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九州大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
九州帝国大学から転送)
九州大学
伊都キャンパス(センター1号館・センター2号館前)
大学設置/創立 1911年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人九州大学
本部所在地 福岡県福岡市西区元岡744番地
学生数 18,560
キャンパス 伊都地区(福岡県福岡市西区、糸島市
病院地区(福岡県福岡市東区
筑紫地区(福岡県春日市大野城市
大橋地区(福岡県福岡市南区
別府地区(大分県別府市
学部 共創学部
文学部
教育学部
法学部
経済学部
理学部
医学部
歯学部
薬学部
工学部
芸術工学部
農学部
研究科 人文科学府/研究院
比較社会文化学府/研究院
人間環境学府/研究院
法学府/研究院
法務学府
経済学府/研究院
言語文化研究院
理学府/研究院
数理学府/研究院
システム生命科学府
医学系学府/研究院
歯学府/研究院
薬学府/研究院
工学府/研究院
芸術工学府/研究院
システム情報科学府/研究院
総合理工学府/研究院
生物資源環境科学府/農学研究院
統合新領域学府
ウェブサイト www.kyushu-u.ac.jp/ja/ ウィキデータを編集
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九州大学(きゅうしゅうだいがく、英語: Kyushu University)は、福岡県福岡市に本部を置く日本国立大学略称九大(きゅうだい)。

国内の旧帝国大学7校の1つで、 文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校ならびに指定国立大学法人に指定されている。

概観

校旗

大学全体

九州大学は、1949年昭和24年)に旧制九州大学等を包括して設置された国立大学である。1867年慶応3年)に設立された賛生館を起源とする九州帝国大学を直接の母体としている(旧帝大の一つ)。九州帝国大学の初代総長は東京帝国大学の総長と明治専門学校(現:九州工業大学)の初代総裁を務めた山川健次郎である。2003年平成15年)に九州芸術工科大学を吸収、2004年(平成16年)に国立大学法人による設置へと移行した。

憲章

九州大学には特に建学の精神は定められていないが、『九州大学教育憲章』『九州大学学術憲章』が存在する。

教育および研究

九州大学では1970年代、大学院への要請が多様化してきたことに対応するため、「学際大学院」構想を進め[注 1]1979年(昭和54年)4月に総合理工学研究科(現:総合理工学研究院)を設置している。

1991年(平成3年)、キャンパスの統合移転計画が決定すると、1998年(平成10年)に「改革の大綱案」を定め、優秀な研究者の養成と研究レベルの向上を目的とする大学院重点化を行い、2000年(平成12年)に学府・研究院制度を導入した。この制度は研究機関としての大学院組織を「研究院」、教育機関としての大学院組織を「学府」に分離する内容。必要に応じて簡易に組織改編ができるようになり、研究院には教員が、学府には大学院生が、学部には学部生が所属し、教員が学府や学部に出向する形で教育を行う。なお、基本的に研究院長が学府長・学部長を兼務する。

沿革

略歴

1867年(慶応3年)、福岡を当時統治していた福岡藩医学を教育する「賛生館」という藩校天神に設立した。1872年(明治5年)に学制が施行されるといったん廃校となったものの、附属病院はその間も継続した。同病院は1874年(明治7年)に修猷館の附属診療所となり、1879年(明治12年)には福岡県立福岡医学校の附属病院へ改組された。福岡県立福岡医学校が廃校となった後は福岡県立福岡病院として存続することになる(1896年(明治29年)6月22日、現在の病院地区である福岡県筑紫郡千代村に移転)。

1886年(明治19年)に帝国大学令が公布されると九州帝国大学を設置する機運が高まり、1900年(明治33年)1月29日の第14帝国議会において『九州東北帝国大学設置建議案』が可決された。建議案の可決後も古くから医学の盛んだった長崎県江戸時代出島が置かれ蘭学の本場だった)や、第五高等学校が設置されていた熊本県との間で誘致の綱引きが行われていたが、結局は賛生館の流れを汲む福岡県立福岡病院を母体に1903年(明治36年)京都帝国大学の分科大学として福岡医科大学が設置された(帝国大学の医科大学(医学部)としては3番目の設置)。

その後は資金難により九州帝国大学の設置は進まなかったが、古河財閥から1906年(明治39年)に「福岡工科大学、仙台理科大学、札幌農科大学」の建物建設へ寄付の申し出があり、設置の動きが高まることとなる。古河財閥の寄付金約100万円のうち6割ほどが九州帝国大学工科大学校舎建設の資金として当てられ、さらに福岡県の寄付金によって1911年(明治44年)1月1日に「九州帝国大学」が設立された。九州帝国大学の初代総長は東京帝国大学の総長と明治専門学校(現:九州工業大学)の初代総裁を務めた山川健次郎である。なお、古河財閥の寄付金の残りの4割は札幌農学校東北帝国大学農科大学昇格(1907年(明治40年)9月)と東北帝大理科大学新設(1911年(明治44年)1月1日)のために用いられている。

こうした経緯から、九州大学では医学部創立年を京都帝国大学福岡医科大学が設立された1903年(明治36年)[2]、大学創立年を九州帝国大学として独立設置された1911年(明治44年)[3] としている。

