岐阜聖徳学園大学短期大学部
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岐阜聖徳学園大学短期大学部[注 1] | |
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大学設置/創立 | 1966年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人聖徳学園 |
本部所在地 | 岐阜県岐阜市中鶉1-38 |
学部 | 幼児教育学科[注 2] |
研究科 | なし |
ウェブサイト | http://www.shotoku.ac.jp/tanki/ |
岐阜聖徳学園大学短期大学部[注 1](ぎふしょうとくがくえんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Gifu Shotoku Gakuen Junior College[1])は、岐阜県岐阜市中鶉1-38に本部を置く日本の私立大学。1966年創立、1966年大学設置。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 岐阜県岐阜市に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人聖徳学園[1]。
- 1966年に岐阜南女子短期大学として開学。その後は、二度に亙る学名変更を経て、1998年度より共学化された。
- かつては複数の学科を擁していたが、最終的には1学科体制に短縮。
- 2024年度の入学生を最後に[注釈 1]、短期大学としての使命を終えることが決まった。
- なお、千葉県の聖徳大学や聖徳大学短期大学部を運営する学校法人東京聖徳学園とは関係ない。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部は、聖徳太子の十七条憲法にある「和をもって貴しとなす」の『和』が建学の精神となっている。
教育および研究
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部には一般教育科目として「宗教学」が全学科・専攻・コースにおいて設置されている。
- 幼児教育学科では、系列の幼稚園での教育実習が行われている。
- オーストラリアでの研修が行われている。
学風および特色
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部は聖徳太子の仏教思想に基づいた教育が行われている。「報恩講の集い」や「物故者追悼法要」なる宗教行事がある。なお、報恩講は親鸞上人による教えをもとにしたものとなっている。
- 岐阜県の短大では唯一養護教諭を養成する課程が置かれていた。
- 近年では、稀に見る通学課程における勤労学生の姿が見受けられる(三部があるため)。
沿革
[編集]- 1966年
- 1967年
- 1968年
- 1969年
- 1970年
- 1971年
- 1972年
- 1973年
- 1974年
- 1975年
- 1978年
- 1984年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2002年
- 2016年
- 2024年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 岐阜県岐阜市中鶉1-38
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- ホームページほか右記資料も参照のこと[注 35]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]学科の変遷
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- 幼稚園教諭二種免許状:幼児教育学科(第一部・第三部)にそれぞれ設置されている[注 38]。
- 養護教諭二種免許状:生活学科生活学専攻養護教諭コースにて設置されていた[82]。
- 栄養教諭二種免許状:生活学科食物栄養専攻にて設置されていた[82]。
- 中学校教諭二種免許状
- 小学校教諭二級免許状:かつての初等教育学科にて設置されていた[注 39]。
研究
[編集]- 『聖徳学園女子短期大学紀要』[86]
- 『児童文化人形劇発表会人形劇脚本集』岐阜聖徳学園短期大学部幼児教育学科・児童文化受講学生一同[87]
- 聖徳学園女子短期大学幼児教育学科/編『児童文化研究発表会 人形劇脚本集 36』聖徳学園女子短期大学[88]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部の学園祭は「クレマチス祭」と呼ばれ毎年、概ね10月に行われている。
スポーツ
[編集]- 岐阜県私立短期大学体育大会・全国短期大学体育大会へ参加している。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部は、地域における122ある幼稚園・保育園とのネットワーク組織である「聖徳会」に属している。
大学関係者一覧
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大学関係者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 岐阜聖徳学園大学短期大学部は、1998年における学名変更の際、キャンパスの多くを新築している。なお、現在では敷地内に以下の施設が立地している。
- 学生会館
- 学生会館
- 売店
- 1号館
- 2号館
- 3号館
- 4号館:図書館がある。
- 集団給食実習館
- 講堂・体育館
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]国内大学
[編集]関係校
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 地域の幼稚園や保育園における関係者らが集まって「岐阜保育研究大会」なるイベントを催している。
卒業後の進路について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- 全学科含めて、岐阜聖徳学園大学ほか龍谷大学等への編入学者がいる。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 令和7年度より学生募集停止[2][3]。
- ^ a b c 入学定員50名。ほか右記資料も参照のこと[7]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br 女のみ
- ^ a b 表記なし
- ^ a b 右記資料も参照のこと[15]。
- ^ a b c d e f g h 項目なしのため、学生数不明。
- ^ a b c 第三部の総定員600名を含む
- ^ a b c d e f g h i j k l 学生数の記載なし
- ^ a b 最終募集となった1997年における体制[77][78]。
補足
[編集]- ^ 聖徳学園女子短期大学含む。
- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[4][5]
- ^ 出典[6]。昭和31年と誤植あり。
- ^ 出典[9][10]。昨年度の資料[7]及び本年度のそれ[11]も其々参照のこと。
- ^ 出典[13][14]。
- ^ 第三部の総定員200名を含む
- ^ 出典[17][18]
- ^ 右記資料も参照のこと[20][21]。
- ^ 昨年度の資料[17]及び本年度のそれ[19]とを見比べた結果から。
- ^ 第三部の総定員500名を含む
- ^ 昭和47年度より学生募集停止[23][24]。
- ^ 出典[28]。昨年度の資料[29]及び本年度のそれ[30]も其々参照のこと。
- ^ 第三部の学生総数400名を含む。
- ^ 出典[32]。昨年度の資料[33]及び本年度のそれ[34]も其々参照のこと。
- ^ 第三部の総定員350名を含む
- ^ 出典[36][37][38]。昨年度の資料[39]及び本年度のそれ[40]も其々参照のこと。
- ^ 出典[43][44]。昨年度の資料[45]及び本年度のそれ[46]も其々参照のこと。
- ^ 出典[47]。年度別の資料を見比べた結果、左記資料では家政学科の第一部及び第三部の学生総数が入れ替わって記載されていることが判る。
- ^ 出典[50]。前年度の資料を最後に[51]、今年度より記載がない[52]。
- ^ 出典[50]。昨年度の資料[51]及び本年度のそれ[52]も其々参照のこと。
- ^ 家政専攻
- ^ 右記資料も参照のこと[56]。
- ^ 出典[55]。昨年度の資料[57]及び本年度のそれ[56]も其々参照のこと。
- ^ なお右記資料では、年度別の文献を見比べた結果、家政学科及び幼児教育学科の各三部における学生総数があべこべになっていると見て取れる[58]。うち1回生 729[59]
- ^ 平成10年度より学生募集停止[61][62]。
- ^ 男女共学とする。
- ^ 前年度以前の家政学科家政専攻における入学定員
- ^ うち男2
- ^ うち男3
- ^ うち男5
- ^ うち男16
- ^ 出典[69][70]。
- ^ 出典[71][72]。
- ^ 出典[74]。なお1988年度における右記資料には、学生募集を停止したことを示す記載がない[51]。
- ^ 最終募集となった1971年における体制[75][76]。
- ^ 過去にあった第二部[79][80]・初等教育学科[81]にも設置されていた
