中山時子
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中山 時子(なかやま ときこ、1922年(大正11年)7月13日 - 2016年1月22日[1])は、日本の中国文学者・中国語学者。中国近代文学のほか、中華料理も研究対象にした。お茶の水女子大学名誉教授。
北京に育ち、1942年北京大学文学院中国文学系入学[2]、1949年東京帝国大学文学部中国文学科卒[2]、1949年東京女子高等師範学校[2]、お茶の水女子大学助教授[2]。1974年同教授[2]。1988年定年退官[2]、名誉教授[2]。外務省研修所講師、明海大学教授、東亜学院講師、中山時子中国語研修所所長、日中文学文化研究学会会長。1998年、勲三等瑞宝章受章[3]。従四位[4]。
著書
[編集]- 『私のシルクロード 炎熱土漠を走破して』柴田書店、1979
共編著
[編集]- 『生活与会話 趣味と生活の中国語会話学習書』水世嫦共編著 書籍文物流通会、1956 のち東方書店
- 『友情与橋梁 テーブルスピーチから伝言メモまでの中国語学習書』水世嫦、太田愛子、平松圭子共編著 中国生活文化研究会 1976 東方書店、2007
- 『点心 広東・香港の飲茶』楊均尭共著 柴田書店、1979
- 『老舎事典』編 大修館書店、1988
- 『食と文学 日本・中国・フランス』石毛直道共編 フーディアム・コミュニケーション、1992
- 『新中国料理大全』全5巻 陳舜臣共監修 木村春子取材 小学館、1997
- 『中国語表現300例 日本人の発想・中国人の発想』趙閭先、佐藤光共著 東方書店、1997
- 『中国語作文のための短文練習 中文造句』飯泉彰裕共著 東方書店、1999
- 『点心の知恵・点心のこころ』木村春子共著 日本放送出版協会 生活人新書、2006
翻訳
[編集]- 『中国名菜譜 北方編』柴田書店、1972
- 『中国名菜譜 西方編、東方編、南方編』柴田書店、1973
- 袁枚『随園食単』監訳 柴田書店、1975
- 顧仲『養小録』共訳 柴田書店、1982
- 『老舎小説全集 第2巻 趙子曰・ドクター文』学習研究社、1982
- 鄭万鵬『中国当代文学史 建国より20世紀末までの作家と作品 文学思潮を軸にして』李玉敬、藤井栄三郎共訳監修 白帝社、2002
脚注
[編集]- ^ 中山時子氏死去(お茶の水女子大名誉教授・中国文学) Archived 2010年7月13日, at the Library of Congress Web Archives 時事通信 2016年1月22日閲覧
- ^ a b c d e f g “中山時子先生のプロフィール”. 岡山市日中友好協会. 2022年10月閲覧。
- ^ 「98年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、及び外国人の受章者一覧」『読売新聞』1996年11月3日朝刊
- ^ 平成28年2月29日官報
参考
[編集]- 中山時子中国語研修所 - ウェイバックマシン(2015年3月1日アーカイブ分)