1947年(昭和22年)に帝国大学令が国立総合大学令に改められると、九州大学と改称した。1949年(昭和24年)には福岡地区に所在していた旧制九州大学、九州大学附属医学専門部、福岡高等学校久留米工業専門学校を包括して新制九州大学が設置された。旧福岡高等学校の施設と教員は九州大学第一分校(1955年(昭和30年)第二分校と統合し九州大学分校、1963年(昭和38年)より教養部)に引き継がれ、旧久留米工業専門学校は第二分校(1955年(昭和30年)第一分校との統合により廃止)が設置され、旧陸軍歩兵第48連隊兵舎跡に第三分校(1951年(昭和26年)廃止)が置かれた。

2003年(平成15年)には国立大学法人化を視野に入れ、法律第29号により九州芸術工科大学を吸収。2004年(平成16年)には国立大学法人法の規定により、国による直接設置から国立大学法人による設置へと移行した。

年表

基礎データ

所在地

象徴

ロゴマーク(ネクタイピンより)
  • 九州大学には大学歌はないが、3つの学生歌と1つの応援歌がある。なかでも秋山喜文作詞/山田尚慶作曲(山田晴通の実父)の学生歌『松原に』が学生に知られている。2010年には九州大学創立100周年事業の一環として、伊都地区にオープンした嚶鳴天空広場のテーマソング『愛し伊都の国』(きたやまおさむ作詞/稲永要作曲)が作られた[11]
  • ロゴマークは、円形に配した松葉に、「大学」の文字が入ったものである。このマークの原点は、1949年(昭和24年)に学生バッジのデザインとして学生から公募されたもので、宗好秀の案が採用され、1950年(昭和25年)2月11日から用いられるようになった。現在のロゴマークは、従来のロゴマークをリデザインして2004年(平成16年)に新たに制定されたもので、商標登録されている[12]
  • シンボルカラー(UIカラー)はワインカラーである[12]

九州大学のオリジナルグッズ

九州大吟醸[13]
環境創造舎[注 2] と地元の杉能舎[14] が共同で日本酒「九州大吟醸」[15] を製造して販売している。売上金の一部は九大新キャンパス移転地域の環境保全活動、文化の保全活動に役立てられる。
いも九
いも九
九州大学の学生を福岡では「いも九」「「イモQ」」(いもきゅう)と呼んでいた時代がある[16]。垢抜けない(=イモな)九大生という意味である[17]。しかしながら「いも九」は身なり構わずひたすら勉学や運動などに打ち込む九大生への愛称、尊称であって決して蔑称ではない[18]。この呼び名を九州大学経済学部のOBである 「五十二萬石如水庵」 の社長森恍次郎が面白がって、生協と協力して芋餡のパイ菓子を九州大学応援菓「いも九」として売り出している[19]。この菓子の売り上げの1%は、「九州大学学術研究・教育奨励助成金」として九大生の課外活動の費用に寄付されている。
「いも九」については、九大農学研究院と福徳長酒類が共同開発した芋焼酎にもその名が冠されている[20]
九大通りもん
博多通りもん」の限定パッケージ版[21]

百周年記念事業

九州大学は2011年(平成23年)に創立100周年を迎えた。九州大学創立百周年記念事業として九州大学基金を創設し、以下の事業を行っている。

  1. 教育研究環境の整備充実
  2. 社会人等の受け入れ推進
  3. 産学連携、地域連携等の推進
  4. 国際交流の推進
  5. 百年史の編纂、記念式典等の実施

教育および研究

組織

主体的な学びのできるアクティブ・ラーナー の育成のための実践、研究組織。創立100周年を機に2011年(平成23年)10月に設置された。 2016年(平成28年)7月に文部科学省教育関係共同利用拠点「次世代型大学教育開発拠点」として認定されている(2026年度(令和8年度)末までの予定)。

学部

学部一覧[22][23]

大学院

前述の通り、九州大学では大学院組織が研究部/教育部(九州大学での名称は研究院/学府)に分けられている。研究院には教員が所属し、大学院生は学府に所属する。

学府 [22][27]