- ^ 出典[84][81][85]。
出典
[編集]- ^ a b c d 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
- ^ “岐阜聖徳学園大短大部が閉校へ 保育士志望の学生減少などで”. 毎日新聞. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “岐阜聖徳学園大学|岐阜聖徳学園大学短期大学部”. www.shotoku.ac.jp. 2023年4月20日閲覧。
- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 学校法人名簿 昭和58年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
- ^ a b 短期大学教育 (20)より。
- ^ 文部省'66, p. 35.
- ^ a b 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (22)より。
- ^ 短期大学教育 (22)より。
- ^ 文部省'67, p. 35.
- ^ 大学資料 (27)より。
- ^ 文部省学術局'1968.
- ^ 短期大学教育 (24)より。
- ^ 文部省'68, p. 38.
- ^ a b 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (31)より。
- ^ a b 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (35)より。
- ^ 短期大学教育 (28)より。
- ^ 文部省'70, p. 38.
- ^ 短期大学一覧 昭和47年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (30)より。
- ^ 文部省'71, p. 38.
- ^ 文部省'72, p. 40.
- ^ 文部省'73, p. 41.
- ^ a b 短期大学一覧 昭和49年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (31)より。
- ^ 短期大学教育 (32)より。
- ^ 文部省'75, p. 45.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1978.
- ^ 短期大学教育 (35)より。
- ^ 短期大学教育 (36)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
- ^ 大学資料 (91)より。
- ^ 短期大学教育 (40)より。
- ^ 短期大学教育 (41)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
- ^ 文部省'85, p. 58.
- ^ 文教協会'1986.
- ^ 大学資料 (99)より。
- ^ 短期大学教育 (42)より。
- ^ 短期大学教育 (43)より。
- ^ 文部省'86, p. 58.
- ^ 文部省'87, p. 60.
- ^ 文部省'88, p. 63.
- ^ a b 文教協会'1989.
- ^ a b c 短期大学教育 (45)より。
- ^ a b 短期大学教育 (46)より。
- ^ 文部省'89, p. 65.
- ^ 文部省'91, p. 67.
- ^ a b 文教協会'1992.
- ^ a b 短期大学教育 (49)より。
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'92, p. 68-69.
- ^ a b 旺文社'1992.9, p. 306.
- ^ 文部省'93, p. 71.
- ^ a b 文教協会'1998.
- ^ 大学資料 (137)より。
- ^ 文部省'97, p. 78-79.
- ^ 文部省'98, p. 69.
- ^ 文部省'99, p. 72.
- ^ 文教協会'2000.
- ^ a b 文教協会'2001.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ 文教協会'2016.
- ^ 地域科学研究会'2017.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 196.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 202.
- ^ a b 文教協会'2011, p. 95.
- ^ 文教協会'1987, p. 90.
- ^ 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (29)より。
- ^ 文教協会'1997.
- ^ 旺文社'1996.9.
- ^ 晶文社'1985.
- ^ 第一法規出版'1984.9.
- ^ a b 梧桐書院'1970.8.
- ^ a b c 晶文社'05.
- ^ 旺文社'2000.05, p. 290.
- ^ 廣潤社'1970.9.
- ^ 晶文社'1970.6.
- ^ 聖徳学園女子短期大学紀要より。
- ^ 児童文化人形劇発表会人形劇脚本集より。
- ^ 児童文化研究発表会 人形劇脚本集 36より。
- ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
参考文献
[編集]教員養成機関
[編集]- 全国高等学校長協会/編『教員養成課程認定大学短期大学等総覧』第一法規出版 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和42年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和43年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和44年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和46年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和47年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和48年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和49年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和51年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1990年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1994年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1998年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1999年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和43年度』文部省大学学術局技術教育課 。
- 文部省『短期大学一覧 昭和53年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 昭和61年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和62年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成元年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成4年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成10年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成23年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成28年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部科学省『全国短期大学一覧 平成29年度』地域科学研究会 高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和5年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社編集部『全国短期大学受験案内 昭和46年度用』晶文社 。
- 晶文社編集部/編『全国短期大学受験案内 昭和61年度用』晶文社編集部 。
- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2006年度用』晶文社出版 。
全国短期大学受験要覧(廣潤社)
[編集]- 広潤社編集部『全国短期大学受験要覧 昭和46年版』廣潤社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 昭和46年版』梧桐書院 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'97年 平成9 年入試受験用』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。