中村友哉
表示
| ||||
---|---|---|---|---|
選手情報 | ||||
フルネーム | ナカムラ トモヤ | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 中・長距離走 | |||
所属 | 大阪ガス | |||
大学 | 青山学院大学・国際政治経済学部 | |||
生年月日 | 1997年12月27日(26歳) | |||
生誕地 | 大阪府東大阪市 | |||
身長 | 171cm | |||
体重 | 54kg | |||
自己ベスト | ||||
1500m | 3分49秒01(2015年) | |||
5000m | 13分45秒76(2020年) | |||
10000m | 28分31秒68(2019年) | |||
ハーフマラソン | 1時間02分42秒(2022年) | |||
編集 |
中村 友哉(なかむら ともや、1997年12月27日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は中距離走・長距離走。大阪府東大阪市出身。東大阪市立石切中学校、大阪桐蔭高等学校、青山学院大学国際政治経済学部・国際経済学科各卒業。大阪ガス陸上部に所属。
身長171cm、体重54kg。実兄は同じく青山学院大学陸上部出身で、住友電工陸上競技部に所属する中村祐紀[1]。
経歴
[編集]高校時代
[編集]- 東大阪市立石切中学校では陸上部に所属。同中学校卒業後は、実兄・祐紀と同じく大阪桐蔭高校へ入学した。
- 高校1年時の全国高校駅伝・大阪府予選では2区で区間賞を獲得し、大阪桐蔭高校を初優勝に導く[2]。この大会では3区を務めた祐紀との兄弟リレーも果たしている。第64回全国高校駅伝では7区区間5位(チーム22位)の成績を残した(祐紀も出場し1区区間6位)[3]。
- 2年時の第20回全国都道府県対抗男子駅伝に出場。4区区間3位と好走する(大阪府チーム総合17位)[4]。
- 3年時の2015年6月、第68回近畿高校総体陸上1500mで自己ベストで優勝。同年7月の全国高校総体2015・1500mでは決勝に進出するも6位に終わった。
- 第21回全国都道府県対抗男子駅伝に2年連続の出場。4区区間29位(大阪府チーム総合21位)[5]。
大学時代
[編集]- 高校卒業後は兄と同じ青山学院大学に進学。1年時の関東インカレ男子2部・1500mでは5位入賞を果たす。
- しかし2年から3年時まではケガとスランプが続き、特に目立った好成績を残せなかった。またその頃には選手引退・マネージャーへの転向を原晋監督から勧告されており、中村は後年「(大学の)寮では監督に会うのも嫌だったし、顔さえも見たくなかった」と打ち明けている[6]。
- 4年生になってからようやく結果を残し始め、大学駅伝デビューとなった第31回出雲駅伝ではアンカー6区に抜擢。3位でタスキを受けるも國學院大學・東海大学に逆転され5位でフィニッシュ。区間5位と不本意な成績に終わった[7]。
- 第51回全日本大学駅伝では6区を務め、区間2位の快走で4人を抜いて3位に浮上。チームは7区で首位に浮上するも、8区で逆転を許し2位[8]。
- 2019年11月の関東学連10000m記録挑戦競技会では、従来の記録(29分51秒51)を1分20秒も上回る、28分31秒68の自己ベストを記録。レース後「これからが大事。(箱根駅伝は)どの区間も対応できるよう準備していきたい」と気を引き締めた[9][10]。
- 第96回箱根駅伝では7区を務め区間4位[11][12]。首位を危なげなく守り、青学大の総合優勝に貢献した[13]。
実業団時代
[編集]戦績
[編集]主な戦績
[編集]年 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2013年11月 | 第64回大阪府高等学校駅伝兼全国高校駅伝競走大会予選会 | 2区(3.0km) | 1位 | 8分41秒 | チーム総合初優勝 |
2013年12月 | 第248回日本体育大学長距離競技会 | 5000m | 44組・8位 | 13分56秒81[14] | 自己ベスト |
2013年12月 | 第64回全国高等学校駅伝競走大会 | 7区(5.0km) | 5位 | 14分41秒 | チーム総合22位 |
2015年1月 | 第20回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 4区(5.0Km) | 3位 | 14分25秒 | 大阪府チーム総合17位 |
2015年6月 | 第68回近畿高校総体陸上 | 1500m・決勝 | 優勝 | 3分49秒01[15] | 自己ベスト |