教育組織としての組織

  • 人文科学府
    • 人文基礎専攻
    • 歴史空間論専攻
    • 言語・文学専攻
  • 地球社会統合科学府
    旧教養部の流れを汲む比較社会文化学府(日本社会文化専攻、国際社会文化専攻)を改組して2014年度に開設。
    • 地球社会統合科学専攻
  • 人間環境学府
    従前の文学研究科社会学専攻・心理学専攻、教育学研究科、工学研究科建築学専攻、健康科学センターの一部を再編・統合した人間環境学研究科(教育学部、工学部建築学科、健康科学センター、文学部人間科学科を基礎とした大学院研究科)の後身。
    • 都市共生デザイン専攻
    • 人間共生システム専攻
    • 行動システム専攻
    • 教育システム専攻
    • 空間システム専攻
    • 実践臨床心理学専攻(専門職学位課程)
  • 法学府
    • 法政理論専攻
  • 法務学府(法科大学院
    • 実務法学専攻(専門職学位課程)
  • 経済学府
    • 経済工学専攻
    • 経済システム専攻
    • 産業マネジメント専攻(専門職学位課程、ビジネススクール
  • 理学府
    • 物理学専攻
    • 化学専攻
    • 地球惑星科学専攻
  • 数理学府
    従前の理学研究科数学専攻、工学研究科の一部、旧教養部の数学教室を再編・統合した数理学研究科の後身。
    • 数理学専攻
  • システム生命科学府
    • システム生命科学専攻
  • 医学系学府
    • 医学専攻
    • 医科学専攻(修士課程)
    • 保健学専攻(修士課程)
    • 医療経営・管理学専攻(専門職学位課程)
  • 歯学府
    • 歯学専攻
  • 薬学府
    • 医療薬科学専攻
    • 創薬科学専攻
  • 工学府
    《 2021年4月以降入学者 》
    • 材料工学専攻
    • 応用化学専攻
    • 化学工学専攻
    • 機械工学専攻
    • 水素エネルギーシステム専攻
    • 航空宇宙工学専攻
    • 量子物理工学専攻
    • 船舶海洋工学専攻
    • 地球資源システム工学専攻
    • 共同資源工学専攻
    • 土木工学専攻
    《 ~2020年度入学者 ↓ 》
    • 物質創造工学専攻
    • 物質プロセス工学専攻
    • 材料物性工学専攻
    • 化学システム工学専攻
    • 建設システム工学専攻
    • 都市環境システム工学専攻
    • 海洋システム工学専攻
    • 地球資源システム工学専攻
    • 共同資源工学専攻
    • エネルギー量子工学専攻
    • 機械工学専攻
    • 水素エネルギーシステム専攻
    • 航空宇宙工学専攻
  • 芸術工学府
    • 芸術工学専攻
    • デザインストラテジー専攻
  • システム情報科学府
    《 2021年4月以降入学者 》
    • 情報理工学専攻
    • 電気電子工学専攻
    《 ~2020年度入学者 ↓ 》
    • 情報学専攻
    • 情報知能工学専攻
    • 電気電子工学専攻
  • 総合理工学府
    《 2021年4月以降入学者 》
    • 総合理工学専攻
    《 ~2020年度入学者 ↓ 》
    • 量子プロセス理工学専攻
    • 物質理工学専攻
    • 先端エネルギー理工学専攻
    • 環境エネルギー工学専攻
    • 大気海洋環境システム工学専攻
  • 生物資源環境科学府
    • 資源生物科学専攻
    • 環境農学専攻
    • 農業資源経済学専攻
    • 生命機能科学専攻
  • 統合新領域学府
研究院

研究組織としての組織

  • 人文科学研究院
    • 哲学部門
    • 歴史学部門
    • 文学部門
  • 比較社会文化研究院
    • 環境変動部門
    • 社会情報部門
    • 文化空間部門
  • 人間環境学研究院
    • 人間科学部門
    • 教育学部門
    • 都市・建築学部門
  • 法学研究院
    • 基礎法学部門
    • 公法・社会法学部門
    • 民刑事法学部門
    • 国際関係法部門
    • 政治学部門
    • 実務法学部門
  • 経済学研究院
    • 経済工学部門
    • 産業・企業システム部門
    • 国際経済経営部門
    • 産業マネジメント部門
  • 言語文化研究院
    • 言語環境学部門
    • 国際文化共生学部門
  • 理学研究院
    • 物理学部門
    • 化学部門
    • 地球惑星科部門
    • 生物科学部門
  • 数理学研究院
    • 数学部門
    • 数理科学部門
  • 医学研究院
    • 基礎医学部門
    • 先端医療医学部門
    • 臨床医学部門
    • 分子生命科学部門
    • 医学教育学部門
    • 保健学部門
  • 歯学研究院
    • 歯学部門
  • 薬学研究院
    • 臨床薬学部門
    • 創薬科学部門
  • 工学研究院
    • 化学工学部門
    • 応用化学部門
    • 材料工学部門
    • 社会基盤部門
    • 環境社会部門
    • 海洋システム工学部門
    • 地球資源システム工学部門
    • エネルギー量子工学部門
    • 機械科学部門
    • 航空宇宙工学部門
  • 芸術工学院
    • デザイン人間科学部門
    • コミュニケーションデザイン科学部門
    • 環境・遺産デザイン部門
    • コンテンツ・クリエーティブデザイン部門
    • デザインストラテジー部門
  • システム情報デザイン科学研究院
    • 情報学部門
    • 情報知能工学部門
    • 情報システムエレクトロニクス部門
    • 電気システム工学部門
    • I&E[注 3]ビジョナリー特別部門
  • 総合理工学研究院
    • 融合創造理工学部門
    • エネルギー物質科学部門
    • エネルギー理工学部門
    • エネルギー環境創成工学部門
    • 流体環境理工学部門
  • 農学研究院
    • 資源環境生物科学部門
    • 環境農学部門
    • 農業資源経済学部門
    • 生命機能科学部門

高等研究院

ノーベル賞級の高い業績を挙げた退職後の研究者と、優れた若手研究者を支援するための学内組織。2009年(平成21年)10月設立。九州大学出身でノーベル賞候補に上げられている新海征治応用化学)、笹月健彦遺伝学)両名誉教授には、希望に応じて研究室や研究員などが与えられる[28]。特別准教授には23人が就任している。

