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丸屋清次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

丸屋 清次郎(まるや せいじろう、生没年不詳)は江戸時代江戸地本問屋団扇問屋

来歴

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寿鶴堂、丸清と号す。または丸屋清治郎とも。享和から安政期に芝神明前宇田川町文治郎店で営業している[1] 。地本草紙問屋元組(古組)の一軒であり、団扇問屋も兼ねていた。歌川豊国歌川国貞渓斎英泉歌川広重歌川国芳歌川芳虎らの錦絵を出版している。安政4年(1857年)9月に廃業している。

作品

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  • 歌川豊国 『五世松本幸四郎の阿波の十郎兵衛』 大判 錦絵 享和2年(1802年)
  • 歌川豊国 『沢村源之助の阿部の保名』 大判 錦絵 享和2年
  • 歌川国貞 『古今未曽有工夫の幽霊 尾上梅幸のかさね』 大判 錦絵 文化14年(1817年)
  • 渓斎英泉 『時世粧』 横大判 錦絵揃物 文政後期~天保前期
  • 歌川広重 『伊勢参宮宮川渡しの図』 大判3枚続 錦絵 文政 神宮徴古館所蔵
  • 歌川広重 『日本湊尽』 横大判 錦絵揃物 天保後期
  • 歌川広重 『東海道五十三次之内(隷書東海道)』 横大判55枚揃 錦絵 弘化4年(1847年)‐嘉永4年(1851年)
  • 歌川国芳 『浅草金龍山弁天山雪中之図』 横大判 錦絵 嘉永
  • 歌川国芳 『朝比奈島巡り』 大判3枚続 錦絵
  • 3代目歌川豊国 『朝顔日記 宮城阿曽次郎 秋月娘深雪』 大判3枚続 錦絵 安政2年(1855年)
  • 歌川芳虎 『桜花美人の図』

脚注

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  1. ^ 『浮世絵の基礎知識』は文化・嘉永年間とする。

参考文献

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