中村鶴松 (2代目)
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(二代目 中村鶴松から転送)
にだいめ なかむら つるまつ ニ代目 中村 鶴松 | |
屋号 | 中村屋 |
---|---|
定紋 | 角切銀杏 |
生年月日 | 1995年3月15日(29歳) |
本名 | 清水大希[1][2] |
襲名歴 | 1. 二代目中村鶴松[1][2][3] |
出身地 | 日本・東京都 |
公式サイト | 株式会社ファーンウッド 中村鶴松|中村屋公式Webサイト - 中村勘九郎 中村七之助 後援会 |
二代目 中村 鶴松(なかむら つるまつ、1995年 〈平成7年〉3月15日[2] - )は、日本の歌舞伎役者[1][3]、俳優。屋号は中村屋。定紋は角切銀杏。歌舞伎名跡 「中村鶴松」の当代。 本名は清水 大希(しみず だいき)[1][2][4]。東京都出身[4]。所属事務所はファーンウッド。
人物
[編集]- 一般家庭から歌舞伎界という厳しい道に進み芸道に精進。
- その努力が認められ、2021年八月歌舞伎では一般家庭出身の身で異例の抜擢を受け、歌舞伎座で主演を務めた。
- 勉学にも努力を惜しまず、東京都立白鴎高等学校を卒業したのち、早稲田大学文学部文学科演劇映像コースに進学し卒業[4][5]。大学受験の際には、センター試験英語全国一位。早稲田大学と慶應大学合計四学部受験し全て合格している。
- 影響を受けた芸人:明石家さんまさん 「勘三郎さんの追善興行のゲストに来てくださったときの、最初から最後まで笑わせ続ける姿、ゼロから笑いをつくりだす力に圧倒されました」と語っている[6]。
- 2022年6月には運営から主演、出演者のギャラ交渉など全てを1人で担う自主公演『鶴明会』を開催し、1日の単独公演で2000人を動員した。
- 愛称:鶴ちゃん、ツルマティ、大ちゃん
- 所属事務所:株式会社ファーンウッド
- 十八世中村勘三郎の部屋子となり、研鑽を積む。十八世の逝去後も六代目勘九郎・二代目七之助兄弟らとともに中村屋を盛り立て修行を重ねている。
- 立役と女形の双方、また異形や人外までこなす。
- 公称身長165cm・体重53kg・B型。将来演じたい役:『一本刀土俵入』茂兵衛、『道成寺』白拍子花子(※2009年当時)『春興鏡獅子』小姓弥生、『刺青奇偶』半太郎(※2015年当時)。好きな色:赤。好きな食べ物:お寿司、カレー。趣味:旅行、ボウリング[7]。
来歴
[編集]- 1995年3月15日、愛媛県松山市で生まれる
- 2000年5月、歌舞伎座『源氏物語』の茜の上弟、竹麿で子役として本名で出演。3歳で入った児童劇団からオーディションに合格しての参加であった[8]。
- 2002年10月、国立劇場・第230回公演『通し狂言 霊験亀山鉾』石井源次郎で国立劇場特別賞を受賞[注釈 1]。同年12月、歌舞伎座・昼の部、宗吾霊三百五十年『佐倉義民伝』宗吾長男・彦七で松竹社長賞を受賞[注釈 2]。2006年12月、十三夜会賞奨励賞を受賞[7][9]。
- 2005年5月、10歳で十八代目中村勘三郎の部屋子となり[4]、歌舞伎座『松竹百十周年記念 十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎』に於いて、「菅原伝授手習鑑」車引の『舎人杉王丸』及び「弥栄芝居賑」猿若座芝居前の『中村座役者鶴松』及び「梅雨小袖昔八丈」髪結新三の『紙屋丁稚長松』の3役で「二代目中村鶴松」として初舞台、部屋子披露をした[10][1]。
- 2017年9月、早稲田大学を卒業[5][6]。
- 2018年2月、博多座・昼の部『磯異人館』の松岡十太夫娘加代 ほかで名題昇進。
