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九州ひぜん信用金庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
九州ひぜん信用金庫
The Kyusyu Hizen Shinkin Bank
本店
本店(2017年撮影)
種類 信用金庫
略称 ひぜしん
本店所在地 日本の旗 日本
843-0024
佐賀県武雄市武雄町大字富岡8894
設立 1951年4月11日
(大町信用組合)
業種 金融業
法人番号 3300005003205 ウィキデータを編集
金融機関コード 1933
代表者 石橋 正広(理事長)
資本金 940百万円(普通出資金)
従業員数 162人(常勤役職員数)
外部リンク https://www.qhize.com/
特記事項:店舗数:18
代表者、資本金、従業員数、店舗数は2024年2月29日時点[1]
テンプレートを表示
現在は改装され当行本店となった、旧・杵島信用金庫本店(2009年撮影)
ひぜしんスタジアム

九州ひぜん信用金庫(きゅうしゅうひぜんしんようきんこ)は佐賀県武雄市に本店を置く信用金庫。佐賀県のほか、長崎県佐世保市を中心に、大村市諫早市に店舗、東彼杵郡出張所(店舗外ATM)を構えている。ひぜしんとも呼ばれる。

概要

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2010年2月15日に佐賀県武雄市に本店を置いていた杵島信用金庫(きしましんようきんこ)と長崎県佐世保市に本店を置いていた西九州信用金庫(にしきゅうしゅうしんようきんこ)が合併。県境を越えた信用金庫の合併は九州地区では初、全国でも珍しいケースである。

元々、杵島信金は佐賀県武雄市に本店があり、一方の西九州信金は佐世保市に本店を構えていた。両金庫の合併で相互補完され、佐賀県と長崎県北部をカバーするようになったが、営業エリアの重複が無く、杵島信金・西九州信金の既存店舗・従業員をすべて引き継いだ為、預金量1,175億円(2010年1月末現在)を抱える佐賀・長崎両県で1位の規模となる信用金庫が誕生した[2]

合併後の統一金融機関コードは旧・杵島信金のコードがそのまま引き継がれる。また、旧・西九州信金の本店は「佐世保営業部」に改称された。この「佐世保営業部」は2016年に建て替えられ、2017年1月に新築オープンされている。

また、発足当初長崎県内のみの展開だった出張所(店舗外ATM)に関しても、佐賀県内にも設置されるようになった。

沿革

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  • 1951年昭和26年)4月 - 杵島郡大町町にて「大町信用組合」として設立
  • 1952年(昭和27年)9月 - 武雄信用組合と合併して「杵島信用組合」となる
  • 1953年(昭和28年)4月 - 信用金庫法に基づき、「杵島信用金庫」となる
  • 1963年(昭和38年)1月 - 本店を武雄市へ移転する
  • 2010年平成22年)2月 - 西九州信用金庫長崎県佐世保市)と合併し、『九州ひぜん信用金庫[3]』に改称
  • 2016年(平成28年)2月 - 佐世保営業部(旧西九州信用金庫 本店)が店舗建て替えに伴い、本島支店へ一時移転[4]
  • 2017年(平成29年)1月 - 佐世保営業部が建て替えを終えて以前の場所に戻り、新築オープン[5]
  • 2020年(令和2年)12月 - 株式会社日立ハイテクとビジネスマッチング契約を締結[6]
  • 2022年(令和4年)
    • 1月 - 長崎県大村市の西大村支店が営業終了(2月営業終了)するのに先立ち、マックスバリュ大村諏訪店内に大村市内で初となる店舗外ATMを開設[7]
    • 7月 - 武雄市東川登町の新設野球場・武雄市民球場の命名権を取得し、愛称を「ひぜしんスタジアム」とする。使用期間は2032年までの10年間[8]

店舗・ATM

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最新の情報や詳細は 公式サイト「店舗・ATMのご案内」 を参照。

  • 店舗
    • 佐賀県
      • 武雄市:本店営業部、宮野町支店、北方支店、山内支店
      • 嬉野市:嬉野支店
      • 鹿島市:鹿島支店
      • 杵島郡:大町支店、白石支店
    • 長崎県
      • 佐世保市:佐世保営業部、本島支店、大宮支店、俵町支店、相浦支店、大野支店、早岐支店
      • 大村市:大村支店、竹松支店
      • 諫早市:諫早支店
  • ATM
    • 佐賀県
      • 武雄市:武雄市役所出張所
    • 長崎県
      • 佐世保市:イオン大塔出張所、食品団地出張所
      • 大村市:マックスバリュ大村諏訪出張所
      • 東彼杵郡:川棚出張所

関連項目

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脚注

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  1. ^ 金庫概要(2020年3月31日時点、九州ひぜん信用金庫公式ページ)2021年9月7日閲覧
  2. ^ 九州ひぜん信金が誕生 県境越えて合併 信金では九州初 「地域の発展に」 - 西日本新聞 2010年2月16日
  3. ^ 第58期(2009年3月)ディスクロージャー誌” (PDF). 杵島信用金庫. 2020年6月13日閲覧。(1ページ「2009年6月18日の杵島信金通常総代会において新名称を決定」を参照)
  4. ^ 佐世保営業部一時移転のご案内 (PDF) - 九州ひぜん信用金庫 お知らせ 2016年2月8日(2016年2月12日閲覧)
  5. ^ 2017年ディスクロージャー誌”. 九州ひぜん信用金庫. 2020年6月13日閲覧。(18ページ「佐世保営業所新築オープン」を参照)
  6. ^ 日立ハイテクとの業務提携のお知らせ ~中小企業の事業機会を拡大するビジネスマッチング契約を締結~』(プレスリリース)2020年12月23日https://www.qhize.com/files/optionallink/00000019_file.pdf2023年12月2日閲覧 
  7. ^ マックスバリュ大村諏訪出張所ATMの出店につきまして』(プレスリリース)2022年1月16日https://www.qhize.com/files/optionallink/00000059_file.pdf2023年12月2日閲覧 
  8. ^ 澤登滋「7月オープンの武雄市民球場、愛称は「ひぜしんスタジアム」 佐賀県初の全面人工芝」『佐賀新聞ニュース』2022年5月26日。2024年1月15日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯33度11分53.966秒 東経130度1分30.31秒