コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

伊集院町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中伊集院村から転送)
いじゅういんちょう
伊集院町
妙円寺詣りで賑わう徳重神社
町旗 町章
1966年9月制定
廃止日 2005年5月1日
廃止理由 新設合併
東市来町伊集院町日吉町吹上町日置市
現在の自治体 日置市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
日置郡
市町村コード 46363-9
面積 55.83 km2
総人口 24,139
(2005年4月1日)
隣接自治体 鹿児島市、東市来町、日吉町
町の木 イス
町の花 ウメ
伊集院町役場
所在地 899-2592
鹿児島県日置郡伊集院町郡一丁目100番地
外部リンク 伊集院町
座標 北緯31度38分01秒 東経130度24分09秒 / 北緯31.63372度 東経130.40244度 / 31.63372; 130.40244座標: 北緯31度38分01秒 東経130度24分09秒 / 北緯31.63372度 東経130.40244度 / 31.63372; 130.40244
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

伊集院町(いじゅういんちょう)は、鹿児島県の西部、薩摩半島の中北部に位置した

1889年の町村制施行に伴い、中伊集院村(なかいじゅういんむら)として発足し、1922年に町制施行、1956年に下伊集院村の一部を編入した。2005年5月1日に、東市来町日吉町吹上町と合併し、日置市となり、自治体としては消滅した。

地理

[編集]

鹿児島県の西部、日置郡の中央部に位置した。町のほとんどが山間地帯であったが、町の中央部の盆地に市街地が形成されていた。日置市となった現在でも日置市役所が置かれている中心市街地となっている。

地名は伊集院氏伊集院(1889年の町村制施行時の下伊集院村中伊集院村上伊集院村の区域にあたる)を領有していたことに由来する。

  • 河川:神之川、谷口川

大字

[編集]

伊集院町は1889年の町村制施行時には江戸期の藩政村が大字となり、飯牟礼、猪鹿倉、大田、恋之原、郡、古城、下谷口、清藤、竹之山、土橋、徳重、中川の12大字より構成された。

1956年に下伊集院村のうち上神殿、下神殿、桑畑、野田、麦生田、寺脇(下伊集院村大字寺脇の一部)の6大字が伊集院町に編入された。1979年には妙円寺団地の区域に妙円寺一丁目、妙円寺二丁目、妙円寺三丁目が設置された。また、1997年には大字郡の一部より郡一丁目及び郡二丁目が設置されている[1]

これらは現在の日置市伊集院町飯牟礼伊集院町猪鹿倉、伊集院町猪鹿倉一丁目、伊集院町大田伊集院町上神殿伊集院町桑畑伊集院町恋之原伊集院町郡、伊集院町郡一丁目、伊集院町郡二丁目、伊集院町古城伊集院町下神殿伊集院町下谷口伊集院町清藤伊集院町竹之山伊集院町土橋伊集院町寺脇伊集院町徳重、伊集院町徳重一丁目、伊集院町徳重二丁目、伊集院町徳重三丁目、伊集院町中川伊集院町野田伊集院町妙円寺一丁目、伊集院町妙円寺二丁目、伊集院町妙円寺三丁目、伊集院町麦生田にあたる。

歴史

[編集]
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、日置郡伊集院郷(外城)のうち下谷口村、清藤村、猪鹿倉村、恋ノ原村、古城村、飯牟礼村、郡村、徳重村、大田村、中川村、土橋村、竹之山村の区域より中伊集院村として成立。
  • 1922年大正11年)4月1日 - 中伊集院村が町制施行・改称し、伊集院町となる。
  • 1956年昭和31年)9月30日 - 下伊集院村のうち、大字野田、下神殿、上神殿、桑畑、麦生田の全域および大字寺脇の一部を編入。
  • 2005年平成17年)5月1日 - 東市来町・日吉町・吹上町と合併し、日置市となる。

姉妹都市・提携都市

[編集]

国内

[編集]

地域

[編集]

教育

[編集]

高等学校

[編集]

中学校

[編集]

小学校

[編集]

交通

[編集]

鉄道

[編集]
伊集院駅

バス

[編集]

道路

[編集]

歴代町長

[編集]
中伊集院村村長[2]
  1. 有馬源二:1889年(明治22年)4月1日〜1892年(明治25年)12月4日
  2. 井尻雄吾:1892年(明治25年)12月5日〜1900年(明治33年)12月17日
  3. 前田太郎:1900年(明治33年)12月18日〜1916年(大正5年)12月17日
  4. 鳥取宗次郎:1916年(大正5年)12月18日〜1918年(大正7年)12月21日
  5. 上村清蔵:1918年(大正7年)12月26日〜1922年(大正11年)4月1日
伊集院町長
  1. 上村清蔵:1922年大正11年)4月1日〜1930年(昭和5年)12月26日
  2. 黒江可:1930年(昭和5年)12月26日〜
  • 蓑輪三九馬:1982年(昭和57年)1月?〜1992年(平成4年)10月
  • 宮路高光:1992年(平成4年)10月〜2005年(平成17年)

著名な出身者

[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]
一宇治城址から望む伊集院市街
  • 徳重神社
  • 一宇治城(跡地は城山公園として整備されている)
    • ザビエル会見の地(日本で初めてキリスト教の布教が許可された場所として知られる)
  • 大田発電所(国の登録有形文化財、旧島津発電所[4]
  • 徳重大バラ太鼓踊り(県指定無形民俗文化財)
  • 大田太鼓踊り(県指定無形民俗文化財)

特産品

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 平成9年鹿児島県告示第810号(字の区域の設定及び廃止、平成9年5月14日付鹿児島県告示第1211号所収)
  2. ^ 『伊集院町志』113コマ
  3. ^ 令和3年5月16日執行 日置市長選挙公報
  4. ^ 九州電力大田発電所本館 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2013年3月30日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]