- 2021年8月、歌舞伎座・第二部『真景累ヶ淵 豊志賀の死』歌舞伎座で初の主役・弟子新吉を勤める[11][12][13][14][15]。
- 2023年10月、重要無形文化財(総合認定/第十六次)に認定され「伝統歌舞伎保存会」会員となる[16][17]。
主な出演
[編集]本名での出演期
[編集]- 2000年5月 - 歌舞伎座『源氏物語』竹麿役
- 『源平布引滝 義賢最期・実盛物語』小万倅太郎吉 役(2000年6月・2003年5月・同年12月)[注釈 3][注釈 4][注釈 5]
- 『義経千本桜 碇知盛』銀平娘お安実は安徳帝 役(2001年4月・同年11月平成中村座試演会含む)[注釈 6][注釈 7]
- 2002年2月 - 博多座『神明恵和合取組(かみのめぐみ わごうの とりくみ) め組の喧嘩』辰五郎伜又八 役[注釈 8]
- 2002年7月 - 大阪松竹座『倭仮名在原系図(やまとがな ありわらけいず) 蘭平物狂』蘭平一子繁蔵 役[注釈 9]
- 2002年10月 - 国立劇場『霊験亀山鉾』石井源次郎 役
- 2002年12月 - 歌舞伎座『佐倉義民伝』宗吾長男・彦七 役
- 2003年8月 - 『野田版 鼠小僧』孫さん太 役
- 2003年10月 - 平成中村座 『通し狂言 加賀見山再岩藤(かがみやま ごにちの いわふじ)』の志賀市(鳥居又助の盲目の弟)役[注釈 10]
- 『伽羅先代萩(めいぼく せんだいはぎ)』政岡一子千松 役(2004年3月・同年11月)[注釈 11][注釈 12]
- 2004年6月 - 歌舞伎座『菅原伝授手習鑑 寺子屋』松王一子小太郎 役[注釈 13]
- 2005年3月 - 歌舞伎座『鰯賣戀曳網』禿 役[注釈 14]
- 2005年4月 - 歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとの えいざめ)』小按摩 清市 役[注釈 15]
部屋子披露以降
[編集]- 2005年5月 - 歌舞伎座『菅原伝授手習鑑』車引の舎人杉王丸 役[3]/『弥栄芝居賑』猿若座芝居前の中村座役者鶴松 役/『梅雨小袖昔八丈』髪結新三の紙屋丁稚長松 役[10]
- 『春興鏡獅子』胡蝶の精 役(2006年1月・2007年1月・2013年8月)[18][19][注釈 16][注釈 17][注釈 18]
- 2008年10月 - 平成中村座『仮名手本忠臣蔵』大星力弥 役
- 2010年2月 - 歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』兵庫屋初菊 役[20]
- 2010年10月 - 大阪平成中村座『紅葉狩』山神 役[21]
- 『平家女護島 俊寛』海女千鳥 役(2010年10月大阪中村座・2011年10月鹿児島県硫黄島)
- 2012年5月 - 平成中村座『志賀山三番叟』千歳 役(※哲パパと最後の共演)[22]
- 2014年6月 - シアターコクーン『三人吉三』伝吉娘おとせ 役
- 2014年10月 - 歌舞伎座『鰯賣戀曳網』傾城乱菊 役
- 『高坏』太郎冠者(2015年4-5月中村座・2019年4月金丸座)
- 2015年7月 - 新橋演舞場・歌舞伎NEXT『阿弖流為(アテルイ)』翔連通 役[23]
- 2016年1月 - 新春浅草歌舞伎『毛抜』小野左衛門息女錦の前 役
- 2016年8月 - 歌舞伎座『土蜘』 卜部勘解由季武 役
- 2017年8月 - 歌舞伎座・八月納涼歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』瀬之川伊之助門人亀松 役
