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亀岡神社 (平戸市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
亀岡神社

境内
所在地 長崎県平戸市岩の上町1517番地ホ第2
位置 北緯33度22分5.4秒 東経129度33分25.0秒 / 北緯33.368167度 東経129.556944度 / 33.368167; 129.556944 (亀岡神社)座標: 北緯33度22分5.4秒 東経129度33分25.0秒 / 北緯33.368167度 東経129.556944度 / 33.368167; 129.556944 (亀岡神社)
主祭神 松浦氏の祖霊
七郎氏広命
天照皇大神
誉田別天皇
社格 旧県社
創建 寛永8年(1631年)
本殿の様式 神明造
例祭 10月28日
主な神事 平戸くんち(10月24日 - 27日)
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亀岡神社(かめおかじんじゃ)は、長崎県平戸市に鎮座する神社平戸城本丸跡に鎮座する。旧県社

祭神

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源大夫判官久命(源久松浦氏の祖)を初め、源藤次持(たもつ)命松浦肥州定命左衛門尉勝(すぐる)命平戸松浦氏歴代当主の霊と、七郎氏広命、志自岐大明神(十城別(とおきわけ)命)、神島大明神(鴨一隼戸命)、天照皇大神表筒男神、中筒男神、底筒男神天児屋根命和加宇加乃売(わかうかのめ)神誉田別天皇天御柱神国御柱(あめのみはしらくにのみはしら)神倉稲魂命弥都波乃売(みづはのめ)神を祀る。

源大夫判官久命以下4柱は下述する旧霊椿山(れいちんざん)神社の、七郎氏広命以下3柱は旧七郎神社の、天照皇大神以下6柱は旧乙宮(おとみや)神社の、誉田別天皇以下4柱は旧八幡神社の祭神である。

由緒

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寛永8年(1631年)、平戸藩藩主松浦棟が祖霊4柱を平戸城内の霊椿山に祀ったのに創まり(霊椿山神社)、歴代藩主の崇敬を受け、社殿の修造等一切は藩費を以てなされる例であった。

七郎神社は社領20を有していた。

明治になって霊椿山、七郎、乙宮、八幡の4神社を合祀する事となり、明治11年(1878年)に現社地に社殿を営み、翌々13年に各祭神を遷座、現社名に改称して県社に列し、平戸の産土神とされた。

祭祀

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10月24日から27日の4日間行われる秋の大祭は「平戸くんち」と称され多彩な行事が行われる。

境内

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昭和41年(1966年)、明治百年を記念して建立された中山愛子〈平戸藩主:松浦清(静山)の娘で中山忠能室、明治天皇外祖母〉の像がある。

文化財

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国指定・登録

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重要文化財(工芸品)
  • 鐶頭大刀 無銘 拵付 1口 附:大刀図1通 - 大正5年(1916年)5月24日指定
登録有形文化財
  • 本殿
  • 幣殿及び登廊[1]
  • 拝殿
  • 神楽殿

長崎県指定

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県指定天然記念物
  • 亀岡のマキ並木 - 昭和29年12月21日

脚注

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  1. ^ 文化庁サイトの「国指定文化財等データベース」及び「文化遺産オンライン」では「弊殿」となっているが、「幣殿」が正しい。(参照:長崎県の文化財

参考文献

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  • 『神道大辞典』第1巻、平凡社、昭和12年

関連項目

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外部リンク

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