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中村明蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中村 明蔵(なかむら あきぞう、1935年 - )は、日本史学者、鹿児島国際大学名誉教授。

略歴

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福岡県北九州市生まれ。1960年奈良学芸大学卒業[1]、1962年立命館大学大学院日本史学専攻修士課程修了。1994年「隼人と律令国家」で立命館大文学博士ラ・サール高等学校教諭、鹿児島女子短期大学教授、鹿児島経済大学教授、校名変更で鹿児島国際大学教授。2006年定年、名誉教授[2]。2006年南日本文化賞受賞。

飛鳥奈良時代における古代律令政府九州地方南部に対する支配政策、とくに隼人政策についての精緻な研究で知られる。

著書

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  • 『飛鳥の朝廷』 若い世代と語る日本の歴史 4 評論社 1969
  • 『熊襲と隼人 西九州の古代社会』若い世代と語る日本の歴史 別巻 1 評論社 1973
  • 『隼人の研究』学生社 1977/丸山学芸図書 1993
  • 『隼人の楯』学生社 1978
  • 『"でる順"つき日本史人名270 マイセレクト 人物中心の重点整理』旺文社 1979
  • 『東大の日本史 大学入試シリーズ1982年』教学社 1982。大学入試シリーズ(赤本
  • 『熊襲・隼人の社会史研究』名著出版 1986
  • 『南九州古代ロマン ハヤトの原像』丸山学芸図書 1991
  • 『隼人と律令国家』名著出版 1993
  • 『クマソの虚構と実像 つくり出された反逆者像』丸山学芸図書 1995
  • 『古代隼人社会の構造と展開』岩田書院 1998
  • 『神になった隼人 日向神話の誕生と再生』南日本新聞社 南日本ブックス 2000
  • 『薩摩民衆支配の構造 現代民衆意識の基層を探る』南方新社 2000
  • 『隼人の古代史』平凡社新書 2001/吉川弘文館 読みなおす日本史 2019
  • 鑑真幻影 薩摩坊津・遣唐使船・肥前鹿瀬津』南方新社 2005
  • 『隼人の実像 鹿児島人のルーツを探る』南方新社 2014
  • 『隼人異聞史話 縁の下の古代史』国分進行堂 2015
  • 『薩隅今昔史談 隼人が語る歴史の真相』国分進行堂 2016
  • 『かごしま歴史探訪 歴史を生んだ現場からの考察』国分進行堂 2017
  • 『「さつま」から見る歴史断章 明日を創造する今鏡』国分進行堂 2018
編著
  • 『ハヤト・南島共和国』編 春苑堂出版 かごしま文庫 1996

論文

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脚注

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  1. ^ 『隼人の楯』著者紹介
  2. ^ 『薩隅今昔史談』著者紹介

関連項目

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