大学卒業以降(2017年10月より)
[編集]- 2018年6-7月 - 平成中村座スペイン公演『連獅子』狂言師左近後に仔獅子の精 役
- 2018年8月 - 歌舞伎座・八月納涼歌舞伎『東海道中膝栗毛』三毛猫 役
- 2018年9月 - 歌舞伎座『幽玄』獅子の精 役
- 2018年10月 - 歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎 十八世中村勘三郎七回忌追善」『三人吉三巴白浪』夜鷹おとせ 役/『宮島のだんまり』息女照姫 役[24]
- 2018年11月 - 平成中村座
- 2018年12月 - 歌舞伎座・十二月大歌舞伎『お染の七役』丁稚久太 役
- 2019年1月 - 新春浅草歌舞伎『源平布引滝 義賢最期』御台葵御前 役
- 2019年3月 - 中村七之助特別舞踊公演2019 『汐汲』海女苅藻(あまみるめ) 役[25]
- 2019年4月 - 四国こんぴら歌舞伎『義経千本桜 すし屋』お里 役ほか
- 2019年6月 - 歌舞伎座・三谷かぶき『月光露針路日本_風雲児たち』見習い水主(かこ)藤蔵 役
- 2019年8月 - 八月納涼歌舞伎
- 2019年9月 - 南座『東海道四谷怪談』伊藤喜兵衛孫お梅 役
- 2019年10月 - 中村勘九郎 中村七之助錦秋特別公演2019 『三ツ面子守』
- 2019年11月 - 平成中村座小倉城公演
- 2019年12月 - 新橋演舞場『風の谷のナウシカ』王女ラステル 役ほか
- 2020年1月 - 歌舞伎座・初春大歌舞伎
- 2020年12月 - 歌舞伎座・十二月大歌舞伎『傾城反魂香』通称:吃又 土佐修理之助 役
- 2021年1月 - 歌舞伎座・初春大歌舞伎『壽浅草柱建』喜瀬川亀鶴 役
- 2021年2月 - 歌舞伎座・二月大歌舞伎『連獅子』法華の僧蓮念 役
- 2021年3月 - 歌舞伎座・三月大歌舞伎『猿若江戸の初櫓』
- 2021年4月 - 中村勘九郎 中村七之助春暁特別公演『操り三番叟』
- 2021年5月 - シアターコクーン『夏祭浪花鑑』遊女琴浦 役
- 2021年6月 - 信州・まつもと大歌舞伎『夏祭浪花鑑』遊女琴浦 役
- 2021年7月 - 市川弘太郎の会
- 2021年8月 - 歌舞伎座・八月花形歌舞伎『真景累ヶ淵 豊志賀の死』弟子新吉 役[11][15]/『仇ゆめ』新造 役[14]
- 2021年10月 - 中村勘九郎 中村七之助錦秋特別公演『トークショー』『浦島』
- 2021年11月 - 赤坂大歌舞伎
- 2021年12月 - 歌舞伎座・十二月大歌舞伎『ぢいさんばあさん』久弥妻きく
- 2022年1月 - 歌舞伎座『祝春元禄花見踊』
- 2022年2月 - シアターコクーン『天日坊』 高窓太夫
- 2022年3月 - 中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2022
- 2022年4月 - 太宰府天満宮舞踊公演『連獅子』子獅子
- 2022年6月 - 中村鶴松自主公演『鶴明会』
- 2022年8月 - 納涼八月歌舞伎
- 2023年8月 - KAAT神奈川芸術劇場他 KAATキッズ・プログラム2023『くるみ割り人形外伝』[26]
テレビドラマ
[編集]- 心霊内科医 稲生知性(2023年3月28日 - 3月31日、フジテレビ)- 稲生の助手・高橋守 役
- 心霊内科医 稲生知性2(2023年12月27日 - 12月30日、フジテレビ) - 稲生の助手・高橋守 役
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (亀山の仇討)藤田水右衛門・古手屋八郎兵衛実は隠亡の八郎兵衛・藤田卜庵・赤堀源五右衛門実は藤田水右衛門:十五代目片岡仁左衛門にて上演
