阜県揖斐郡大野町にあった名古屋鉄道(名鉄)揖斐線である。

歴史

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1928年(昭和3年)に美濃電気軌道が黒野駅から本揖斐駅まで路線を延伸させた際に開業した。同区間は2001年(平成13年)に全線廃止され、これに伴い当駅も廃駅となっている。

ホーム跡(2017年5月)

駅構造

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  • 単式1面1線で交換不可だった[7]

配線図

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中之元駅 構内配線略図

本揖斐方面
中之元駅 構内配線略図
忠節方面
凡例
出典:[9]


利用状況

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  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は214人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中315位、 揖斐線・谷汲線(24駅)中13位であった[2]

隣の駅

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「中之元ほたる水路」掲示
(2017年5月)
名古屋鉄道
揖斐線
黒野駅 - 中之元駅 - 清水駅
  • 1969年(昭和44年)までは隣の黒野駅との間に麻生駅が存在した[5]
  • また黒野駅(麻生駅)-当駅廃線跡の400メートルの水路を「中之元ほたる水路」と掲示している[10](写真参照)。

代替交通手段

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中之元停留所(2017年5月)

脚注

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  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 国立国会図書館デジタルコレクション 2019年2月9日閲覧。
  2. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  3. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年12月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN 4-87670-097-4 
  5. ^ a b c “岐阜線”各線停車場一覧 揖斐線、p.144。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、881頁。 
  7. ^ a b 廃線路線主要駅の今昔 揖斐線、p.99。
  8. ^ 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52-53頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  9. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  10. ^ ホタルまつり”. 岐阜おおの|大野町観光サイト. 2017年5月17日閲覧。
  11. ^ 名阪近鉄バス (2015年9月1日). “路線系統図と沿線案内(揖斐川町コミュニティバス)” (PDF). 揖斐川町. 2017年5月18日閲覧。
  12. ^ 大野デマンドタクシー「あいのりくん」の自宅前登録申請について”. 大野町役場政策財政課 (2017年3月1日). 2017年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月17日閲覧。
  13. ^ 大野町の認定で利用可能[12]
  14. ^ デマンドタクシー停留所(H29.4.1改正)” (PDF). 大野町役場政策財政課 (2017年4月1日). 2017年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月17日閲覧。
  15. ^ 駅跡南西方向の十王堂南に位置する[14]

参考文献

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関連項目

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