附属機関

  • 学内共同教育研究施設
    • 最先端有機光エレクトロニクス研究センター
    • 先端素粒子物理研究センター
    • 次世代燃料電池産学連携研究センター
    • プラズマナノ界面工学センター
    • システムLSI研究センター
    • シンクロトロン光利用研究センター
    • 加速器・ビーム応用科学センター
    • ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター
    • 分子システム科学センター
    • 水素エネルギー国際研究センター
    • バイオメカニクス研究センター
    • バイオアーキテクチャーセンター
    • エピゲノムネットワーク研究センター
    • ヌクレオチドプール研究センター
    • ヒトプロテオーム研究センター
    • 環境発達医学研究センター
    • リスクサイエンス研究センター
    • 免疫機構研究センター
    • 先端医療イノベーションセンター
    • 未来化学創造センター
    • 宙空環境研究センター
    • 応用知覚研究センター
    • ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター
    • 鉄鋼リサーチセンター
    • 炭素資源国際教育研究センター
    • 韓国研究センター
    • 医療系統合教育研究センター
    • 高等教育総合開発研究センター
    • 超伝導システム科学研究センター
    • 日本エジプト科学技術連携センター
    • 生物環境調節センター
    • 熱帯農学研究センター
    • アイソトープ総合センター
    • 中央分析センター
    • 留学生センター
    • 産学連携センター
    • 総合研究博物館
    • 感性融合創造センター
    • 稲盛フロンティア研究センター
    • エネルギー基盤技術国際教育研究センター[29]
    • グリーンテクノロジー研究教育センター[30]

研究

21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして、9件のプロジェクトが採択された。

  • 2002年(平成14年)
    生命科学
    統合生命科学 Integrative Life Science - ポストゲノム時代の生命高次機能の探求
    化学・材料科学
    分子情報科学の機能イノベーション
    情報・電気・電子
    システム情報科学での社会基盤システム形成
    人文科学
    東アジアと日本:交流と変容
  • 2003年(平成15年)
    医学系
    大規模コホートに基づく生活習慣病研究教育
    数学・物理学・地球科学
    機能数理学の構築と展開
    機械・土木・建築・その他工学
    循環型住空間システムの構築
    水素利用機械システムの統合技術
    学際・複合・新領域
    感覚特性に基づく人工環境デザイン研究拠点

グローバルCOEプログラム

グローバルCOEプログラムとして、5件のプロジェクトが採択されている。

世界トップレベル研究拠点

文部科学省2010年(平成22年)7月14日、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所を、科学技術分野で世界最高水準の研究機関を目指す世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラムの研究拠点に選定した[31]。毎年14億円を10-15年にわたって集中的に投資して世界に通用する研究拠点に育てることを目的としている。

教育

  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
    • WBT (Web Based Training) による医療系統合教育(2004年(平成16年)度採択)
  • 特色ある大学教育支援プログラム
    • 21世紀プログラム(2003年(平成15年)度採択)
      • 21世紀プログラムは、専門性の高いゼネラリストの育成を掲げて、2000年(平成12年)に学士課程に設置されたコースである。各学部から1名から数名の入学定員を割り当てられた。また、他学部の1・2年次生の21世紀プログラムへの転籍制度もあった。必修科目が少なく、全学部のほぼ全ての授業を受講することができた[32]。21世紀プログラムで培ったノウハウと基幹教育の実績をもとに、グローバル化する世界の中で、人類が直面する課題の解決に貢献できる人材の育成を目的として、共創学部2018年(平成30年)に設置された[33]
    • コアリッションによる工学教育の相乗的改革(複数の大学と共同、2004年(平成16年)度採択)
  • 大学教育の国際化推進プログラム
    • 九州大学長期海外留学プログラム(2006年(平成18年)度採択)
  • 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
    • 九州三大学連携法曹養成プロジェクト(2004年(平成16年)度採択、複数の大学と共同)
    • 裁判と法実務の国際的体験研修プログラム(2004年(平成16年)度採択、複数の大学と共同)
    • アジアビジネス教育国際連携拠点形成(2004年(平成16年)度採択)
    • 医療経営・管理学夜間・土日講座—「社会人実務家コース」の実施—(2004年(平成16年)度採択)
  • 電気エネルギー環境工学講座

就職支援

  • 就職情報室
    • 伊都地区および箱崎文系地区に就職情報室を設置している。求人情報・就職に関する資料の閲覧や情報検索用PC等を自由に利用することができる[35]
  • 就職相談
    • 6名の進路・就職アドバイザーが、箱崎地区、大橋地区・筑紫地区、伊都地区で就職相談を実施している[36]。また、東京オフィスでも相談を行っている[37]
  • 学内企業セミナー
    • 各企業の採用担当者による学内セミナー
  • 九大・九工大生のためのJOBセミナー
    • 九州大学、九州工業大学の学生を対象とした就職セミナー。多数の有力企業が参加する。アクロス福岡で開催される。

学生生活

入学式と卒業式は伊都地区にある椎木講堂で行われている。2013年度入学式までは福岡国際センターで行われていた。

学園祭

学園祭は、「九大祭」と「芸工祭」がある[38]

