丸谷嘉長
丸谷 嘉長(まるたに よしひさ、1962年9月29日 - )は、日本の写真家。愛称は「マル」。
来歴
[編集]赤坂スタジオ勤務後、富永民生に師事し1990年に独立、(有)丸谷嘉長写真事務所を設立した。以来、広告、雑誌を中心に様々な表現の場で活動している。
日本コカ・コーラ「からだ巡茶」、英会話イーオン、明治製菓、興和、JA、花王、NEC、京王電鉄、DoCoMo等の広告をはじめ、「週刊文春」「週刊プレイボーイ」「サンデー毎日」「週刊現代」「UOMO」「CREA」「FRaU」「STORY」「VoCE」「Sports Graphic Number」、等幅広いジャンルの雑誌の撮影を行う。2007年には「読売ウィークリー」の「ドラマな表紙」を約半年間担当し、俳優や女優に毎回独特なシチュエーションとストーリーを考え撮影を行い個性的な表紙となった。
写真集も多く手掛け、小西真奈美「27」は約6年間撮影し、30,000枚におよぶ写真の中から作られた。スチールだけではなくNTTドコモ新潟、P&GのCMやFayray「over」のPVオリジナルムービー「UNTITLED」等ムービーの撮影も行っている。
2013年12月より約3ヶ月間、ライカプロフェッショナルストアにて「昼間の星 〜 Stars in the daytime 〜」展を開催。 会期中には様々なクリエイターを招きライブ感溢れるシューティングイベントも開催された。 丸谷自身のライカSシステムを通じて表現される世界観とクリエイターの感性がぶつかり、展示会場で新たな作品を生み出す印象的な展示会となった。
2018年女優松本穂香と作品撮影。[Negative Pop]のタイトルで1年間、1週間毎に発表。翌年2018年ネガティブポップ松本穂香[1]集英社より発売。
2019年ネガティブポップの名前で作品発表サイトを制作。沢山のカメラマン、演者、クリエイターが参加negativepop[2]
主な作品
[編集]広告
[編集]- 日本コカ・コーラ「からだ巡茶」
- 英会話イーオン
- 京王電鉄
- JA
- 明治製菓
- MEGMILK
- 興和
- マクドナルド
- 日立
- 花王
- エーザイ
- 読売新聞
- EPSON
- カルビー
- エースコック
- 京都きもの友禅
など
雑誌
[編集]【週刊誌】
- 週刊文春
- 週刊プレイボーイ
- サンデー毎日
- 週刊現代
【月刊誌】
- 東京カレンダー
- CREA
- UOMO
- FRaU
- STORY/美STORY
- VoCE
- T.
- 一個人
- ダ・ヴィンチ
- Number
- Cut
- 野性時代
- POPEYE
---休刊---
- BART
- Invitation
- Esquire
- 月刊テレビガイドMuse
写真集 ・本
[編集]- ハン・ヒョジュ:「ひざしのほうへ」(ぴあ株式会社)2014
- 黒川智花:「風花」(集英社)2010
- 真野恵里菜:「天国のドア」(ワニブックス)2010
- 広末涼子:「広末涼子・イン・トライアングル」(扶桑社)2009
- 佐藤寛子:「PORTRAIT」(ワニブックス)2007
- 小西真奈美:「27」(朝日出版社)2006
- 藤原竜也:「no control」(文藝春秋)2005
- 矢田亜希子:「BLOOMING」(集英社)2005
- 石田未来:「未来日和」(ワニブックス)2005
- 瀬戸朝香:「STAZIONE」(朝日出版社)2004
- 相武紗季:「water piece」(ワニブックス)2004
- 矢田亜希子:「YADA AKIKO」(集英社)2004
- 広末涼子:「広末涼子 New York RH Avenue 2003」(エンターブレイン)2003
- 奥菜恵:「THE OKINA 2/3 in Tokyo」(朝日出版社)2002
- 後藤理沙:「reflect」(ワニブックス)2002
- 国分佐智子:「Luna」(ワニブックス)2001
- 広末涼子:「teens」(集英社)2000
- 鶴田真由:「element」(ワニブックス)
- 島田雅彦:「不惑の手習い」(集英社)2008
ジャケット
[編集]他多数。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 丸谷嘉長ホームページ
- ネガティブポップ[1]
出典
[編集]- ^ “[negativepop.net ネガティブポップ]”. 20190901閲覧。