井坂圭一良
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井坂 圭一良(いさか けいいちろう、1900年〈明治33年〉5月31日[1] - 1945年〈昭和20年〉[2])は、昭和時代前期の朝鮮総督府官僚。平安南道知事。
経歴
[編集]井坂圭松の子として北海道に生まれる[1]。九州帝国大学を経て、1926年(大正15年)東京帝国大学経済学部を卒業する[1]。この間、1924年(大正13年)に高等試験に合格した[1]。朝鮮総督府に奉職し、殖産局属、慶尚南道属を経て、1928年(昭和3年)総督府事務官内務局勤務に転じた[1]。ついで全羅北道、平安南道各警察部長、総督官房文書課長兼国勢調査課長、殖産局商工課長兼企画部第三課長、商工第一課長兼物資調整第二課長、総督官房審議室勤務兼東京事務所長などを経て[1]、1944年(昭和19年)9月、平安南道知事に就任した[3]。在任中に死去した[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 秦郁彦『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』東京大学出版会、1981年。