- ^ 木内宗吾:五代目勘九郎(のち十八代目中村勘三郎)、女房おさん:九代目中村福助にて上演
- ^ 2000年6月:歌舞伎座『義賢最期』木曽義賢:十五代目片岡仁左衛門、小万:六代目澤村田之助にて上演
- ^ 2003年5月:歌舞伎座『実盛物語』斎藤実盛:七代目尾上菊五郎、小万:七代目芝雀(のち五代目中村雀右衛門にて上演
- ^ 2003年12月:歌舞伎座『実盛物語』斎藤実盛:七代目新之助(のち十一代目市川海老蔵)、小万:三代目中村扇雀にて上演
- ^ 2001年4月:歌舞伎座『碇知盛』実は新中納言知盛:二代目中村吉右衛門、実は典侍の局:九代目中村福助にて上演
- ^ 2001年11月:平成中村座『知盛編』実は新中納言知盛:五代目勘九郎(のち十八代目中村勘三郎)、実は典侍の局:九代目中村福助にて上演
- ^ ※十代目坂東三津五郎襲名披露 二月博多座大歌舞伎|め組辰五郎:十代目坂東三津五郎、辰五郎女房お仲:五代目中村時蔵にて上演
- ^ ※辰之助改め四代目尾上松緑襲名披露 七月大歌舞伎|奴蘭平:四代目尾上松緑にて上演
- ^ 岩藤の亡霊・鳥居又助ほか:五代目中村勘九郎(当時)、中老尾上ほか:九代目中村福助にて上演
- ^ 2004年3月:歌舞伎座|乳人政岡:七代目尾上菊五郎、弾正妹八汐:四代目市川段四郎にて上演
- ^ 2004年11月:大阪松竹座『十一月特別公演』|乳人政岡:五代目坂東玉三郎、弾正妹八汐:三代目中村扇雀にて上演
- ^ ※十一代目市川海老蔵襲名披露公演|舎人松王丸:十五代目片岡仁左衛門、松王女房千代:五代目坂東玉三郎にて上演
- ^ ※十八代目勘三郎襲名披露狂言に、3ヶ月連続出演① 猿源氏:五代目勘九郎 改め 十八代目中村勘三郎、傾城蛍火五代目坂東玉三郎にて上演
- ^ ※十八代目勘三郎襲名披露狂言に、3ヶ月連続出演② 佐野次郎左衛門:五代目勘九郎 改め 十八代目中村勘三郎、兵庫屋八ッ橋:五代目坂東玉三郎、浪人繁山栄之丞:十五代目片岡仁左衛門にて上演
- ^ 2006年1月27-28日:伝統文化放送十周年記念 新春特別舞踊公演・歌舞伎座・小姓弥生後に獅子の精:十八代目中村勘三郎にて上演
- ^ 2007年1月:歌舞伎座・小姓弥生後に獅子の精:十八代目中村勘三郎にて上演
- ^ 2013年8月:歌舞伎座・小姓弥生後に獅子の精:六代目中村勘九郎(前半2-13日)、二代目中村七之助(後半14-24日)にて上演
出典
[編集]- ^ a b c d e 歌舞伎座宣伝部 編|(平成17)2005年5月3日 松竹発行『松竹百十周年記念 十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎 筋書き』P.16ご挨拶 ①"『野田版 鼠小僧』のさん太、『加賀見山再岩藤』の志賀市等の大役を勤めて子役として活躍して参りました清水大希さんが、この度、中村勘三郎丈の部屋子として二代目中村鶴松を名乗り…"by 松竹 専務取締役 大川武夫 談。/②"私と共に度々出演して参りました、清水大希を私の部屋子として迎え二代目中村鶴松を名乗らせ…"by 十八代目中村勘三郎 談。/P.50にも "『車引』の杉王丸を演る清水大希君を部屋子にしました。役者の家の出身じゃないが、芸の好きな子で、自分の子供同然に仕込むつもりです" by 勘三郎インタビュー談。
- ^ a b c d [国立劇場調査記録課 編『歌舞伎俳優名跡便覧[第四次修訂版]』|独立行政法人日本芸術文化振興会 (平成24年)2012年1月31日発行]のP.338「名跡 二代 中村鶴松」掲載。 "[本名]清水大希 平成12年5月:歌舞伎座にて、本名のまま初舞台/平成17年5月:歌舞伎座にて、勘三郎の部屋子となり披露。"
