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久野能弘

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久野 能弘(くの よしひろ、1937年3月17日 - 2017年9月24日 )は、日本行動療法家。臨床心理士・専門行動療法士。金沢大学名誉教授。専門は行動療法京都府生まれ。

経歴

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  • 関西学院大学文学部心理学科卒業、同大学院文学研究科修士課程修了、同大学院博士課程単位取得後退学
  • 大村病院(武庫川病院分院)臨床心理室を経て、兵庫医科大学講師・助教授、金沢大学文学部教授を経て、2000年4月より中京大学心理学部教授・大学院心理学研究科教授。中京大学臨床心理相談室長。
  • 2007年3月に同大学を定年退職し、5月より名東福祉会にて顧問を務め、児童行動療育センター「たけのこの家」にて行動療法を中心技法とした障害児療育を行う。
  • 京都芸術大学、梅花女子大学、関西学院大学社会学研究科・文学研究科、関西大学文学研究科、立命館大学文学部、広島修道大学、神戸松蔭女子大学教育研究科、追手門学院大学文学研究科、愛知学泉大学生活科学部にて非常勤講師を務めた。
  • 関西大学文学部、関西学院大学文学部・社会学部、大阪市立大学生活科学部、立命館大学文学部、宮崎大学教育学部、広島修道大学人文学部、名古屋大学教育学部、追手門学院大学文学部、九州大学教育学部にて集中講義を行った。
  • 2004年10月に開催された日本行動療法学会第30回大会の大会長を務めた。
  • 石川県精神保健福祉協会副会長、石川県被害者援護協会委員などを歴任した。

所属学会

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  • 日本認知・行動療法学会(旧日本行動療法学会)(名誉会員)
  • 日本行動科学学会
  • 日本心理臨床学会

主な著作

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著書

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  • 松永一郎・久野能弘・島田修(編集) 1972 人間理解の心理学:現代の精神衛生 京都:峯書房
  • 久野能弘(著) 1993 行動療法:医行動学講義ノート 京都:ミネルヴァ書房

分担執筆

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  • 久野能弘 1987 第1章行動アセスメントと行動評価 山上敏子(編著) 行動医学の実際 東京:岩崎学術出版社 Pp.-.
  • 久野能弘 1988  上里一郎(編) 心身障害児の行動療育 京都:同朋舎出版 Pp.-.
  • 久野能弘 2000 条件づけの臨床的応用 今田寛(編著) 学習の心理学 東京:放送大学教育振興会 Pp.-.
  • 久野能弘 2001 行動療法用語案内 山上敏子(編) こころの科学99号 特別企画:行動療法 東京:日本評論社 Pp.99-109.
  • 久野能弘 2004 第III部3章認知行動的な立場に立つカウンリングのプロセス:2節行動カウンセリングのプロセス 福島脩美田上不二夫沢崎達夫諸富祥彦(編) カウンセリングプロセスハンドブック 東京:金子書房 Pp.233-242.
  • 久野能弘 2006 第II部強迫性障害の理解:第1章強迫性障害の行動理論 原田誠一(編) 強迫性障害ハンドブック 東京:金剛出版 Pp.67-81.

翻訳

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  • S.ヴィノキュアー(著) 佐久間徹・久野能弘(監訳) 1984 スキナーの言語行動理論入門 京都:ナカニシヤ出版
    • Winokur,S. 1976 A primer of verbal behavior : an operant view. Englewood Cliffs, N.J. : Prentice-Hall.
  • E.ショプラー・G.B.メジボフ(編集) 久野能弘・宮下照子(監訳) 1990 自閉症児の社会的行動 東京:岩崎学術出版社
    • Schopler,E. & Mesibov,G.B. 1986 Social behavior in autism. New York : Plenum Press.

脚注

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