中山卓也 (陸上選手)
中山 卓也(なかやま たくや、1989年9月29日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門は長距離走。
略歴
[編集]兵庫県出身。須磨学園高等学校、早稲田大学スポーツ科学部を経て、実業団トーエネックに所属した。
父はマラソンの名ランナー中山竹通。中学から陸上競技を始め、2004年全国中学校体育大会で1500m6位、3000m8位の成績を残した。高校進学後は、2006年インターハイ1500m決勝では3分54秒15の11位となった。またこの時、谷口浩美の息子である谷口詳に先着した。2007年1月、第12回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で北村聡・竹澤健介・八木勇樹らと共に兵庫県代表として出場し、4区(5 km)を14分27秒で走り区間賞を獲得、優勝を飾り優秀選手に選ばれた。8月、インターハイ5000mでは14分12秒55で5位(日本人3位)の成績を残した。2008年、八木勇樹・三田裕介と共に早稲田大学へ進学し競走部に所属した。しかし第92回日本陸上競技選手権大会5000mに出場して以降は不振に陥り、同学年で入学当初はさほど注目されていなかった矢澤曜の台頭もあって、1年時は三大駅伝の出場は無かった。2年次にようやく第21回出雲全日本大学選抜駅伝競走に出場したが、5区(6.4 km)で区間7位と振るわず、首位を明け渡す結果に終わった。以降三大駅伝への出場は無く、3年次に早稲田大学競走部から離脱した。精神的な疲れもあり、一時は走ることからも離れていたが、教育実習の為に地元へ帰省した際に神戸マラソンへの出場を勧められ、1人で練習を再開した。2011年第1回神戸マラソンで初マラソンに挑戦し、2時間24分13秒のタイムで優勝した。2012年度から実業団トーエネックに入社し陸上競技部員として活動するも目立った結果は残せず、2014年度をもって退部した。2015年の泉州国際市民マラソンが現役最後のレースとなった。
自己ベスト
[編集]主な成績
[編集]- 2004年 全日中
- 1500m 6位
- 3000m 8位
- 2006年 インターハイ
- 1500m 11位
- 2007年 インターハイ
- 5000m 5位
- 2011年 神戸マラソン
- フルマラソン 優勝