「九大祭」は、毎年11月下旬に伊都地区で行われるイベントで、旧九大の流れを汲んでいる。かつては箱崎地区で5月11日の本学記念日を中心に九大祭が、六本松地区で6月に学園祭がそれぞれ行われていたが、1966年(昭和41年)に統合された[39][40]2008年(平成20年)までは六本松地区で開催されていたが、2009年(平成21年)からは伊都地区で開催されている[41]

芸工祭は九大祭と同時期に大橋地区で開催されるイベントで、旧芸工大の流れを汲んでいる。

2017年から4学期制導入に伴い「九大祭」「芸工祭」ともに10月上旬の開催に変更となる。

スポーツ

体育系の全学公認サークルを統括する学生組織の体育総部体育総務委員会が存在する。

大学関係者と組織

九州大学総長

歴代総長[42]
氏名 就任日 退任日
初代 山川健次郎 1911年4月1日 1913年5月9日
2代 真野文二 1913年5月9日 1926年3月19日
3代 大工原銀太郎 1926年3月19日 1929年9月12日
事務取扱 後藤七郎 1929年9月12日 1929年10月9日
4代 松浦鎮次郎 1929年10月9日 1936年7月4月
5代 高山正雄 1936年7月4月 1936年11月18日
6代 荒川文六 1936年11月18日 1945年3月1日
7代 百武源吾 1945年3月1日 1945年10月16日
事務取扱 西久光 1945年10月16日 1945年11月30日
8代 奥田譲 1945年10月16日 1949年11月29日
9代 菊池勇夫 1949年11月30日 1953年11月29日
10代 山田穣 1953年11月30日 1961年11月29日
11代 遠城寺宗徳 1961年11月30日 1967年11月29日
12代 水野高明 1967年11月30日 1969年1月31日
事務取扱 原俊之 1969年1月31日 1969年5月24日
事務取扱 問田直幹 1969年5月24日 1969年8月14日
事務取扱 谷口鉄雄 1969年8月14日 1969年11月7日
13代 入江英雄 1969年11月7日 1970年11月6日
14代 池田数好 1970年11月7日 1975年11月6日
15代 武谷健二 1975年11月7日 1978年11月6日
16代 神田慶也 1978年11月7日 1981年11月6日
17代 田中健藏 1981年11月7日 1986年9月30日
事務取扱 山元寅男 1986年10月1日 1986年11月6日
18代 高橋良平 1986年11月7日 1991年11月6日
19代 和田光史 1991年11月7日 1995年11月6日
20代 杉岡洋一 1995年11月7日 2001年11月6日
21代 梶山千里 2001年11月7日 2008年9月30日
22代 有川節夫 2008年10月1日 2014年9月30日
23代 久保千春 2014年10月1日 2020年9月30日
24代 石橋達朗 2020年10月1日 現職

大学関係者組織

同窓会

九州大学の同窓会には、13の部局別同窓会とその他地区別に組織されている同窓会があり、九州大学同窓会連合会がそれを束ねている。1999年(平成11年)に設立され、地区別同窓会の設立を支援するなどの活動をしている。

学士会

旧帝国大学の出身者および学長、教授、助教授経験者で構成される団体として社団法人学士会があり、九州大学関係者も多数入会している。詳細は、学士会を参照。

大学関係者一覧

施設

キャンパス

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九州大学ではそれぞれの校地を地区またはキャンパスと呼んでいる[43]。ただし、キャンパスと呼ばれるのは伊都・病院・筑紫・大橋・別府・(旧)六本松・(旧)箱崎地区のみであり、地区と言う場合にはキャンパス以外の施設も含める場合がある。

伊都地区

  • 使用学部:文学部、教育学部、法学部、経済学部、工学部、理学部、農学部、共創学部、基幹教育院(初年度の1年間)
  • 使用研究院・学府:人文科学府/研究院、人間環境学府/研究院、法学府/研究院、法務学府、経済学府/研究院、工学府/研究院、理学府/研究院、数理学府/研究院、システム情報科学府/研究院、システム生命科学府、生物資源環境科学府/農学研究院、地球社会統合科学府/比較社会文化研究院、言語文化研究院
  • 使用附属施設:カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所、マス・フォア・インダストリ研究所、水素エネルギー国際研究センター、稲盛フロンティア研究センターなど
  • 総面積:2,717,130m2[43]
  • 最寄り駅:JR九州筑肥線福岡市地下鉄空港線直通)九大学研都市駅から昭和バス九大ビッグオレンジ、九大理学部、九大工学部、九大農学部、九大船舶・航空実験棟、九大総合グラウンド、九大中央図書館、九大イーストゾーン、九大東ゲート各バス停
北緯33度35分44.6秒 東経130度13分4秒 ウィキメディア・コモンズには、伊都キャンパスに関するメディアがあります。)

伊都(いと)地区は、キャンパス移転計画(後述)に伴い2005年(平成17年)10月1日に開設された新キャンパスである。学生寄宿舎として、ドミトリーI、ドミトリーIIが設置されている。また、伊都新キャンパス情報発信拠点Big Orange(ビッグオレンジ)が設けられている。正式キャンパス名は「伊都地区」であるが、計画段階で使われていた「元岡地区」の呼称も浸透している。「伊都」は、キャンパスが立地する糸島半島にあったとされる伊都国に因んで糸島市などがしばしば用いている愛称であり、住所表記上の地名ではない。

