亀岡神社 (平戸市)
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亀岡神社 | |
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境内 | |
所在地 | 長崎県平戸市岩の上町1517番地ホ第2 |
位置 | 北緯33度22分5.4秒 東経129度33分25.0秒 / 北緯33.368167度 東経129.556944度座標: 北緯33度22分5.4秒 東経129度33分25.0秒 / 北緯33.368167度 東経129.556944度 |
主祭神 |
松浦氏の祖霊 七郎氏広命 天照皇大神 誉田別天皇 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 寛永8年(1631年) |
本殿の様式 | 神明造 |
例祭 | 10月28日 |
主な神事 | 平戸くんち(10月24日 - 27日) |
亀岡神社(かめおかじんじゃ)は、長崎県平戸市に鎮座する神社。平戸城本丸跡に鎮座する。旧県社。
祭神
[編集]源大夫判官久命(源久、松浦氏の祖)を初め、源藤次持(たもつ)命、松浦肥州定命、左衛門尉勝(すぐる)命の平戸松浦氏歴代当主の霊と、七郎氏広命、志自岐大明神(十城別(とおきわけ)命)、神島大明神(鴨一隼戸命)、天照皇大神、表筒男神、中筒男神、底筒男神、天児屋根命、和加宇加乃売(わかうかのめ)神、誉田別天皇、天御柱神国御柱(あめのみはしらくにのみはしら)神、倉稲魂命、弥都波乃売(みづはのめ)神を祀る。
源大夫判官久命以下4柱は下述する旧霊椿山(れいちんざん)神社の、七郎氏広命以下3柱は旧七郎神社の、天照皇大神以下6柱は旧乙宮(おとみや)神社の、誉田別天皇以下4柱は旧八幡神社の祭神である。
由緒
[編集]寛永8年(1631年)、平戸藩藩主松浦棟が祖霊4柱を平戸城内の霊椿山に祀ったのに創まり(霊椿山神社)、歴代藩主の崇敬を受け、社殿の修造等一切は藩費を以てなされる例であった。
明治になって霊椿山、七郎、乙宮、八幡の4神社を合祀する事となり、明治11年(1878年)に現社地に社殿を営み、翌々13年に各祭神を遷座、現社名に改称して県社に列し、平戸の産土神とされた。
祭祀
[編集]10月24日から27日の4日間行われる秋の大祭は「平戸くんち」と称され多彩な行事が行われる。
境内
[編集]昭和41年(1966年)、明治百年を記念して建立された中山愛子〈平戸藩主:松浦清(静山)の娘で中山忠能室、明治天皇外祖母〉の像がある。
文化財
[編集]国指定・登録
[編集]- 重要文化財(工芸品)
- 登録有形文化財
- 本殿
- 幣殿及び登廊[1]
- 拝殿
- 神楽殿
長崎県指定
[編集]- 県指定天然記念物
- 亀岡のマキ並木 - 昭和29年12月21日
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『神道大辞典』第1巻、平凡社、昭和12年