久保城 (下総国)
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久保城 (千葉県) | |
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久保城 | |
城郭構造 | 平山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 不明 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 千葉胤貞 |
遺構 | 土塁 |
指定文化財 | なし |
位置 | 北緯35度44分43.0秒 東経140度29分10.8秒 / 北緯35.745278度 東経140.486333度座標: 北緯35度44分43.0秒 東経140度29分10.8秒 / 北緯35.745278度 東経140.486333度 |
地図 |
久保城(くぼじょう)は、千葉県香取郡多古町北中にあった日本の城。
歴史
[編集]鎌倉時代末期、千田荘は千葉胤貞の所領となっていた。胤貞の所領は、臼井荘、八幡荘にもあったが、父親の宗胤と同じく千田太郎を称し、「千田殿」と呼ばれていた[1]。
久保城は、胤貞が居館として築いたものと伝わる。多古の中心ともいえる中村に創建された古刹日本寺の古文書にも、胤貞の居館は 「久保(窪)」にあったと記されている。久保城は土地の伝承と古文書からも、「千田殿」と呼ばれていた胤貞の存在を裏付ける重要な城である[2]。
構造
[編集]久保集落北西の半島状に突き出た台地上にある。先端部は周囲が急峻で、城館にふさわしい地形をしている。久保城周辺には土塁や空堀などの遺構が残っている。
アクセス
[編集]- JR総武本線「八日市場駅」よりジェイアールバス関東「JR成田駅」行き・「多古台バスターミナル」行きにて「南中(みなみなか)」バス停下車 徒歩15分