吉町太郎一
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よしまち たろういち 吉町 太郎一 | |
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生誕 |
1873年??月??日 日本 |
出身校 | 東京帝国大学 |
職業 | 研究者 |
吉町 太郎一(よしまち たろういち、1873年-1961年)は、日本の橋梁工学者。材料工学者・研究者。代表作に旭橋など[1]。
九州帝国大学工学部長、北海道帝国大学工学部長、室蘭工業専門学校(現・室蘭工業大学)学長を歴任した。[2]
師は、廣井 勇。
経歴
[編集]青森県に生まれ、弘前市新寺町出身、藩士吉町官助の子。幼にして父に随い上京。苦学力行して第一高等学校から東京帝国大学工学部に入学。金属学を専攻して、1898年に卒業。同時に同学部助教授になり、1901年に欧州へ留学。1904年に帰朝して、名古屋高等工業学校教授、転じて九州帝国大学工学部教授となった。1924年に北海道帝国大学に工学部設立のさい迎えられて同学部教授。ついで同学部長となり、1936年退官して北海道大学名誉教授の称号をうけた。1939年には室蘭工業専門学校(現・室蘭工業大学)初代学長に1943年まで就任した。
著書
[編集]『鋼橋の理論と計算』1951年 吉町博士著書刊行委員会 (北海道開発局土木試験所内)
脚注
[編集]- ^ 旭川開発建設部, 国土交通省北海道開発局. “旭橋の概要”. 旭川開発建設部. 2020年8月31日閲覧。
- ^ https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/contents/article/1803/