図書館、食堂、自販機、売店・書店(大学生協ローソン)、ATM等が利用可能である。学生寮は2006年(平成18年)秋から供用されている。

病院地区(馬出地区)

  • 使用学部:医学部、歯学部、薬学部
  • 使用研究院・学府:医学系学府/研究院、歯学府/研究院、薬学府/研究院
  • 使用附属施設:九州大学病院、生体防御医学研究所/附属感染防御研究センター/遺伝情報実験センターなど
  • 総面積:311,239m2[43]
  • 最寄り駅:福岡市地下鉄箱崎線馬出九大病院前駅、JR九州鹿児島本線吉塚駅
北緯33度36分35.1秒 東経130度24分52.3秒 ウィキメディア・コモンズには、馬出キャンパスに関するメディアがあります。)

病院地区は、馬出(まいだし)地区、堅粕(かたかす)地区[要出典]ともよばれる。京都帝国大学福岡医科大学の母体となった福岡県立病院の跡地である。九州大学内では最も歴史が古い地区である。病院については九州大学病院を参照。2009年(平成21年)9月に、総工費1千億円を費やし、着工から11年かけて建設された新病院棟が完成した。

筑紫地区

筑紫地区 総合研究棟 (C-CUBE)
  • 使用学部:工学部 融合基礎工学科[44]
  • 使用研究院・学府:総合理工学府/研究院
  • 使用附属施設:応用力学研究所、先導物質化学研究所など
  • 総面積:257,334m2[43]
  • 最寄り駅:JR九州鹿児島本線大野城駅西鉄天神大牟田線白木原駅
北緯33度31分18.8秒 東経130度28分39.1秒 ウィキメディア・コモンズには、筑紫キャンパスに関するメディアがあります。)

教育の場としてよりは研究機関としての色合いが濃い。かつて筑紫地区への全面移転が計画されていたが地元の反対により断念、現在の形となった。全面移転計画当時は春日原地区とも呼ばれていた。 現在は、工学部の一部学科が使用している。

大橋地区

大橋地区 画像特殊棟
  • 使用学部:芸術工学部
  • 使用研究院・学府:芸術工学府/研究院
  • 使用附属施設:感性融合創造センターなど
  • 総面積:63,058m2[43]
  • 最寄り駅:西鉄天神大牟田線大橋駅
北緯33度33分38.2秒 東経130度25分49.2秒

福岡県立筑紫丘高等学校の用地・建物を転用した旧福岡学芸大学(現福岡教育大学)福岡分校の跡地。かつての九州芸術工科大学で、芸術工学を学ぶ場所となっている。大橋、筑紫地区男子学生を対象とした学生寄宿舎として井尻寮が設置されている。

別府地区

(旧)六本松地区

六本松地区 本館(現存せず)
  • 使用学部:なし
  • 使用研究院・学府:理学研究院、数理学研究院(閉校時点)
  • 使用附属施設:なし
  • 総面積:約6.5ha
  • 最寄り駅:福岡市地下鉄七隈線六本松駅

旧制福岡高等学校の跡地。教養部が解体されたのちも全学教育科目(一般教養教育)の大部分はこの地区で行われていた。多くの科目は言語文化研究院、比較社会文化研究院所属の教員によって実施されていた。六本松地区で教養部・全学教育科目を履修する期間には、将来の専攻に関連する講義を受けるために、各学部の専門キャンパス(箱崎・馬出・大橋・伊都)に行く曜日があり、単位履修の関係で1日のうちに六本松と専門キャンパスの両方に行くこともあった。なお、2009年(平成21年)3月に閉鎖された田島寮は、この地区(樋井川対岸の城南区田島)にあった。

全学教育科目、比較社会文化学府/研究院は2009年(平成21年)4月に、数理学研究院・数理学府は2009年(平成21年)10月に伊都地区へ移転。2009年(平成21年)9月29日に六本松地区の閉校式が行われ、88年の歴史に幕を下ろした。跡地は2010年(平成22年)3月に独立行政法人都市再生機構 (UR) に売却された。2010年(平成22年)12月から解体作業に着手しており2011年(平成23年)9月中旬までに完了した[45]

なお、六本松キャンパス跡地の一部に開業した「六本松421」の3階部分に九州大学法科大学院が移転し、2017年(平成29年)9月25日に開講した。

(旧)箱崎地区

北緯33度37分31.4秒 東経130度25分28.9秒 ウィキメディア・コモンズには、箱崎キャンパスに関するメディアがあります。)

地区内は理系地区と文系地区に分かれていた。理系キャンパスには旧大学本部や旧法文学部棟など戦前の建物が多く残っていた。これらの多くは建築家倉田謙の手になるもので、九州大学の赤本の表紙にもなって親しまれた旧工学部本館(1930年竣工)も倉田の設計である。地区の学生寮としては男子寮の松原寮、女子寮の貝塚寮があった。福岡空港16番滑走路に着陸する直前の飛行機が真上を通過している。

