丹羽京子
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丹羽 京子(にわ きょうこ、1957年 - )は、日本のベンガル文学者。専門は近現代ベンガル文学、ベンガル詩、比較文学[1]。文学博士(Ph.D.)。 元東京外国語大学総合国際学研究院教授(言語文化部門・文化研究系)[1]。
人物
[編集]1983年に東京外国語大学大学院外国語学研究科アジア第二言語専攻(ヒンディー語学)修士課程を修了[1]。コルカタのジャドブプル大学 (Jadavpur University) 比較文学科博士課程で学び、1988年にPh.Dを取得[1]。 東海大学、亜細亜大学、東京外国語大学大学院非常勤講師等を経て、2012年より東京外国語大学総合国際学研究院特任講師、2015年より准教授、2020年より教授。2023年東京外国語大学を定年退職。
主な著書
[編集]共著
[編集]- 『CDエクスプレス ベンガル語』(町田和彦共著、白水社) 2004
翻訳
[編集]- 『ジョルシャゴル』(タラションコル・ボンドパッダエ、大同生命国際文化基金) 1993
- 『ノズルル詩集』(カジ・ノズルル・イスラム、花神社) 1999
- 『ドラウパディー』(モハッシェタ・デビ、臼田雅之共訳、現代企画室) 2003
- 『赤いシャールー』(ショイヨド・ワリウッラー、大同生命国際文化基金) 2004
- 『バングラデシュ詩選集』(編訳、大同生命国際文化基金) 2007 - ニルモレンドゥ・グン, アル・マームド, ショヒド・カドリ, シャムシュル・ラーマンの作品を収録
- 『ベンガル詩選集 もうひとつの夢』(編訳、大同生命国際文化基金) 2013 - ジボナンド・ダーシュ, ブッドデブ・ボシュ, シュバシュ・ムコッパダエ, ションコ・ゴーシュ, ショクティ・チョットパッダエ, ビノエ・モジュムダル, ジョエ・ゴーシャミの作品を収録
- 『新・完訳 日本旅行者』(ラビンドラナート・タゴール、本郷書森) 2016
- 『地獄で温かい バングラデシュ短編選集』(編訳、大同生命国際文化基金) 2019 - アクタルッジャマン・イリアス, ハッサン・アジズル・ホク, セリナ・フセインの作品を収録
出典
[編集]- 『バングラデシュ詩選集』訳者略歴
関連文献
[編集]- 白水社編集部 編『「その他の外国文学」の翻訳者』白水社、2022年。