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中山民三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中山 民三郎
生誕 1870年4-5月
日本の旗 日本 静岡県
死没 1945年10月10日
連合国軍占領下の日本の旗 連合国軍占領下の日本 愛知県名古屋市
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1891年 - 1919年
最終階級 陸軍少将
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中山 民三郎(なかやま たみさぶろう、1870年4-5月〈明治3年3月[1]〉 - 1945年昭和20年〉10月10日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将功三級[3]

経歴

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静岡県[1][3]小笠郡、のちの桜木村北小笠村を経て、現掛川市)出身[4]1890年(明治23年)陸軍士官学校第1期卒業[1][3]1890年(明治23年)7月29日の官報によると、陸軍士官学校第1期騎兵科11番/17名で卒業している。翌年、陸軍歩兵少尉に任官する[5]

1902年(明治35年)6月に騎兵第3連隊長、1910年(明治43年)12月に陸軍騎兵大佐朝鮮総督府附武官、1912年(明治45年)1月に騎兵第26連隊長、1913年大正2年)8月に軍馬補充部白河支部長、1914年(大正3年)9月に騎兵第15連隊長を経て、1916年(大正5年)5月に陸軍少将・騎兵第3旅団長に任官し、1918年(大正7年)7月に待命、翌年の1919年(大正8年)1月に予備役に編入した[1][3][6]

退役後は名古屋に移住し、在郷軍人会顧問などを歴任した[4]

栄典

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勲章等

脚注

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  1. ^ a b c d 福川 2001, 535頁.
  2. ^ 『偕行 3月号』12頁。
  3. ^ a b c d 外山 1981, 95頁.
  4. ^ a b 『偕行 3月号』11頁。
  5. ^ 外山 1981, 91頁.
  6. ^ 外山 & 森松 1993, 215頁.
  7. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献

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  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 外山操・森松俊夫『帝国陸軍編制総覧―近代日本軍事組織・人事資料総覧』芙蓉書房出版、1993年。ISBN 4829501251 
  • 『偕行 3月号』偕行社、1968年。