2018年(平成30年)9月に全学部・大学院の移転が完了した。理系地区の一部区域にある旧工学部本館、旧本部第一庁舎、旧第三庁舎、正門門衛所、正門については保存され、旧工学部本館は2018年10月以降も総合研究博物館、文書館として利用している[46][47]

UR(都市再生機構)が道路などの都市基盤を整備し、公園、小学校を配置。事業者を公募して住宅や商業施設などを造る計画である[48]。2023年3月までに道路が整備され、同年4月から事業者の公募が始まった[49]

その他

東京オフィス(有楽町ビル)

サテライトキャンパス等

農場等

対外関係

他大学との協定

産学官連携

学術研究・産学官連携本部を中心として、企業・自治体との協力(産学官連携)や九州大学発ベンチャー企業の支援に取り組んでいる[53]

社会との関わり

生体解剖事件

1945年(昭和20年)に医学部敷地内で米軍捕虜に対する生体解剖実験が行われた事件。ただし、大学としての組織的関わりは全くない。

戦闘機墜落事故

1968年(昭和43年)6月2日22時45分頃、在日米軍板付基地第313航空師団第15戦術偵察飛行隊所属のRF-4Cファントム偵察機が当時箱崎キャンパスに建設中の大型計算機施設の建物に墜落。以後、学生運動が活発化し、墜落機残骸撤去に約7ヶ月を要した。

女性枠入試

2010年(平成22年)3月に、2012年(平成24年)度の理学部数学科の入学試験(後期日程)において、定員9名の内、5名を女性枠とすることを公表したが、法の下の平等の観点から問題があるとの批判があり、2011年(平成23年)5月19日に、導入の取り止めを決定[54]

広報誌

広報誌として『九大広報』(KYUSHU UNIVERSITY CAMPUS MAGAZINE)(九州大学広報専門委員会編集発行)がある。

九大CARPの表彰取り消し

2022年(令和4年)7月25日に、福岡市は九州大学の非公認サークル「九大CARP(カープ)[注 4]」が、世界平和統一家庭連合旧統一教会)と関係がある宗教団体であると判断し、環境保全に貢献したとする過去2回の表彰を取り消したと発表した。同サークルは2016年2020年に、大学周辺のごみ拾いをしたとして、市環境行動賞の奨励賞にそれぞれ選ばれた。福岡市は「過去の調査が十分でなかった」と説明し、表彰状などを返還してもらうよう協議している[55]

企業からの評価

人事担当者からの評価

  • 2021年日本経済新聞社日経HRが実施した、「企業の人事担当者からみたイメージ調査」[56](全上場企業と一部有力未上場企業4,850社の人事担当者を対象に、2019年4月から2021年3月までの間に採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いた調査)において、同大学は、「全国総合」で788大学[57]中、第12位[56]にランキングされた。

出世力

ダイヤモンド社の2006年年9月23日発行のビジネス誌「週刊ダイヤモンド」94巻36号(通巻4147号)「出世できる大学」と題された特集の出世力ランキング(日本の全上場企業3,800社余の代表取締役を全調査[58][59][60])で、同大学は、2006年時点で存在する744大学[61]中第8位[62]にランキングされた。


脚注

注釈

  1. ^ 1977年(昭和52年)11月29日に将来計画小委員会により『九州大学学際大学院構想について』が評議会に提出され、翌1978年(昭和53年)1月17日に同構想が承認されている[1]
  2. ^ 九大生有志が設立したNPO法人。
  3. ^ 情報科学(I)と電気電子工学(E)
  4. ^ プロ野球球団の「広島東洋カープ」とは無関係

