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高知県立大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高知県立大学
本部(池キャンパス)
地図
高知県立大学の位置(高知県内)
高知県立大学
高知県立大学 (高知県)
高知県立大学の位置(日本内)
高知県立大学
高知県立大学 (日本)
大学設置 1949年
創立 1944年
学校種別 公立
設置者 高知県公立大学法人
本部所在地 高知県高知市池2751番地1
キャンパス 永国寺キャンパス
池キャンパス
学部 文化学部
社会福祉学部
看護学部
健康栄養学部
研究科 看護学研究科
人間生活学研究科
健康生活科学研究科
ウェブサイト https://www.u-kochi.ac.jp/
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高知県立大学(こうちけんりつだいがく、英語: University of Kochi)は、高知県高知市池に本部を置く公立大学。大学の略称は県大

沿革

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当大学は、1944年に設立した高知県立女子医学専門学校を起源とする。女子医学専門学校は、第二次世界大戦後のGHQによる審査で存続不可の判定を受け、それに代わる教育機関として、高知県立女子専門学校が設立された。女子専門学校は、1949年に新制大学である高知女子大学へと移行し、女子のための高等教育機関として歴史を歩んだ。2011年に男女共学化により高知県立大学に改称され、高知県内の高等教育機関として存続している。

年表

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  • 1944年12月29日 - 高知県立女子医学専門学校設立認可[1]
  • 1947年3月31日 - 高知県立女子医学専門学校廃校[2]。高知県立女子専門学校(旧制女子専門学校)設立認可。生活科、生物科、英文科を設置する[3]
  • 1949年2月21日- 高知県立女子専門学校を母体とし、高知女子大学(家政学部生活科学科)設立認可[4]
  • 1952年2月20日 - 家政学部に看護学科増設認可
  • 1956年3月1日 -文学部(国文学科・英文学科)増設認可
  • 1964年4月1日 - 家政学部生活科学科を家政学科・食物栄養学科・生活理学科に改称
  • 1972年7月1日 - 高知市高知街地区の住居表示実施により所在地が高知市北与力町1番地から高知市永国寺町5番15号に変更となる。
  • 1998年4月 - 家政学部、文学部を生活科学部、文化学部に改組し、看護学部、社会福祉学部、大学院看護学研究科(修士課程)を新設
  • 1998年10月 - 米国マサチューセッツ州エルムズ大学と国際交流協定締結。保育短期大学部を廃止。
  • 2000年1月 - 米国オレゴンヘルスサイエンス大学と国際交流協定締結
  • 2001年
    • 2月 中国華中師範大学と国際交流協定締結
    • 4月 大学院人間生活学研究科(修士課程)および健康生活科学研究科(博士後期課程)を設置
  • 2003年4月 - 管理栄養士養成施設として認可
  • 2006年11月 北京聯合大学游学院と国際交流協定締結
  • 2007年1月 文藻外語学院と国際交流協定締結
  • 2008年7月 カリフォルニア州立大学ノースリッジ校と国際交流協定締結
  • 2009年6月4日 2011年4月から、保健・福祉分野を希望する男子学生への門戸開放や、県内高校生の進学機会の確保を目的として、男女共学にすると発表。その後大学名は高知県立大学に変更すると発表。
  • 2010年4月1日 大学本部を高知市池2751番地1に移転。生活科学部健康栄養学科を健康栄養学部健康栄養学科に改組
  • 2011年4月1日 校名を高知県立大学に変更、男女共学化、公立大学法人化。共学化初年度の入学生は295人中29人が男子だった[5]
  • 2014年
    • 3月31日 生活科学部を廃止
  • 4月1日 大学院健康生活科学研究科(博士後期課程)を看護学研究科(博士後期課程)と人間生活学研究科(博士後期課程)に再編するとともに,看護学研究科共同災害看護学専攻(博士課程[一貫課程])を設置
  • 2015年4月1日 - 永国寺キャンパスに教育研究棟(高知工科大学と共用)を新設整備。法人本部を永国寺キャンパスに移転。文化学部に文化総合系(夜間)を新設。
  • 2017年3月 - 永国寺キャンパスに新図書館,体育館(いずれも高知工科大学と共用)を新設整備

基礎データ

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所在地

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  • 池キャンパス(高知県高知市池2751-1)
  • 永国寺キャンパス(高知県高知市永国寺町2-22)

象徴

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教育および研究

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組織

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学部

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大学院

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教育

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学内奨学金

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学生生活

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大学関係者

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出身者

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高知女子大学

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施設

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キャンパス

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池キャンパス

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  • 使用学部:看護学部、社会福祉学部、健康栄養学部
  • 使用研究科:大学院看護学研究科、人間生活学研究科
  • 使用附属施設:健康管理センター、図書館など
  • 交通アクセス:土讃線高知駅からとさでん交通「高知医療センター経由高知県立大学行き」または「高知医療センター・高知県立大学経由望海ヶ丘行き」バスで30分「高知県立大学」バス停下車(北緯33度31分50秒 東経133度34分59.3秒

永国寺キャンパス

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永国寺キャンパス

対外関係

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国内・学術交流等協定校

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国際・学術交流等協定校

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社会との関わり

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不祥事

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  • 高知新聞等によると、2014~16年度中、永国寺キャンパスの図書館が昨春新設される際、旧館よりも建物が小さいため全ての蔵書を引き継げないとして、3万8132冊[9]に及ぶ図書や雑誌を焼却処分にしていたことが明らかになった。そのうち6659冊は複本がなく、今回の焼却処分で同大図書館からは完全に失われた[9][10]


脚注

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注釈

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  1. ^
    • 平成26年度までの学生
      • 文学専修
      • 文化創造専修
      • 言語コミュニケーション専修

出典

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  1. ^ “文部省告示第2号”. 官報 5389号. (1945年1月4日). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2961892 2014年5月24日閲覧。 
  2. ^ “文部省告示第41号”. 官報 6068号. (1947年4月9日). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2962582 2014年5月24日閲覧。 
  3. ^ “文部省告示第42号”. 官報 6068号. (1947年4月9日). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2962582 2014年5月24日閲覧。 
  4. ^ “文部省告示第41号”. 官報 6679号. (1949年4月20日). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2962582 2014年5月24日閲覧。 
  5. ^ 高知県立大に1期生295人”. 高知新聞 (2011年4月10日). 2012年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月24日閲覧。
  6. ^ 平成26年度奨学生募集について 高知女子大学看護学会奨学基金
  7. ^ 日本学生支援機構奨学金制度
  8. ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
  9. ^ a b 高知県立大学が蔵書3万8000冊を焼却。譲渡や売却は考えなかったのか?図書館の担当者に聞いた”. FNNプライムオンライン. 2021年1月23日閲覧。
  10. ^ 高知県立大学で蔵書3万8000冊焼却 貴重な郷土本、絶版本多数”. 高知新聞 (2018年8月17日). 2022年3月10日閲覧。

Wiki関係他プロジェクトリンク

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外部リンク

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座標: 北緯33度31分50秒 東経133度34分59.3秒 / 北緯33.53056度 東経133.583139度 / 33.53056; 133.583139