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中瀬天祖神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中瀬天祖神社
所在地 東京都杉並区清水3-19-10
主祭神 天照大神市杵嶋姫命保食神
創建 不明
例祭 10月15日
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中瀬天祖神社(なかせてんそじんじゃ)は、東京都杉並区清水にある神社。

由緒

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元々は妙正寺の朱印地内で十羅刹を祀った「十羅刹堂」があった。神体男根状の自然石である。昔、所沢田無周辺の人が江戸から帰る途中、急に腹痛を起こし妙正寺に担ぎ込まれた。僧侶の祈祷で腹痛は治ったが、その人が持っていた男根状の自然石を見て、「この石は霊石で、この地で祀られたいから腹痛を起こしたのだ」ということで、この石を十羅刹として祀ったという[1]

江戸時代までは十羅刹様などと呼ばれたが、明治時代になり神仏分離令により、妙正寺から切り離され天祖神社となった。そして井草八幡宮の境外神社にもなった。

境内社

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  • 市杵嶋神社
  • 稲荷神社
  • 三峯神社

アクセス

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脚注

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  1. ^ 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年、217-218p

参考文献

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  • 杉並郷土史会著、東京にふる里をつくる会編『杉並区の歴史 (東京ふる里文庫12)』名著出版、1978年