出典

  1. ^ 九州大学年表 (昭和45年 - 昭和54年)[リンク切れ]
  2. ^ 九州大学大学院医学府長挨拶(2018年2月7日閲覧)
  3. ^ 朝日新聞 国公立大学進学のすすめ 九州大学(2018年2月7日閲覧)
  4. ^ 九州大学医学部で火事『東京日日新聞』大正14年9月10日(『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p66 大正ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  5. ^ 岩波書店編集部 編『近代日本総合年表 第四版』岩波書店、2001年11月26日、375頁。ISBN 4-00-022512-X 
  6. ^ 他学部の研究費で復旧 封鎖で荒廃の教養部『朝日新聞』1970年(昭和45年)1月21日 12版 15面
  7. ^ 九大医学部に機動隊『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月18日夕刊 3版 10面
  8. ^ 九州大学本部の移転について』(プレスリリース)九州大学、2014年3月24日http://www.kyushu-u.ac.jp/notice/index_read.php?kind=&S_Category=&S_Page=&S_View=&word=&page=&B_Code=5817 
  9. ^ 移転スケジュール 平成27年4月1日
  10. ^ 江口悟、松本真弥 (2024年4月18日). “九大箱崎キャンパス跡地、住商・JR九州など開発へ 光技術を実用化”. 朝日新聞デジタル. https://digital.asahi.com/articles/ASS4L424XS4LULFA022M.html 2024年4月20日閲覧。 
  11. ^ 百周年の窓 > 九大歌集 九州大学
  12. ^ a b 九州大学シンボルロゴについて 九州大学
  13. ^ 九州大学特別限定醸造酒「九州大吟醸」 大学ブランドグッズ 九州大学
  14. ^ 杉能舎
  15. ^ 九州大吟醸
  16. ^ 『九大広報』24号4ページ
  17. ^ 『九大広報』第二十四号のインタビュー記事「九大人」より。
  18. ^ 『九大広報』No.19シリーズ「九大人」植木とみ子
  19. ^ 「さよなら六本松 九大と私」〈5〉菓子メーカー社長 森恍次郎さん いも九精神 受け継いで[リンク切れ]
  20. ^ 芋麹仕込芋焼酎原酒「いも九」 大学ブランドグッズ 九州大学
  21. ^ 卒業式と入学式限定「九大通りもん」 50円は寄付に朝日新聞』2017年4月3日
  22. ^ a b 九州大学学則(最終改正:2021年3月25日)」(PDF)、2021年4月9日閲覧 
  23. ^ 九州大学学部通則(最終改正:2021年3月25日)」(PDF)、2021年4月9日閲覧 第4条別表を参照。
  24. ^ a b c d 九州大学文学部規則 (PDF) 九州大学
  25. ^ 2021.4九州大学工学部が新しく生まれ変わります。」(PDF)、2021年4月9日閲覧 
  26. ^ a b c d 九州大学農学部規則 (PDF) 九州大学
  27. ^ 九州大学大学院通則(最終改正:2021年3月25日)」(PDF)、2021年4月9日閲覧 第6条別表1~3を参照。
  28. ^ 九州大学高等研究院の設立及び九州大学特別主幹教授制度の制定について」(PDF)『九州大学プレスリリース』、九州大学広報室、2009年10月20日、2021年4月9日閲覧 
  29. ^ エネルギー基盤技術国際教育研究センター”. 九州大学. 2019年10月17日閲覧。[リンク切れ]
  30. ^ グリーンテクノロジー研究教育センター”. 九州大学. 2019年10月17日閲覧。
  31. ^ 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI) 文部科学省
  32. ^ 21世紀プログラム 九州大学
  33. ^ 共創学部 九州大学
  34. ^ 合田研究室 九州大学大学院 電気エネルギー環境工学講座(九州電力寄附講座)
  35. ^ 就職情報室 九州大学
  36. ^ 就職相談 九州大学
  37. ^ 東京オフィスでの相談 九州大学
  38. ^ 九大祭/芸工祭 九州大学
  39. ^ 『九州大学新聞』第540号 九州大学新聞部、1966年4月25日
  40. ^ 『九州大学新聞』第689号 九州大学新聞部、1975年10月25日
  41. ^ 第68回九大祭(伊都地区)の開催 (PDF) 九州大学
  42. ^ 歴代総長”. 九州大学. 2022年3月27日閲覧。
  43. ^ a b c d e f g h i j k l 2016年度 九州大学概要 (PDF) 九州大学
  44. ^ https://www.ieng.kyushu-u.ac.jp/
  45. ^ 「九大六本松キャンパスの象徴、旧本館解体始まる」読売新聞』(九州発)2011年1月22日
  46. ^ 九州大学箱崎キャンパス跡地利用計画 (PDF) p.39
  47. ^ 「九大箱崎キャンパスの門を閉鎖」NHK 2018年10月1日 同日閲覧
  48. ^ 九大箱崎キャンパス跡地再開発で説明会~URが新たに道路や自転車レーン整備へ(2020.8.31) [1]
  49. ^ 福岡市「九州大学箱崎キャンパス跡地のまちづくり」 [2]
  50. ^ 九州大学西新プラザ
  51. ^ 九州大学と台湾の大学 半導体分野で共同研究室設置へ(2024年06月28日)
  52. ^ 国立陽明交通大学と共同研究室設置に関する覚書調印式を開催(2024年07月11日)
  53. ^ 九州大学 学術研究・産学官連携本部(2020年3月25日閲覧)
  54. ^ 理学部数学科における平成24年度一般入試(後期日程)の変更について”. 2011年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月8日閲覧。 九州大学プレスリリース 2011年5月19日
  55. ^ 「九大CARP」の表彰取り消し 福岡市、宗教団体と判断(2022年8月21日閲覧)
  56. ^ a b 《日経HR》企業の人事担当者から見た大学イメージ調査 『就職力ランキング』”. 2021年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ2021年7月18日閲覧。
  57. ^ 日本の大学数 2021年度は788大学」(PDF)『今月の視点』第172号、旺文社 教育情報センター、2021年4月1日、2021年7月18日閲覧 
  58. ^ 小樽ジャーナル
  59. ^ 週間ダイヤモンド「大学出世ランキング」
  60. ^ 週刊ダイヤモンド「出世できる大学」 神戸商科大学は5位、大阪市立大学は27位 大阪府立大学は14位
  61. ^ 大学数・学生数|国立大学協会
  62. ^ 出世できる大学ランキング 週間ダイヤモンド「大学出世ランキング」 2024年4月閲覧

関連文献

関連項目

関連企業

Wiki関係他プロジェクトリンク

外部リンク

座標: 北緯33度35分44.6秒 東経130度13分4秒 / 北緯33.595722度 東経130.21778度 / 33.595722; 130.21778