中村愛音
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生誕 |
1993年12月2日(30歳) 宮城県仙台市 | |||||||||
身長 | 149 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||
コーチ | 門奈裕子 | |||||||||
所属クラブ | 名東SC | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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中村 愛音(なかむら あやね、ラテン文字:Ayane Nakamura, 1993年12月2日[1] - )は、日本の元フィギュアスケート選手(女子シングル)。2010年アジアンオープンフィギュアスケーティングトロフィー優勝。
経歴
[編集]1993年12月2日、仙台市で生まれる。5歳から長久保裕のもとでフィギュアスケートを始めた。2004年12月にホームリンクの「コナミスポーツクラブ泉・スケートリンク」[2]が閉鎖され、練習場所の確保に苦しみながら、2005-2006シーズンの全日本ノービス選手権Aクラスで優勝。2006年4月からは親元を離れ、名古屋に拠点を移した長久保の自宅に住み込んだ[3]。2006-2007シーズンには全日本ジュニア選手権で4位に入った。
2007-2008シーズンからジュニアクラスに上がり、ISUジュニアグランプリに参戦。国内では西日本ジュニア選手権で優勝したが、右股関節を痛めたため全日本ジュニア選手権を欠場[3]。2008年秋に名東FSCの門奈裕子コーチのもとへ移った[4]。2008-2009シーズンは全日本ジュニア選手権で4位となり、全日本選手権では9位だった。
2010-2011年シーズンのアジアフィギュア杯で優勝、2011-2012年シーズンをもって高校卒業と同時に引退した[5]。
2018年シンガポールを拠点とする客船ボイジャーオブザシーズ内のスケートショーに出演中。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2005-06 | 2006-07 | 2007-08 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 |
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全日本選手権 | 9 | 12 | 20 | 24 | |||
NRW杯 | 6 | ||||||
全日本Jr. 選手権 | 9 | 4 | 4 | ||||
JGPメキシコ杯 | 5 | ||||||
JGPブラオエン杯 | 4 | ||||||
JGPウィーン杯 | 4 | ||||||
アジアフィギュア杯 | 2J | 1 |
詳細
[編集]2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2011年12月22日 - 25日 | 第80回全日本フィギュアスケート選手権(門真市) | 23 42.80 |
24 71.09 |
24 113.89 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2010年12月24日 - 27日 | 第79回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 21 42.82 |
19 74.58
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20 117.40 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2009年12月25日-27日 | 第78回全日本フィギュアスケート選手権(大阪) | 11 54.60 |
13 93.82 |
12 148.42 |
2009年12月3日-6日 | 2009年NRW杯(ドルトムント) | 8 45.76 |
3 88.85 |
6 134.61 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2008年12月25日-27日 | 第77回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 13 46.64 |
9 91.43 |
9 138.07 |
2008年11月23日-11月24日 | 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 1 56.65 |
8 85.79 |
4 142.44 |
2008年9月10日-14日 | ISUジュニアグランプリ メキシコ杯(メキシコシティ) | 6 39.08 |
4 69.02 |
5 108.10 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2007年10月10日-13日 | ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯(ケムニッツ) | 4 46.28 |
3 75.71 |
4 121.99 |
2007年9月12日-15日 | ISUジュニアグランプリ ウィーン杯(ウィーン) | 4 46.63 |
5 75.12 |
4 121.75 |
2007年7月20日-22日 | アジアフィギュア杯 ジュニアクラス(台北) | 2 42.76 |
2 60.87 |
2 103.63 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2006年11月25日-26日 | 第75回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(広島) | 10 39.26 |
5 84.30 |
4 123.56 |
2005-2006 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2005年12月10日-11日 | 第74回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(長野) | 9 41.98 |
8 75.72 |
9 117.70 |
プログラム
[編集]シーズン | SP | FS |
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2008-2009[3] | レクイエム 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ |
ラプソディ・イン・ブルー 作曲:ジョージ・ガーシュウィン[6] 映画『アラビアのロレンス』サウンドトラック |
2007-2008 | さくらさくら 演奏:リチャード・クレイダーマン |
ラプソディ・イン・ブルー 作曲:ジョージ・ガーシュウィン[3] |
2006-2007[7] | さくらさくら 作曲:リチャード・クレイダーマン |
キャッツ 作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー |
2005-2006[1] | - | オリエント急行殺人事件 |
脚注
[編集]- ^ a b 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.29
- ^ 2007年(平成19年)3月にアイスリンク仙台として再開。
- ^ a b c d 『日本女子フィギュアスケートキャラクターブック 2008-2009』マガジンハウス、2008年10月、pp.68-69
- ^ 『ワールド・フィギュアスケート 36』新書館、2009年2月、p.80
- ^ 中京テレビ「卒業スケーター」2012年4月4日放送。
- ^ シーズン途中から前シーズンのプログラムに戻した。
- ^ 青嶋ひろの「2006全日本フィギュアスケートジュニア選手権レポート」『フィギュアスケートDays vol.2』DAI-X出版、2007年3月、pp.62-69