中根英朗
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中根 英朗(なかね ひでろう、1923年(大正12年)9月19日 - 1982年(昭和57年)2月25日)は、日本の実業家。
概要
[編集]大衆保険市場のパイオニアとして長い歴史をもつ、安田財閥系の日動火災海上保険の社長に就任後、代理店連合会の発足、自動車保険損害調査を中心とするオンラインシステムの完成など、募集網強化と契約者サービス向上を推進。同社史上画期的と言われた首都圏営業体制の強化及び、全国拠点網の整備など、同社発展の礎をつくった。また、業容拡大と共に、資本金を86億円から120億円に増資し、業界上位企業としての地位を揺るぎないものにした。
社外に於いては、損保事業研究所幹事や、日本損害保険協会理事などを歴任し、業界の発展に尽力した。
略歴
[編集]- 1923年 愛知県にて出生
- 1946年 明治大学商学部卒業
- 1950年 日動火災海上保険(現・東京海上日動火災保険)入社
- 1964年 外務部長
- 1965年 取締役
- 1966年 常務取締役に就任後、専務取締役に就任
- 1972年 代表取締役副社長
- 1977年 社長
- 1982年 死去(58歳)
参考文献
[編集]- 『日本の経営者: 1部上場全企業・社長の経営戦略と人物像』(時評社 1980)
- 『インシュアランス』(3月号第1集(3021) 保険研究所)