井上尚登
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1959年 - 2019年2月25日)は、日本の小説家・推理作家。神奈川県相模原市出身。相模原市立上鶴間中学校、東海大学付属相模高等学校、東海大学工学部卒業[1][2][3]。1999年に第19回横溝正史ミステリ大賞の大賞を受賞しデビュー[4]。
(いのうえ なおと、経歴
[編集]- 会社員を経て放送作家となり、1999年に「T.R.Y.」が第19回横溝正史ミステリ大賞の大賞を受賞し、推理作家デビュー[4]。
- スポーツ通としても知られ、夕刊紙にコラムを連載していたことがある。
- 2012年に公開されたアニメ映画『チベット犬物語 〜金色のドージェ〜』では脚本を手掛けた。
- 2019年2月25日に逝去していたことが、東京創元社のホームページで報告された[5]。
作品リスト
[編集]- T.R.Y.(1999年8月 角川書店 / 2001年5月 角川文庫)
- C.H.E(2000年5月 角川書店 / 2002年3月 角川文庫)
- キャピタルダンス(2002年3月 角川書店 / 2004年1月 角川書店)
- リスク(2002年12月 世界文化社 / 2005年12月 角川文庫)
- T.R.Y. 北京詐劇(2006年9月 角川書店 / 2009年12月 角川文庫)
- クロスカウンター(2007年6月 光文社)
- 【改題】クロスカウンター 金融探偵・七森恵子の事件簿(2010年3月 光文社文庫)
- 厨房ガール!(2007年9月 角川書店)
- ホペイロの憂鬱 JFL篇(2009年3月 東京創元社 / 2010年7月 創元推理文庫)
- 幸せの萌黄色フラッグ ホペイロ坂上の事件簿 J2篇(2010年8月 創元推理文庫)
- ポーツマスの贋作(2010年12月 角川書店)
- ブンデスの星、ふたたび ホペイロ坂上の事件簿 J1篇(2011年11月 東京創元社)
- 事件でござるぞ、太郎冠者(2012年5月 祥伝社)
- 女神の嘘 金融探偵・七森恵子の事件簿(2013年3月 光文社)
- ルパン三世 The Novel 謎の宝石と伝説の王国(2014年7月 角川文庫) - 原作:モンキー・パンチ
映像化作品
[編集]映画
[編集]脚注
[編集]- ^ “ぐるっと首都圏・母校をたずねる:東海大相模高/6 恩師の話、胸に刻み執筆 井上尚登さん /東京”. 毎日新聞. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “卒業生メッセージ | 学校紹介 | 東海大学付属相模高等学校・中等部”. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “井上 尚登の書籍一覧 - honto”. honto.jp. 2022年5月17日閲覧。
- ^ a b 株式会社ローソンエンタテインメント. “井上尚登|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年5月17日閲覧。
- ^ “井上尚登先生のこと”. Web東京創元社マガジン. 2022年3月20日閲覧。