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久保朝孝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久保 朝孝(くぼ ともたか、1950年5月 - )は、日本中古文学研究者。元愛知淑徳大学教授。専攻は日本中古文学。特に、紫式部源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』及びその伝記。

来歴

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宮城県仙台市に生まれる[1]。1977年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業[1]、1982年、同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学[1]。同年、愛知淑徳短期大学国文学科専任講師[1]、1987年、助教授[1]、1992年、教授[1]。1995年、愛知淑徳大学現代社会学部教授(文学部兼担)[1]、1999年、文学部教授[1]。2008年、図書館長[1]、2009年-15年、文学研究科長[1]

著書

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  • 『国語融合問題徹底解説』有精堂出版(新書ジャンプ)1987年
  • 『古典解釈の愉悦 平安朝文学論攷』世界思想社、2011年

共編著

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  • 『王朝の女流作家たち』樋口芳麻呂鷹尾純岩下紀之共著、世界思想社、1990年
  • 『新講源氏物語を学ぶ人のために』高橋亨共編、世界思想社、1995年
  • 『王朝女流日記を学ぶ人のために』久保朝孝編、世界思想社、1996年
  • 『悲恋の古典文学』久保朝孝編、世界思想社、1997年
  • 『端役で光る源氏物語』外山敦子共編、世界思想社、2009年
  • 『女たちの光源氏』久保朝孝編、新典社選書、2014年

論文

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 「久保朝孝教授 略歴・研究業績」『愛知淑徳大学国語国文』第44巻、愛知淑徳大学国文学会、1995年3月、3-12頁。