井口鹿象
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井口 鹿象(いぐち しかぞう、1887年7月8日 - 1956年3月13日)は日本の工学者、官僚。工学博士(東京帝国大学)。室蘭工業大学初代学長。北海道大学・室蘭工業大学名誉教授。専門は、水工学・河川工学。
略歴
[編集]静岡県出身。1915年東京帝國大學工学部土木工学科を卒業し、内務省に入省。同内務部土木課長。1930年北海道帝國大學工学部教授(水工学・河川工学講座を担当)。1931年より2年間独・伊・米に留学。1942年同工学部長。1948年北海道大学退官。同名誉教授。室蘭工業専門学校校長に就任。1949年室蘭工業大学初代学長に就任。 1956年に同学長在職中に逝去。同名誉教授。
性格は几帳面で責任感が強かったといい、それがもとで亡くなったという。1956年4月17日に室蘭工業大学にて大学葬を執り行った。
栄典
[編集]受賞歴
[編集]- 土木学会賞
- 北海道大学で初受賞となった。
著書
[編集]- 『黄河に就て(滿蒙研究資料 ; 第20號)』(北海道帝國大學滿蒙研究會, 1925年)
参考文献
[編集]- 髙木正雄編『北海道建設人物事典』(北海道建設新聞, 2008年)
脚注
[編集]- ^ 『官報』第5427号「叙任及辞令」1945年2月19日。