- ^ a b c [歌舞伎の公式データブック『かぶき手帖 2006年版』社団法人伝統歌舞伎保存会・松竹株式会社・社団法人日本俳優協会 共同編集|2006年1月2日発行]P.158下段に「芸名 中村鶴松|二代目」初出。 ※舞台写真:舎人杉王丸[定紋:角切銀杏]
- ^ a b c d “歌舞伎役者・中村鶴松 亡き勘三郎「3人目のせがれ」”. 早稲田ウィークリー「ぴーぷる」第663回 (早稲田大学). (2017年1月10日) 2020年7月5日閲覧。
- ^ a b 中村鶴松 [@tsuru_18] (2017年9月30日). "[ご報告]今月をもちまして無事に大学を卒業できました…". X(旧Twitter)より2022年3月2日閲覧。
- ^ a b 早稲田大学校友会 早稲田学報編集室 編|2020年11月16日 早稲田大学校友会 発行『早稲田月報 2020年12月号(通巻1244号) 特集 笑い』P.32-33インタビュー掲載。(鶴松プロフ:1995年東京都生まれ。2017年文学部卒業)
- ^ a b 月刊演劇界発行『最新歌舞伎俳優名鑑』①平成18年/2006年2月特別増刊 のP.202-203には 身長cm・体重kg・血液型などの身体DATAや学歴は、記述なし。本名:清水大希。生年月日:平成7年3月15日。 演劇賞:平成14年10月・国立劇場特別賞(『霊験亀山鉾』源次郎)、同年12月・松竹社長賞(『佐倉義民伝』彦七) 趣味:野球観戦(阪神戦)、ボウリング。好きな色:黄色。好きな食べ物:焼肉・フルーツ。 屋号「中村屋」定紋:角切銀杏》/ ②平成21年/2009年5月号特別付録 のP.60には 身長cm・体重kgや学歴は記述なし。血液型B型と生年月日は掲載。演劇賞:前述と同じ + 平成18年12月:十三夜会賞奨励賞。 将来演じたい役:『一本刀土俵入』茂兵衛、『道成寺』花子。趣味:ボウリング、音楽鑑賞、ランニング。好きな色:赤。好きな食べ物:カレーライス、お寿司、チーズケーキ。私の宝物:刀。》/ ③平成27年/2015年9月号特別付録 のP.61には 身長cm・体重kgの身体DATA記述なし。血液型B型、生年月日は掲載。学歴:早稲田大在学中(※20歳当時)略芸歴と演劇賞は、前述と同じ。 将来演じたい役:『鏡獅子』弥生、『刺青奇偶』半太郎。趣味:旅行、ボウリング。好きな色:赤。好きな食べ物:お寿司、カレー。私の宝物:刀。》 ★中村屋事務所公式サイトにて、出身地:東京都、身長165cm・体重53kg
- ^ こども歌舞伎スクール寺子屋 特別企画 第五回「中村 鶴松」 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
- ^ 「十三夜会のこと」著:権藤芳一 (PDF) (木村健治研究室 )発足:昭和33年(1958) 1月13日、関西で上演された優れた演劇作品や演劇人を表彰
- ^ a b 歌舞伎座宣伝部 編|(平成17)2005年5月3日 松竹発行『松竹百十周年記念 十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎 筋書き』 ①車引p.12-15の内p.14「舎人杉王丸」/②猿若座芝居前p.24-27の内p.27「中村座役者 鶴松」/③髪結新三p.28-34の内p.30「紙屋丁稚 長松」 ※清水大希改め中村鶴松部屋子披露。
- ^ a b 『かぶき手帖2022年版』 P.171写真掲載
- ^ 八月公演の仮チラシ|ステージナタリー 2021-06-03up
