久遠麻耶
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久遠 麻耶(くおん まや、本名:平澤 麻耶(ひらさわ まや)[1]、8月27日 - )は、元宝塚歌劇団・宙組男役。
熊本県下益城郡、九州女学院中学出身。身長170cm。愛称はマヤ。
略歴
[編集]- 1992年、宝塚音楽学校へ入学。
- 1994年、80期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は10番。花組『ブラック・ジャック 危険な賭け/火の鳥』で初舞台。その後、星組へ配属される。
- 1998年、宙組創設メンバーの一人として、組替え。
- 1999年、『激情』の新人公演で初主演を果たす。以降、2作連続で新人公演主演を務める。
- 2000年、ベルリン公演に参加。
- 若手男役として有望であったが、2002年11月10日、『鳳凰伝/ザ・ショー・ストッパー』の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団。
- 退団後は、東京ディズニーシーやヨガインストラクターとして活動。2004年に結婚し、郷里熊本に戻った[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]星組時代
[編集]- 1995年3月、『国境のない地図』
- 1996年11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』黒天使
- 1997年5月、『誠の群像 -新撰組流亡記-』新人公演:黒田了介(本役:湖月わたる)/『魅惑Ⅱ -ネオ・エゴイスト-』
宙組時代
[編集]- 1998年1月、『夢幻宝寿頌』/『This is TAKARAZUKA!』(香港)
- 1998年3月、『エクスカリバー』チャールズ、新人公演:クリストファー(本役:和央ようか)/『シトラスの風』
- 1998年10月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』ジュラ、新人公演:ルキーニ(本役:湖月わたる)
- 1999年5月、『Crossroad -すれ違うばかりじゃやりきれない-』(ドラマシティ・東京特別)ジェラール
- 1999年6月、『激情 -ホセとカルメン-』新人公演:ドン・ホセ(本役:姿月あさと)/『ザ・レビュー 99』 *新人公演初主演
- 2000年1月、『砂漠の黒薔薇』新人公演:アリシャール王子、黒薔薇(本役:姿月あさと)/『GLORIOUS!!』 *新人公演主演
- 2000年6月、『宝塚 雪・月・花/サンライズ・タカラヅカ』(ベルリン公演)
- 2000年8月、『望郷は海を越えて』船越伊三、新人公演:九鬼海人(本役:和央ようか)/『ミレニアム・チャレンジャー!』 *新人公演主演
- 2001年2月、『望郷は海を越えて』船越伊三/『ミレニアム・チャレンジャー!』(中日)
- 2001年4月、『ベルサイユのばら2001 -フェルゼンとマリー・アントワネット編-』小公子
- 2001年9月、『フィガロ!』(バウ・東京特別)エンリーコ
- 2001年11月、『カステル・ミラージュ -消えない蜃気楼-』リック/『ダンシング・スピリット!』
- 2002年1月、『宙組エンカレッジコンサート』(バウ)
- 2002年4月、『カステル・ミラージュ』リチャード・テイラー/『ダンシング・スピリット!』(全国ツアー)
- 2002年7月、『鳳凰伝 -カラフとトゥーランドット-』タン/『ザ・ショー・ストッパー』 *退団公演
脚注
[編集]- ^ a b “【芸能】元タカラジェンヌ熊本で被災”. デイリースポーツ. (2016年4月18日) 2016年4月20日閲覧。