2015年7月 | 全国高校総体2015 | 1500m・決勝 | 6位 | 3分49秒72[16] | |
2016年1月 | 第21回天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 4区(5.0Km) | 22位 | 14分48秒 | 大阪府チーム総合21位 |
2016年5月 | 第95回関東学生陸上競技対校選手権大会 | 1500m | 1部・5位 | 3分50秒94 | |
2016年11月 | 2016年関東学生記録挑戦競技会 | 10000m | 11組・20位 | 29分51秒51[17] | 当時・自己ベスト |
2017年2月 | 第37回神奈川マラソン | ハーフマラソン | 92位 | 1時間7分45秒 | 初レース |
2019年11月 | 関東学連10000m記録挑戦競技会 | 10000m | 9組・1位 | 28分31秒68[18] | 自己ベスト |
2020年1月 | 第8回公認奥球磨ロードレース | ハーフマラソン | 7位 | 1時間03分08秒[19] | 自己ベスト |
大学駅伝戦績
[編集]学年(年度) | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|---|
1年生 (2016年度) |
第28回 ー - ー 出走なし |
第48回 ー - ー 出走なし |
第93回 ー - ー 出走なし |
2年生 (2017年度) |
第29回 ー - ー 出走なし |
第49回 ー - ー 出走なし |
第94回 ー - ー 出走なし |
3年生 (2018年度) |
第30回 ー - ー 出走なし |
第50回 ー - ー 出走なし |
第95回 ー - ー 出走なし |
4年生 (2019年度) |
第31回 6区-区間5位 30分02秒 |
第51回 6区-区間2位 37分29秒 |
第96回 7区-区間4位 1時間03分23秒 |
自己記録
[編集]- 1500m・・・3分49秒01(2015年6月19日 第68回近畿高校総体陸上)
- 5000m・・・13分45秒76(2020年7月4日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ 2020 士別大会)
- 10000m・・・28分31秒68(2019年11月23日 関東学連10000m記録挑戦競技会)
- ハーフマラソン・・・1時間03分08秒(2020年1月19日 第8回公認奥球磨ロードレース)
脚注
[編集]- ^ 住友電工陸上競技部Webサイト 中村祐紀・プロフィール
- ^ 第64回大阪高校駅伝兼全国高等駅伝大阪予選会
- ^ 2013(平成25)年・第64回男子大会記録
- ^ 第20回天皇敗全国都道府県対抗男子駅伝・大会結果
- ^ 第21回天皇敗全国都道府県対抗男子駅伝・大会結果
- ^ 箱根Vの青学大メンバー 原監督の「顔も見たくなかった」「みんなで辞めるかと…」(デイリースポーツ・2020年1月5日)
- ^ 第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走・総合成績
- ^ 第51回全日本大学駅伝 総合成績表(8区 106.8km)
- ^ 青学大・原監督「箱根駅伝必勝パターンになってきた」1万メートル28分8人(スポーツ報知・2019年11月23日)
- ^ 青学・中村友哉の4年生としての覚悟 最初で最後の箱根駅伝でやりきる(4years #大学スポーツ・2019年12月3日)
- ^ 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路走者一覧(東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト)
- ^ 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路7区速報記録(東京箱根間往復大学駅伝競走・公式サイト)
- ^ やっぱり箱根は青学大 2年ぶり5度目の総合優勝(日刊スポーツ・2020年1月3日)
- ^ 第248回日本体育大学長距離競技会・結果
- ^ 秩父宮賜杯第68回全国高等学校陸上競技対校選手権大会近畿地区予選会・男子1500m
- ^ 平成27年度全国高等学校総合体育大会・男子決勝記録一覧表
- ^ 10000m記録挑戦競技会
- ^ 10000m記録挑戦競技会
- ^ 第8回公認奥球磨ロードレース 一般男子【公式記録】リザルト
外部リンク
[編集]- 大阪ガス陸上競技部・選手紹介(長距離【新入社】中村 友哉)
- 中村友哉 (@nakamu1227) - X(旧Twitter)