- ^ 八月花形歌舞伎ポスター|歌舞伎美人
- ^ a b 歌舞伎座宣伝部 編|(令和3)2021年8月3日 松竹発行『八月花形歌舞伎 筋書き』 "①豊志賀の死p.16-20「弟子 新吉」(富本節の師匠・豊志賀の内弟子)/②仇ゆめp.22-25「新造」/出演者アンケート『花競木挽賑 特別編』p.50 『豊志賀の死』の新吉という、身に余る大役を勤めさせていただける事、心から有難く、嬉しい気持ちでいっぱいです"by鶴松 談。
- ^ a b 塚田史香(撮書人)「中村鶴松「一生忘れられない役になる」〜『八月花形歌舞伎』第二部『真景累ケ淵 豊志賀の死』への意気込み」『SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス』イープラス、2021年7月19日。2022年3月2日閲覧。「勘九郎と七之助が、鶴松に新吉役を提案したのは、今年の勘三郎の誕生日だったという。一般の家庭に生まれ、10歳で中村勘三郎の部屋子となった鶴松にとって、勘三郎は歌舞伎における父親のような存在だ。」
- ^ “現会員”. 伝統歌舞伎保存会について:会員一覧. 伝統歌舞伎保存会 (2023年10月18日). 2024年3月31日閲覧。 “第十六次認定”
- ^ 『文化審議会の答申(重要無形文化財の指定及び保持者の認定等)』(プレスリリース)文化庁、2023年7月21日 。2024年3月31日閲覧。及び“Ⅰ. 答申内容” (PDF). 文化庁. pp. 8-9. 2024年3月31日閲覧。 “重要無形文化財の保持者の団体の構成員の追加認定(総合認定)”
- ^ 『かぶき手帖2008年版』 P.157上段写真掲載
- ^ 『かぶき手帖2014年版』 P.171上段写真掲載
- ^ 『かぶき手帖2011年版』 P.159上段写真掲載
- ^ 『かぶき手帖2012年版』 P.155下段写真掲載
- ^ 『かぶき手帖2013年版』 P.153下段写真掲載
- ^ 『かぶき手帖2016年版』 P.171上段写真掲載
- ^ 芸術祭十月歌舞伎|歌舞伎美人(かぶきびと)
- ^ 『かぶき手帖2020年版』 P.169写真掲載
- ^ “『くるみ割り人形外伝』”. KAAT神奈川芸術劇場. 神奈川芸術文化財団. 2023年8月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中村鶴松 - 株式会社ファーンウッド公式ホームページ
- 中村屋公式Webサイト - 中村勘九郎 中村七之助 後援会
- 中村鶴松 (2代目) - 歌舞伎俳優名鑑 現在の俳優篇(歌舞伎 on the web)
- 中村鶴松 (@tsuru_18) - X(旧Twitter)
- 中村鶴松 (@tsurumatsu_nakamura) - Instagram
- 公演検索-歌舞伎公演データベース - 日本俳優協会
- 中村鶴松 - 日本タレント名鑑
- 山下シオン (2020年7月8日). “(1)18代目中村勘三郎の“3人目の倅” 一般家庭出身の歌舞伎俳優・中村鶴松|中村屋“3人目の倅” 中村鶴松の素顔”. クレア ウェブ (文藝春秋) 2022年3月2日閲覧。
- 山下シオン (2020年7月15日). “(2)「心で演じる」18代目中村勘三郎が 部屋子の中村鶴松に伝えた“役者魂”|中村屋“3人目の倅” 中村鶴松の素顔”. クレア ウェブ (文藝春秋) 2022年3月2日閲覧。
- 山下シオン (2020年7月24日). “(3)“うちの子になってくれ”から15年 歌舞伎界で羽ばたく中村鶴松の挑戦|中村屋“3人目の倅” 中村鶴松の素顔”. クレア ウェブ (文藝春秋) 2022年3月2日閲覧。